2021年1月30日土曜日

Lv4ミッション入門

ボクは悪いローグドローンじゃないよ。ぷるぷる
でおなじみのJitaの穴っです!

Lv4ミッション入門とは言ってみたものの、私がミッションをやっていた頃から随分と時間が経っていて、今の流行りとかよく分からない状態なので参考になるか自信がありません。
記事を書くにあたって改めてLv4を一通りこなしてみたし、たぶんダイジョウブです。という感じです。

Lv3に引き続き、「Lv4ができるスタンディングになったけど戦艦に乗ったことがないし、何に乗れば良いのかよく分からない。」場合は参考になるかもしれません。

前提として、バーナーミッションは無視します。
ミッション名がAnomic(反社会的な、無秩序な)で始まるミッションです。
これは戦艦でできない特別ミッションで、依頼を連続で拒否してもスタンディングの低下は無く、通常ミッションを拒否すると発生する連続拒否ペナルティ時間もありません。
通常のミッションより難しく、無難に攻略するならものによっては今回お勧めの戦艦にかかる金額より高いFitのフリゲートを使うことになるので割愛します。

PVEとPVPの中間くらいの感じですが、それぞれのバーナーミッションのNPCに対応したFitでないと、PVPがいくら上手でもガチガチのタンクと高火力に轢き殺されることになります。
私は過去にドラミエルとデアデビルを間違えて誤Fitのネルガル(T2トリグラFG)を失いました。


【安定のプラクシス】

やたらとジョビ艦を推してしまっていますが、安いし使い勝手が良いから仕方がありません。

グノーシスと同様に、プラクシスもEVEバースディイベント期間に無料配布されるのが恒例になっているので、値段が高くなっている時期でも他のT1戦艦と比べてかなり安く購入できます。(今年ももらえるかどうか保証はありません)
Lv4ミッションで人気(だと思う)のレイブンやドミニクスの購入に必要なiskよりも、今回のお勧めプラクシスならフル装備とその他の便利アイテム込みでお釣りがあります。戦艦は高いですね。

プラクシスの良い所
スキルトレーニング無しでシップボーナスがフルで適用される。
ほとんどの武器に対してシップボーナスがある。
あらゆるFitが可能なスロット構成。
グノーシスと同じ様な立ち位置です。
まず初めに、で乗る戦艦として非常に優秀だと思います。
と言うか、私はLv4の通常ミッションでプラクシスしか乗ったことがありません。

Lv4で乗る船ならまずはT1戦艦で、スキルと所持金が充実してきたら海軍仕様やラトルスネーク、T3巡洋艦、人によってはT2戦艦のマローダー(ゴーレム等)に乗るようになるみたいです。
また、敵派閥や各ミッションの傾向に合わせてFitした複数の戦艦を用意している方もいます。
ハイセクではこれらの船を1ビリオンを軽く超えるようなFitにしてLv4を回しているプレイヤーが多い印象があります。
なので、↓この様になることがよくあります。

特に船代だけでビリオンになるマローダーで、コンバットプローブが飛んでいるのに気づかずにバスチョン※(バッション)させちゃったりしていると逃げようがないので、バカ高い棺桶に閉じ込められたまま念仏を唱えることになります。
強力な戦艦に乗りたくなるのは健全な欲求ですが、「ハイセクでミッションしているだけだから安全」という思い込みの修正と、危機回避できる知識と技術が身に着くまでは、控えめな船で十分な性能を目指すのが最上の選択だと思います。
※マローダーシリーズの戦艦はバスチョンモジュール(Bastion Module)を起動させることで固定砲台と化し、移動能力を失う代わりに攻守を強烈にブーストします。バスチョン中はフリートを組んでいたとしても味方からの支援(リモートリペア等)を受け付けなくなり、モジュールを切ってサイクルが終了するまで移動もワープもできません。
ということでプラクシスがお勧めですが、気に入った船に乗るのが一番楽しいと思うので「これくらいのスペックがあれば良い」という参考にしていただければと思います。


【プラクシスFit例】

基本Fit例

Lv3ミッション入門で書いたグノーシスと同様に、状況に合わせてモジュールを切り替えるのが前提のFitです。
まずはDPSよりタンクを優先した方が良いのも同様です。
グノーシスと説明が被る部分はある程度端折りますので、書いていないところは察してください。

クルーズミサイルランチャー
Lv4では100km前後にスポーンする敵が多くなるのと、戦艦が多数出現するミッションが結構あるので、ヘビーミサイルより長射程のクルーズミサイルが無難な選択だと思います。
クルーズミサイルの欠点はヘビーミサイルよりも小型の敵にダメージが通りにくくなることです。
巡洋戦艦サイズまではまずまずの効果がありますが、巡洋艦サイズになると残念なダメージになります。
なので、サイトに腰を据えたら小型の敵にもダメージの通りを良くするモジュールに換装してクルーズミサイルを効果的に使えるようにします。(後述)
ミサイル系のダメージ計算等の解説は、B-OSP EVEONLINE WIKI(FITガイド・ミサイルランチャー(Missile Launchers)の基礎)で確認してください。

