2021年4月10日土曜日

どうでもいいはなし(ストラクチャ・ハッキング

最高難度のハッキングと言えばレッドハックです。

プローブで特定するのが一番難しいスーペリア・スリーパーキャッシュやサイレントバトルグランド等のデータやレリックコンテナに多数含まれるレッドハック。
実はこれよりも難しい最高難度のハッキングというものが存在します。

大げさな感じですけどハイセクにもあるアイツをハックすればいいだけで、やったところで良いことは特に無く、ただの腕試しです。(暇つぶしとも)


【ハッキング難度】

ハッキングの難度はシステムコアの強さから4段階に分類できます。


左から、耐久値50の緑(最弱)、耐久値70の緑(弱)、イエローハック(並み)、レッドハック(強)。

また、システムコアが強くなるほど邪魔してくる防衛サブシステムの種類が増えていきます。


左から、ファイアウォール(ちょいワル)、アンチウイルス(ワル)、復元ノード(悪)、ウイルスサプレッサー(極悪)。
ハッキングが難しくなるにつれてサブシステムの種類が増えるだけでなく、それぞれがより強力になります。
※システムコアとサブシステムの強さと組み合わせからハッキング難度を細かく刻むと8段階(あるいは9段階)に分類できるらしい?
ヌルやWHでハッキングサイトを攻略していると全種類のサブシステムを引き連れたレッドコアが度々登場するわけですが、さらに上を行くスーパーレッド(一般的に何と呼ばれているか不明)が存在し、誰でも簡単にアクセスできる意外と身近な所にあったりします。


コイツが登場するのがストラクチャ・ハッキングです。


【ストラクチャ・ハッキング】

ストラクチャ・ハッキングは私のようなソロプレイヤーにはなじみがないと言うか何の役にも立たないものなので知らない方も多いと思いますが、戦争をする組織に所属していれば知っていて当然、くらいのものです。(たぶんですけど、こんな感じですよね?)

プレイヤーが製造・設置できるステーション(アップウェル・ストラクチャ)を破壊するには、シールドを破壊してからアーマーに攻撃、またアーマーを破壊してからハルに攻撃できるようになるまで無敵時間があります。

この「無敵時間が終了するのはいつか」を調べることができるのがストラクチャ・ハッキングです。


【やり方】

方法は簡単で、データアナライザーかレリックアナライザー(どちらでも可)を装備した船に乗り、

アップウェルストラクチャに横付け→ロックオン→アナライザー起動→ハック

ハックが成功すれば下のような結果が得られます。


ゲーム内時間で「18時(±3時間の誤差あり)に無敵時間が終了しますよ」の意。
以前は曜日も分かったはずですが、現在は大雑把な時間しか分からないみたいです。

この情報がどれくらい重要かは分かりません。
曜日が不明では情報不足だし、シールドを飛ばしたら起動するタイマーから無敵時間が終了する正確な日時が分かると思うので重要度は低そう?

この操作をキープスターかソティヨにすればゲーム内で最高レベルのハッキングに挑戦できます。
※ハッキングに失敗してもペナルティ無し


【ストラクチャの規模とハッキング難度】

ストラクチャの大きさによってハッキング難度が違います。

Mサイズ / アシュトラハス Astrahus、ライタル Raitaru、アサノア Athanor:イエローハック
Lサイズ / フォータイザー Fortizar、アズベル Azbel、タタラ Tatara:レッドハック
XLサイズ / キープスター Keepstar、ソティヨ Sotiyo:スーパーレッド


【一人でできるもん】

だからどうした、とかなんとか、特に無いですけど、これならエシュロンでも一人でできることに気が付いたのでついでにストラクチャハッキングについて書くことにした、それだけです。

「WHでスリーパーに攻撃されない」という唯一無二の特殊性能を持つ相棒のゼファーに、エシュロンは若干引け目を感じているのではと個人的に思っていました。
ストラクチャハッキングなら誰の手も借りずにエシュロン単騎で実行できる!
そんな感じです。


ストラクチャハッキングはヌルやWHのハッキングサイトに挑戦する前の予習として良いかもしれません。
まだT2アナライザーを使えない段階でイエローハックやレッドハックをT1アナライザーでどれだけこなせるかとか、雰囲気が分かっているだけでも本番で上手くできると思います。

一度ハックしたストラクチャに再度アナライザーを使用してもハッキング結果が再表示されるだけですが、一定の時間を空けると再ハックできます。
ペリメターに行けば無限にストラクチャハックできる!