マイクロワープドライブ(MWD)
今回もMWDは移動が必要な時のみオンラインにして、不要ならオフラインにします。
理由は前回の記事のグノーシスと同様です。
鈍足の戦艦でもMWDなら我慢できる速度で移動できると思います。
CPUが厳しい場合はFit要件が軽い「500M Y-TB」にします。
こちらはキャパシタへのペナルティが重めですが、MWDを常時つけっぱなしにしないので問題ありません。

アーマーのレジ
全属性のレジがフラットなプラクシスに全属性タイプのレジモジュール2つと、ダメージ属性に合わせてある程度正確にレジを振り分けて強化してくれるリアクティブアーマーハードナーを採用しました。
敵の派閥ごとに対応する単属性のレジモジュールを組み合わせた方が効果的ですが、いちいち交換するのが面倒なのと、これでも十分タンク可能なので選択しました。

キャパシタ
MWDをオフラインにした状態で、ミッドスロットのキャップリチャージャーとリグのキャパシタコントロールサーキットでキャパシタが安定している必要があります。
リチャージャーを1つ大型キャップバッテリーⅡにした方がキャパシタに余裕ができると思うので、CPUやパワーグリッドが足りている場合は変更してください。
それでも安定しない場合は、バリスティックコントロールをキャパシタパワーリレーに変更します。
後述するFitでもキャパシタが安定している方が良いので、他のFitでもキャパシタ不足になるようならキャパシタ系のスキルトレーニングをする必要があります。

※キャップバッテリーはキャパシタへの攻撃(ニュートライザーやノスフェラトゥ)に耐性があります。ミッションでは強いニュートをするような敵はいないと思いますが、この様な性能があることを覚えておくと後々役に立つかもしれません。

ドローン
出現するNPC派閥に対応したドローンを、ミッションごとに積み替えるのが原則です。
今回は小型、中型、セントリードローンにしています。
セントリードローンは追跡速度(トラッキング)が遅いので、的が大きい戦艦相手でも近距離で動かれるとよく攻撃が外れます。それと、セントリードローンは動けないので、ドローンから離れてしまうと回収する時に近くに戻る必要があります。
その点ではヘビードローンの方が使い勝手が良いですが、ヘビードローンは移動速度が遅いので、遠くの敵に攻撃するまで結構な時間がかかります。
また、遠くへ出張中のヘビードローンが攻撃されると回収が間に合わないことが多いです。
総合すると、即攻撃(長射程)、即回収(ドローンから離れない場合)ができるセントリーが扱いやすいと思います。

ドローンが落とされることを前提に、それぞれのドローンの予備を積んであります。
予備を積まずに別のドローンを積んでもOKです。

ハイスロットの空きに積んであるドローンリンクオーグメンターは、セントリードローンが攻撃指示に従ってくれる範囲を延ばすためです。
※セントリードローンの射程圏内でも、ドローンコントロールレンジを超える距離にいるターゲットへの攻撃指示に応じてくれない。
これは他のドローンの制御範囲も広げますが、小型、中型のドローンでも遠くに派遣すると回収が間に合わなくなる可能性が高いので、どこまでなら落とされることなく回収可能か考えて使用してください。
感覚がある程度身についてスキルがそろったら、T2や海軍等のドローンを使って火力アップしてみましょう。

火力型Fit例
アーマーリペアを1つにしてバリスティック~で火力を上げます。
ターゲットペインターとミサイルガイダンスコンピュータで、クルーズミサイルでも巡洋艦に対してある程度ダメージが通るようになります。
ターゲットペインターは的を大きくする効果があるので、ドローンの攻撃も当たりやすくなります。
キャパシタに余裕があるならミッドスロットのキャップリチャージャーを別の物に換えるのもアリです。
接近してきた敵の速度を遅くするウェビファイアーやグラップラー、ドローンの性能を上げるモジュールも有効な選択肢です。

遠くの敵を攻撃したい時
Lv4では100km以上離れたところに敵がスポーンすることがあります。
向こうから近づいてくれればロックオンの範囲に入るまで待っていればいいですが、こちらが攻撃しないと反応してくれない敵グループがいるミッションもあるので、そんな時はミッドスロットのリチャージャーを1つセンサーブースターに換装し、ターゲットレンジスクリプトを突っ込みます。これでロックオン可能距離が延びるので、長距離ロックオンができます。
ミサイルの飛距離に関わる全スキルを修得済みであれば、ノーマルクルーズミサイルは148kmまで飛んで行くので、全Lv4ミッションで届かない敵はいません。
スキル不足でミサイルが届かない距離だったら、ミサイルガイダンスコンピュータのスクリプトをミサイルレンジスクリプトに切り替えて飛距離を延ばします。

タンクFit
アーマーリペアラーを3つにして、ミッドスロットを全てリチャージャー(一つ大型キャップバッテリーにするのがベター)にします。
高火力になるミッションになると、次のウェーブのトリガーをコントロールしたり、こちらが攻撃しないと反応しない敵グループを後回しにしたりと、敵火力が最小限になるように工夫してもT2リペアラーが2つのプラクシスではタンクできない強さになります。

敵火力の強弱に合わせて各モジュールを交換しながら、タンク可能な状態を保つようにします。

敵火力を上手くコントロールできれば、3つのリペアラーを常時フル稼働させる必要はないと思います。
キャパシタが安定している方が無難ですが、必要な時だけ3つ目のリペアラーを回すことができるくらい操作に慣れたらその分キャパシタが節約できるので、必ずしもキャパシタが安定している必要はありません。

サルベージ・フリゲート
Lv4ではLv3より敵の数がさらに多くなるので、慣れたミッションランナーはサルベージ用の船(ノクティス等)にミッション完了後に乗り換えて、あるいはサルベージ担当の別キャラでサルベージとドロップの回収をすることが多いと思いますが、今回は去年戦艦に実装されたフリゲートエスケープベイに搭載できるフリゲートを使ったサルベージ方法を解説します。

宇宙空間で船から脱出したり船が落とされると、通常はポッドに乗った状態になります。
これが、戦艦の専用ベイに組み立て済みのフリゲートを積んでおけば、脱出すると積んておいたフリゲートに乗った状態で船外に出ます。
サルベージFitのフリゲートをベイに積んでおいて、戦闘後に乗り換えてサルベージすると多数の残骸を短時間で回収できます。

この方法は乗っていた戦艦を無防備にするので、実行する時は注意深くしましょう。
戦艦から出ると乗り捨てた状態になり、誰でも乗っ取れるようになります。
他人が乗っ取っても容疑者フラグや犯罪者フラグは立ちません。
※私はカミカゼkillされたフレイターの残骸に入っていたガーディアンを乗っ取ったことがあります。乗っ取りは簡単にできるので気をつけてください。
記憶が曖昧ですが、乗り捨てた船か自分がロックオンされた状態では乗り込めなかったと思います。
それと、フリゲートでベイに戻る時に、フリゲートのカーゴに弾薬等の許可されている一部のアイテム以外が積んであると、自分(ポッド)は戦艦に戻ることはできますがフリゲートを乗り捨てた状態になります。

ベイに入れるフリゲートに積み込み可能なものは、弾薬、プローブ、スクリプト、電池、コンバットブースター、リキッドオゾン、ストロンチウムです。他にも積載可能なものがあるかもしれません。
余談ですが、PVPでは「電池切れ=死」となることが多いので、カーゴを限界まで拡張したFitのマグニートに電池を満載にしてベイに突っ込み、戦地へ赴くPVPerも多いです。
ミッションでもキャップブースターを使う場合は同じ方法で予備電池を携帯できます。

ということで、サルベージ品やモジュール等のドロップ品がカーゴに入ったままだとフリゲートごと戦艦に戻れないので、ベイに入る前にカーゴの中身を船外に排出しておく必要があります。

戦艦から出ている時にプレイヤーがやって来て乗っ取られるかもしれないので、ミッション戦闘中もコンバットプローブが飛んでいないか常に確認しておかないと危険です。
下の動画で実際にやっているので参考にしてください。

この方法が一番良いわけではありません。好みの方法でサルベージしましょう。
グノーシスでやったように、ミサイルランチャーをサルベージャーに交換する方法でも回収は早いです。
どちらかと言うと残骸を全て引っ張って来るのに時間がかかります。


【Lv4ミッション実戦】

Lv4の中でも高火力になる「衝突する対立勢力:Worlds Collide」を撮影しました。
このミッションは最初のエリアでガリスタス側とサーペンティス側に分岐し、記憶が確かであればサーペンティスルートがLv4中最高火力になると思います。
これは順序を無視して闇雲に攻撃しまくった結果そうなるだけで、こちらから攻撃しないと反応しない敵グループを後回しにして少しづつ削っていけばもっと楽になると思います。
これくらい集中砲火を浴びて大丈夫だと分かれば良いだろうということで、このミッションを選びました。
ミッション地によって同名のミッションでサンシャ、ブラッド、エンジェルが代わりに登場すると思います。もしかしたらそちらの方が火力が高いかもしれないので注意してください。
また、効率無視のガバガバ攻略なのでご了承ください。



【いつでも逃げられるようにする】

古くから「Lv4ミッションで戦艦を落とされたら真のチュートリアルが修了する」と言われています。日本語コミュニティではミッションで戦艦が落とされると「おめでとう」とチュートリアル卒業を祝う風習があったとか。
ですが、戦艦のロスから学ぶことがセットになっていないと苦い思い出にしかならないし、ミッションのノウハウを学ぶために戦艦を落とす必要はありません。
ミッションからの収入に対して戦艦のロスは額が高すぎます。
そのためにも落とされないように努力するのが大事です。
落とされそうになったら逃げましょう。

逃げるタイミングはハルにダメージが入る前です。
シールドタンクならシールドの、アーマータンクならアーマーの残り25%を切ったあたりで警告音が鳴るので、そこが逃げ時です。
そうなる前にまずいと感じたら、いつでも逃げられるように準備をします。