【ウイルス強度の最大値】

ウイルス強度はハッキングミニゲームにおける攻撃力みたいなやつです。

この値は主にシップボーナスとアナライザーの性能で決まるので、T2アナライザー装備のT1探索艦で35、同じくT2アナライザー装備のコバートオプスやアステロ等のSOE艦で40のウイルス強度になります。
ウイルス強度はスキルや他の装備品で強化できません。
※T3巡洋艦はサブシステムでコバートオプスと同等にすることができます。

どんなに難しいハッキングでも強度35あれば楽にこなせるようになるので知らなくて困ることはないと思いますが、各WIKIをざっと見たところ最大ウイルス強度にすることについて具体的に書いてあるものが無かった(見落としていたらすみません)ので書いておきます。

インプラントのブラックグラス(Neural Lace 'Blackglass' Net Intrusion)と統合アナライザー(1つでデータとレリック兼用)のゼウグマ(Zeugma Integrated Analyzer)を組み合わせることで、ウイルス強度が最大値になります。
※たぶんこれ以上ウイルス強度を上げる物はないはず。

各アナライザーのウイルス強度/ウイルスコヒーレンス(最大スキル時)/ユーティリティスロット(アイテムを保持できる最大数)は、

20 /   90 / 3:T1アナライザー
30 / 110 / 3:T2アナライザー
26 / 126 / 2:フロストライン(Frostline)
20 / 120 / 1:リガチャー(ligature)
30 / 130 / 1:ゼウグマ(Zeugma)

ブラックグラスはスロット9に挿すインプラントで、コヒーレンスを-40してしまう代わりにデータアナライザーの強度を+20します。
この効果は統合型のアナライザーに対して、データだけでなくレリックのウイルス強度も増加させます。

つまり、ゼウグマとブラックグラスを併用することでデータとレリックの両方の強度が50になります。
コバートオプスやSOE艦にFitすれば60になり、これが最大ウイルス強度です。
この強度になるとハッキングの腕とか関係なしに、スーパーレッドだろうと闇雲にクリックしてもハックできてしまいます。

じゃあT2やめてこれで良くね?となるかというと、そうでもなくて。
現在のJita価格でゼウグマが180M、ブラックグラスが90Mくらいするので、T2アナライザーで余裕でハックできるなら、これらの高額品を採用する価値はないですね。

実際に使用しているプレイヤーをフォーラムやら動画サイトなどで見た感じでは、下手なのを金の力で補うか、絶対に失敗できないハッキング?のためとかそんな感じでした。
ほとんどの場合コヒーレンスやスキャン系の高額インプラントなんかも挿しまくりで、インプラントだけでT2フル装備のヘロンを50機買ってもお釣りがある金額になっていたり。
少なくとも2つの意味でヤベェと思いました。

使用するならPVPの腕が十分にないとロスのリスクが高すぎるので注意です。
私が見た限りでは「殺されない」もしくは「襲われても返り討ちにできる」くらい実力のあるプレイヤーが多い印象でした。


【圧倒的性能バフ】

ゼウグマ・ブラックグラスセットとその他ハッキング、スキャン系インプラントを明らかに使用したパイロットをゲーム内で確認できたのは一度だけです。

先の冬イベントのデーターサイト攻略中でした。

ローセクではイベントデータサイトが1つのシステムに3つだか4つあって、攻略後同システム内に短時間で再発生し、サイト内にはハッキングコンテナが1つしかなかったのでスピードスキャンとスピードハックが物を言う状況でした。

競合した中に推定で私と同じくらいの練度のプレイヤーがいました。

「同じくらい」と判断した理由は、スキャンについては操作の速度がほぼ同じだったからです。
インプラントを使っていると思ったのは、サイトを特定するのにスキャンの回数が私より1回少なかったのが理由でした。
スキャン開始直後にプローブがスキャン位置にワープする際、Dスキャンからプローブが消えます。
Dスキャンを連発し、相手のプローブが消えた回数をカウントすることで何回スキャンしたか分かります。
この1回分のスキャンの差はFitだけでは到達できないものだったので、最高グレードでないにしてもスキャン強化系のインプラントを使用しているようでした。

ハッキングスピードに関しては、ハッキング開始のタイミングをサイトへのピンポイントDスキャンに相手の船が映ったタイミングから推測しました。
何度かハック完了までの時間を計っているうちに、T2アナライザーで可能なスピードハックの限界を超えていると思いました。
プレイヤーの直近のロスをゼッキルで調べると、ゼウグマFitのアステロだったことも根拠になっています。
アステロのFitは高速スキャン、高速アライン、高速ワープ、高速ハックのスピード攻略に振り切ったものでした。

私は全く歯が立たなかったので取っておいたスキルポイントでスキャン強度とスキャン速度のスキルをその場でそれぞれ1レベルあげましたが、それでも相手と同時にサイトへ到着するには15~20秒遅く、どう頑張っても私がサイトへ着く頃にはハックを完了してワープ態勢に入っている速さです。

スキャンやハッキング系の高額インプラントは下手なプレイヤーが使用しても使っているのか分からない程度ですが、上手ければ鬼に金棒になる強力な物であることは間違いないようです。

10回くらい勝負しましたが完全敗北による全敗でした。
私と同格と書きましたが、捕まえられないほどスピード攻略に特化させたセンスとピーキーなFitのアステロを乗りこなす腕前は、控えめに見ても私より一段上のプレイヤーなので「同格」とは言えませんね。
久しぶりに一線を越えた領域に到達しつつあるパイロットを見ました。

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