モバトラ、モバデポ、ドローンを回収し、ステーションや太陽など分かりやすい物にアライン(軸合わせ)していつでも即ワープできる状態にしておきます。
もし判断が遅れて落とされそうになったら回収するのをあきらめて直ちにワープしましょう。
ドローンの回収を待ったがために落とされることも多いと思うので、緊急の場合はドローンを潔く見捨てましょう。戦艦が落とされるよりましです。
モバトラとモバデポは船を回復させて再突入すれば回収できるし、現状では攻略不可能なミッションだったとしても、前もって現場にブックマークを取っておけばミッションを断ってサイトが消失してから回収しに戻ることができます。
ブックマークを取り忘れてもコンバットプローブでモバトラやモバデポを特定すれば、そこへワープできます。
※よくモバトラやドローンの回収を忘れてしまうなら、エスケープベイのフリゲートにコンバットプローブと拡張プローブランチャー(Expanded Probe Launcher)をFitしておきましょう。モバトラとモバデポはコンバットプローブで位置を特定できて、100%特定すればそこへワープできます。NPCが残っていると置いてきたドローンは攻撃されてしまいますが、生き残っていればコンバットプローブでドローンも特定できます。
ミッションをキャンセルしたくない場合は日本語ヘルプチャンネルかローカルチャットで助太刀を頼みましょう。
この手のヘルプは珍しいものではないので、「俺にまかせろ」と飛んできてくれる男前なプレイヤーが現れる確率は高いと思います。
「助けてやるから10M支払え」みたいなことを言われたらお断りしましょう。

Lv4ではワープ妨害をしてくるNPCが含まれるミッションもあります。(あったはず)
タンク可能か判断できない状態なら、ワープ妨害をしてくる敵を先に落としておきましょう。
他のコンテンツと同様に、ミッションも予告なく内容が変更されることがあります。
ある日突然ワープ妨害してくるNPCが追加されるかもしれないので注意しましょう。
2021.4.24追記
助太刀を頼む際の注意点です。
助っ人と一緒にミッションサイトに入るためにフリートを組むことになります。
フリートの組み方や組んでからどうすれば良いかは助っ人プレイヤーが教えてくれると思うので問題無いでしょうが、中には騙してPKしてくる人もいます。
ハイセクであればフリートメンバーでもフラグが立っていなければ攻撃できないはずですが、フィラメントを使用してフリートごとPKフリーのヌルやポチベンにジャンプして狩られることもあるようです。
フィラメントを使用するにはセイフティを黄色か赤に切り替える必要があるので、フリートを組む前に自分のセイフティが緑になっているか確認し、何かの理由で「セイフティを切り替えろ」と言われても変更しないようにしてください。その人はPK屋です。
自分に戦闘の意志が無い場合は、常に緑にしておきましょう。
また、フリートを組む時は自分が相手をフリートに誘う様にしてください。
フリートを編成したプレイヤーには隊長としての権限が付与され、フリートワープで全メンバーに一斉ワープを指示できます。
フリートワープも通常のワープと同様にキャンセルできますが、操作が間に合わないと隊長が指定した場所にワープします。
これを利用してカミカゼ隊が待機するブックマークに連れて行き、アタックをキメるというPK方法もあります。


【攻略不可能なバグが発生した場合】

攻略条件になっているアイテムがドロップしなかったり、破壊する必要がある建造物がロックオンできなくなっていたりと、アップデートのタイミングでバグが発生していることがあります。
そんな時はF12を押すかネオコムメニューのヘルプからGM(ゲームマスター:CCP)に連絡しましょう。
ほとんどの場合はすぐに対応してくれると思います。

コネクションロストで船が落とされた場合は、損失をGMが補償してくれることがあります。
ただし、原因がCCPにあると確認できた場合に限ります。
ロンドンにあるEVEサーバーに問題がなく、ユーザーのPCからEVEサーバーまでの通信経路で障害があった場合は対象外です。
「今回だけは特別よ」と保証してくれたことがありましたが場合によります。


【シールドタンク・プラクシス】

シールドタンクのFit例もあった方が良いと思ったので、Lv4で使ったことがありませんが「これならいけるだろう」というのを載せておきます。

シールドタンクFit例
こちらも状況に合わせてモジュールを換装していきます。
ターゲットペインターをシールドブーストアンプⅡに交換すると、この例で最大タンクになります。
※シールドブーストアンプ×3になる妙なFitなので改良の余地あり?

シールドハードナーはNPCに合わせて組み合わせを変えます。
画像はサンシャとブラッドに合わせた組み合わせにしてあります。

敵火力に合わせて火力アップモジュールに換装していくのも先のFit例と同様です。
ロースロットのモジュールをバリコンやドローンダメージに交換します。
フラックスコイルを外すとキャパシタが安定しなくなるので、シールドブースターをマメにオン・オフさせるかミッドスロットの何かをキャパシタ強化系モジュールにしたりと工夫します。

換装する全てのパターンでFit可能にするためには、CPUを強化するコプロセッサーをT2にした方が良いかもしれません。


【マイクロジャンプドライブ】

今回は採用しませんでしたが、マイクロジャンプドライブもLv4ミッションでよく使われるモジュールです。
起動させるとワープ態勢に入り、船が向いている方向の100km先に瞬間移動します。

レールガンやビーム砲など、近距離のターゲットに当て難い長距離砲を装備している時に、敵までの距離をコントロールするのに便利です。
エフェクトが派手でカッコイイ。


【DEDミッションエージェントとスタンディングの回復】

ミッションをこなしていくと重要ミッションが最寄りのストーリーラインエージェントから依頼されます。
重要ミッションは、同じ国家に所属する同じレベルのエージェントからのミッションを16回こなす度に発生し、攻略するとエージェントが所属する国家とその友好国に対するスタンディングが上昇しますが、同時に敵対国家のスタンディングが減少します。
※カルダリのスタンディングが上昇すると、アマーが微増、ガレンテが減少、ミンマターが微減。

以前は一部のDEDステーションにミッションエージェントがいて、4大国家全てのスタンディングを上昇させることができたらしいです。
私はDEDのミッションを受けたことがなく、人から聞いた話なので真偽は定かでありませんが、確か去年のいつ頃からかエージェントがいなくなってしまったとのことです。
トリグラビアンとエデンコムにスタンディングが導入されたタイミングだったと思います。

国家に対するスタンディングがマイナス5以下になると、その領地で海軍に狙われるようになります。(ワープ妨害されないので移動のみなら可能)
ミッションをガンガン回すミッションランナーは、国家直属艦隊討伐系のミッションをキャンセルしていても、利益の大きい重要ミッションをこなしているだけでスタンディングが簡単にマイナスになってしまいます。

敵対国の領域に入らないなら問題ないですが、全てのハイセクを行き来したい場合は、定期的にスタンディングが低下した国家所属のエージェントからミッションを受けてリカバーする必要があります。

スタンディングを調整するもう一つの方法としてSOEエピックアークがあります。
このシスターズ・オブ・イブ50連ミッションの終盤で4つの国から選択するミッションがありますが、ここで選んだ国家へのスタンディングがエピックアーク完了後に大幅に上昇します。
その他の国家への減少はありません。
SOEエピックアークは攻略後3か月経過で初期化することができ、一からミッションを受けられます。
※当ブログの記事「どうでもいいはなし」で5回目?くらいのSOEエピックアークを攻略しています。まだやったことがない方は参考にしてください。この回ではコルベットでダガンを討伐しています。何度もやった方はより安い船で挑戦すると新鮮な気持ちでクソ長いSOEエピックアークを楽しめるかもしれません。
スタンディング調整できるその他の方法は、コスモスミッションとデータセンターです。


【コスモスミッションとデータセンター】

コスモスミッション
ニューエデンをうろついていると、時々宇宙空間にミッションエージェントがいたりします。SOEエピックアークのエージェントにも似たようなのがいますね。
これらのエージェントはコスモスミッション(COSMOS Missions)という特別なミッションを依頼してきます。
コスモスミッションは重要ミッションと同様に国家へのスタンディングを上昇させます。

確か3~5の連続ミッションになっていて、難しさも報酬もまちまちだったと思います。
中には100Mを軽く超えるような高額の品物が手に入るものもあるのですが、ミッションが受けられるのは各エージェントからそれぞれ一回きりです。
通常ミッションと同じようにエージェントと会話すると7日間の有効期限が強制で発生するので、ミッションを放置して期限切れになれば二度と受けられなくなります。
なので、もしやってみようと思うならば先にミッション内容を調べて準備してからにしましょう。

サーペンティスコスモスhttps://wiki.eveuniversity.org/Serpentis_COSMOS
ブラッドレーダーコスモスhttps://wiki.eveuniversity.org/Blood_Raider_COSMOS
エンジェルコスモスhttps://wiki.eveuniversity.org/Angel_COSMOS

以上のリンクでは情報が十分でないものが多いかもしれません。
ミッションごとに他のサイトも調べてください。

データセンター
コスモスミッションと似たようなものにデータセンターというのもあります。
これはエージェントに指定のタグや卒業証明書を納品することで、スタンディングを上昇させるためのものです。たぶん

タグはNPCがドロップするやつです。
ミッションでも用途不明の「ガリスタスゴールドタグ」みたいなのが手に入ると思いますが、それらの内の指定されたタグを必要な数用意して持って行きます。
卒業証明書は、データセンターのミッションの報酬になっていて、続きのミッションで納品することになります。

2021年1月17日日曜日

Lv3ミッション入門

キャスバル兄さん?
でおなじみのJitaの穴っです!

「セキュリティーミッションについても書いておきなさい」と聞き覚えのない声で言われたような気がしたのでLv3ミッションについて書きます。

セキュリティーミッションは、Lv1をフリゲートか駆逐艦、Lv2を巡洋艦、Lv3を巡洋戦艦、Lv4を戦艦で攻略するのが基本になりますが、Lv3まではスキルトレーニングもゲームの知識も十分ではない、始めて間もない時期にできるようになるので、どんな船でどんなFitにすればいいのか見当がつかないことが多いのではと思います。

今回の記事では、Lv3の中でも高難度のミッションをなるべく低価格の船で攻略する方法について解説します。


【タンクが一番大事】

ミッションに慣れるまではDPSより「敵の攻撃にタンクし続けられるか」が重要になります。
Lv2までならとりあえずの戦闘艦に何となくのFitでなんとかなったりしますが、Lv3の高火力の攻撃にさらされるミッションになると、甘いFitの船で突っ込むと短時間で船が落とされることがあります。

今のところ、Lv4のバーナーミッションとハイセクでできないLv5を除くセキュリティーミッションでは耐久値の回復量が多い敵はいないので、DPSが低くても時間がかかるだけで攻略可能です。
なので、自艦のタンクを十分な水準にすることが最優先になります。

タンクできない状況でも、離脱と再突入を繰り返して少しずつ敵戦力を削っていけば攻略できますが、今回はミッションサイトから離脱することなく攻略するのを前提にします。


【万能艦グノーシス

巡洋戦艦に乗るために要求されるスキルトレーニングはかなり時間がかかります。

Lv3の高難度ミッションは長時間高火力の攻撃にさらされるので、高タンクFitにするためには積極的にT2モジュールを採用しないと難しくなります。
T2品を使用可能にするためのスキル、Fit可能にするためのCPUとパワーグリッドの強化、またアクティブモジュールをフル稼働させた状態でキャパシタが安定している必要があります。

装備品の性能を十分に発揮させるためのスキル込みだと、実用レベルになるまでに数か月かかってしまうので、Lv3ミッションで最初に乗る船はスキルトレーニング無しにシップボーナスがフルで適用されるグノーシスをお勧めします。

グノーシスのその他の利点は、
ほとんどの武器に対してシップボーナスがある
様々なタンク方式に対応できるスロット構成
低価格(現在高値になっていますが、他の巡洋戦艦に比べてかなり安い。近年では5月のイブ誕生日イベント期間に全オメガアカウントに無料で配布されるのが恒例になっているので高くなってもJita価格で40Mくらいで安定する傾向がある。)
グノーシスは様々なFitに対応できるので、目標にしている船がある場合でもその船に必要なスキルを生かしたFitが可能で、かつシップボーナスを高めるスキルトレーニングを後回しにできるため、目標の船までのつなぎとして早い段階で実戦投入できます。

悪く言えば器用貧乏で、スキルがそろった状態で4大国家のT1巡洋戦艦をそれぞれ得意分野に特化させたものと比べると見劣りすることもありますが、Lv3ミッション用として色々なコンセプトで十分な性能にFit可能です。
巡洋戦艦のスキルが5になっていないなら、グノーシスの方がハイスペックにできるんじゃないかな?と思います。


【なるべく低スキル低価格でできるLv3ミッションFit】

EVE OnlineのFitはよくできていて、DPSを確保しようとするとタンクが犠牲になり、タンクを確保しようとするとその逆に、という感じで万能Fitを組むのが非常に難しいです。
ある程度は高額モジュールで欠点を補うことができますが、船の総額が高くなるとハイセクでもプレイヤーに狙われやすくなるというリスクを背負うことになります。

ということで私からの提案は、火力を高めにした基本Fitと高タンクFitをその都度切り替える方法です。
高火力型のFitを基本にして、タンクできない火力になった時に現場で装備を換装します。

基本Fit例
ヘビーミサイルランチャー
Lv3ミッションでは短距離砲が届かない距離へ移動していく敵が多いです。
長射程タイプのタレットでも対応できますが、近距離の敵に当たりにくくなり、DPSを確保するのも難しくなります。
対NPCでミサイル系が重宝されるのは、ミサイルの飛距離が長く、届けば必中であることと、弾薬を変更するだけで攻撃属性の切り替えができる点です。
セキュリティーミッションではいろんな派閥のNPCが現れるので、各派閥の弱点に対応した攻撃属性に切り替えないと余分に時間がかかってしまいます。
各派閥NPCの弱点属性は、サンシャとブラッドがEM(次点がサーマル)、ガリスタスとサーペンティスがキネティック、エンジェルがエクスプローシブ(Exp)。(それぞれ別の弱点属性になっているNPCあり)
私はミッションでは、サンシャとブラッドにミョルニール弾(EM)、ガリスタスとサーペンティスとエンジェルにスカージ(キネティック)を使っています。
エンジェルにはExp属性のノヴァ弾が最適ですが、持ち歩く弾種が増えるのが嫌なので弾を2種に絞っています。
カルダリ領でミッションをすることが多いので、エンジェルがあまり出てこないというのも理由です。
ヘビーミサイルランチャーの性能は、T1品の中ではアルバレスト・ヘビーミサイルランチャーが1番です。
T2よりも値段が高いですが、Fitに必要なパワーグリッドがわずかに少なく、CPUについては大幅に節約できます。(画像水色枠)
T2弾が使えませんが、Lv3ミッションではノーマル弾で問題ありません。
ミサイルランチャーのDPSは連射速度と弾薬の性能が影響するので、ノーマル弾に限定するとDPSはT2と同等になります。(画像赤枠)
アルバレストがT2に劣る点は他に、装填できる弾薬の数が少ない事です。アルバレストはT2と比べて弾切れになるのが早いので、ノーマル弾を使用した場合でもリロード時間込みのDPSだとT2が強いです。(アルバレストが36発に対してT2が40発)
あと、ヘビーミサイル系の上位スキルがT2の火力に加算されるので、フルスキルの状態ではT2ランチャーの火力の方が高くなります。
スキルがそろったらT2推奨です。

シールド系
火力を確保しやすい(ロースロットを火力アップに使いやすい)シールドタンクを採用しました。
T2の大型シールドブースターでシールド回復させ、T2のシールドブーストアンプリファイアーでブースターのシールド回復量を増加させています。
T2アンプリファイアーはスキルトレーニングに時間がかかる(シールドマネージメント5が必要)ので、スキルトレーニング完了まで待てない場合は、金額が高くなりますがT1メタ品の採用を検討しましょう。
レジを上げるシールドハードナーは全属性タイプを使っています。
ミッションに現れるNPC派閥ごとに対応する単属性のハードナーに積み替えるのがベストですが、いちいち交換するのが面倒なのと、これでも十分タンクできるので全属性タイプにしています。
シールド系のスキルがそろっていない状態であれば、ハードナーを変更しないとタンクが厳しくなるかもしれません。
ロースロットのダメージコントロールはシールドタンクには恩恵が少ないですが、シールドが飛ばされるような高火力にさらされた時にわずかなレジ強化が効いてきます。
また、タンクできない状況でも一旦離脱するまでの時間に余裕ができるので、スキルが十分育っていない状態ならダメコン装備が良いと思います。
グノーシスはシールド、アーマー、ハルにそれぞれ5000HPあるので、ダメコン1つでかなりの耐久値が確保できます。

マイクロワープドライブ(MWD)
Lv3ミッションで長距離移動することは少ないですが、アフターバーナーではもどかしく感じる距離を移動することがあります。
移動のストレスを軽減するためにMWDを採用しました。
ミッションサイトに侵入して移動する必要がある場合は、そこに移動完了するまでオンラインにしたままMWDを起動させます。
使う必要がない場合はサイトへ侵入して戦闘開始する時にオフラインにします。
MWDをオフラインにするのは、オンラインのままだとキャパシタにペナルティが発生し、画像のFitでシールドブースターを起動させるとキャパシタ切れになるためです。
画像ではオフラインにしています。
シミュレーターで、MWDをオンラインにした状態でFit可能か、またオフラインにした状態でキャパシタが安定していることを確認しておきましょう。

キャパシタ系
ミッドスロットの大型キャップバッテリー(T1メタ品)、ロースロットのキャパシタフラックスコイル(T1メタ品)、リグスロットのキャパシタコントロールサーキットで、キャパシタを強化しています。MWDを除く全アクティブモジュールを起動させた状態でキャパシタが安定している必要があります。
これでもキャパシタ関係のスキル不足で安定しない場合は、T2品に変更してみて安定する組み合わせを見つけます。
キャパシタフラックスコイルよりもキャパシタパワーリレーの方がキャパシタの充電量が多くなりますが、パワーリレーはシールドブースターの回復量にペナルティがあるので、アクティブシールドタンクに向いていません。
後述する高タンクFitでもCPUとパワーグリッドが足りている必要があるので、2つのFitで両立できる組み合わせを採用してください。

バリスティックコントロール(弾道制御装置)
ヘビーミサイル・グノーシスを火力アップさせるにはバリコンかドローンダメージアンプリファイアーを装備します。
ヘビーミサイルとドローンのスキルが均等な場合はドローンダメージ強化の方がDPSが高くなると思いますが、ドローンは攻撃開始までの移動に時間がかかるので、実効DPSはバリコンでミサイル強化した方が高くなる傾向があります。
また、火力がドローンの方が高いとNPCにドローンが狙われやすくなる傾向があるので、ドローンが撃たれた時に回収、再発進させる時のDPSロスも考慮しましょう。
以上を踏まえて火力アップはバリコンに統一しています。
※バリコンよりドローンダメージ~の方がCPU使用量が少ないので、CPUが厳しい場合は採用を検討しましょう。

ドローン
T1ノーマルドローンを採用しているのはドローンのスキルが地味に重いからです。
T2品の方が高火力で高耐久なので、スキルがそろったらT2にした方が良いです。
iskに余裕があれば海軍品の採用も選択肢に入ります。
統合型と強化型は攻撃属性が2属性になるので好みで。
出現するNPC派閥に対応する攻撃属性のドローンになっているか、出航する前にドローンベイを確認しておきます。
ドローンの攻撃属性は、アマー系(EM)、ガレンテ系(サーマル)、カルダリ系(キネティック)、ミンマター系(Exp)です。
私はミサイルと同様の理由でアマー系とカルダリ系で切り変えています。

コプロセッサー
CPUを強化するモジュールです。
CPU不足でFitできない場合はT2品を採用するか、CPU関係のスキルを上げるか検討します。

高タンクFit例
ミッション中に先のFitでタンクできなくなった時に、このFitに切り替えます。
出先でFitを換装するためにカーゴにモバデポ(Mobile Depot)を積んでおき、いつでも換装できるように戦闘開始と同時にモバトラと一緒に設置しておきましょう。

換装は、先のFitからMWDとバリコンを外してシールドブースターとフラックスコイルに積み替えるだけです。
こちらもシミュレーターでFit可能になっているか、キャパシタが安定しているか、前もって確認しておきましょう。

サルベージFit例
戦闘しながらハイスロットの空きに積んであるサルベージャーで残骸を回収していけばある程度短時間でサルベージできますが、多数のNPCを相手にするミッションが多いので、モバトラで引っ張ってきたNPCの残骸が戦闘後に多数残っていることがあります。

ミッションサイトにブックマークを取っておいて、後でサルベージ用の船に乗り換えて回収することもできますが、武器をサルベージャーに積み替えて一気にサルベージする方が早いかもしれません。
グノーシスは他の巡洋戦艦よりカーゴスペースが広いので、戦利品を持ち帰るのに十分な容量があります。

画像ではカーゴに中型のスタンダードコンテナを組み立てて積んでいます。
コンテナは一部を除いてコンテナの体積よりも収容量が多いので、その分追加で積載可能になります。(中型コンテナは体積330㎥で容量390㎥)
換装モジュールと戦利品を分別できるのも利点です。

ドローンが攻撃されてダメージがアーマーに入っている場合は、ハイスロットの一つをリモートアーマーリペアラーにしてドローンを回復させることもできます。
同様の理由でリモートシールドリペアラーやリモートハルリペアラーを持ち歩くのもアリです。


【高難度Lv3ミッション実戦】

以上を踏まえて、Lv3で高難度だと思われる「熾烈な争い:Cut-Throat Competition」と「通行妨害:The Blockade」の攻略を撮影してあります。
「熾烈な争い」は敵を殲滅する必要がないミッションですが、NPCからのドロップが高額の部類になるので全部回収したいですよね?




その他、7連ミッションの「新たなフロンティア:New Frontiers」にも高火力になるミッションが含まれますが、同様のやり方で攻略できます。1つ目のミッションは採掘する必要があるのでT1メタ品のマイニングレーザーを2つ持って行きましょう。敵を全滅させて残骸をサルベージしながら採掘すれば、必要量をすぐに採掘できます。

Lv3で難しいのは以上の3つだと思います。
他にもありますかね?


【ミッション攻略参考サイト】

Lv3ミッションは複数のウェーブで構成されているものがほとんどです。
次ウェーブをトリガーするものが分かっていると高火力になるミッションでもある程度楽に攻略できるので、はじめてのミッションは前もって確認しておけば事故死を回避できます。
私はこの記事を書くために初めてミッション攻略サイトを見ました。
見なくても問題ないですが見ておいた方が楽に攻略できるのは間違いないです。

全ミッションを網羅しているのは下の2つだと思います。
ただし内容が現バージョンと異なるものも含まれているようなので、その点は注意しておきましょう。

EVE-Survival(Lv3ミッション)

UNIWIKI(ミッションレポート)


【モジュールの位置】

当然のことだと思っていたのでこれまで触れていませんでしたが、ミサイルランチャーを分割するようにサルベージャーを間に挟んでいたり、二つのシールドブースターを離してFitしているのが何だか不格好でモヤモヤする方がいるかもしれないので、理由を説明しておきます。
これはモジュールをオーバーロード(オーバーヒート)させる時にのみ意味があります。

オーバーロードさせるとモジュールが発熱します。
発熱すると同じ位置のスロット全体を加熱していきます。
高熱になるほどモジュールにダメージが入る確率が高くなり、モジュールが100%破損すると修理してオンラインにするまで使用不可になります。

また、熱の伝達は同スロットで均一ではなく、発熱するモジュールから近いほど早く熱ダメージが発生しやすくなります。

以上の理由で、オーバーロードさせる可能性が高いモジュールは各スロットの端に、複数ある場合はできるだけお互いを離しておくことで、各モジュールのダメージを最小限にすることができます。

短時間に高火力高タンクが要求されるPVPでは必須ですが、ミッションではオーバーロードさせることが少ない(オーバーロードが必要になるFitはスペック不足)ので、大した意味はありません。



【ドローンが落とされた時の補充】

ドローンが狙われた時に回収が間に合わないことがあると思います。
よくドローンが落とされるようなら、カーゴに予備のドローンを積んでおきましょう。
モバデポを展開した状態であれば、カーゴのドローンをドローンベイにドラッグ&ドロップして補充できます。
NPCの残骸にドローンが入っていることもよくあるので、手持ちがない場合でもモバトラで回収したドロップ品にドローンがあれば、同様のやり方でドローンを補充できます。

ドローンを狙われにくくする方法は敵が自艦を攻撃するまで発進させないことです。
敵が自艦をロックオンして攻撃を始める前にドローンに攻撃指示するとドローンが攻撃される確率が高まります。


【タンク方式について】

今回はアクティブシールドタンクを採用しましたが、対NPCで採用しやすいアクティブアーマータンクやパッシブシールドタンクもグノーシスならLv3ミッションで実用レベルのFitが可能なので、目標にしている船があるならその船が得意とするタンク方式の採用を検討してみると良いと思います。


【インプラントについて】

スキルトレーニングは時間がかかります。
Lv5にするのに数週間かかるものも多いので、一日も早くLv3ミッションをこなしたいのであれば低価格で買えるインプラントの採用も検討してみましょう。

1M前後で買えるものを中心にインプラントスロットを埋めるだけでも、そこそこ強化できると思います。(必要なら一段階上のインプラントを採用)
今回取り上げたグノーシスに対しては、Fitが厳しい場合はCPUやパワーグリッド強化、ヘビーミサイルの火力上げ等のインプラントがあります。

インプラントでどれくらいの効果があるかの確認には、万能Fitシミュレーターのpyfaをダウンロードしてシミュレートするのが最も確実です。
自分のキャラクターをリンクさせて、所持しているスキルを反映させることができます。

また、船の性能強化系以外の、スキルトレーニングの時間短縮ができるインプラントも検討してみましょう。

装着済みのインプラントは外すと破壊されるので、高額のものを使う場合は特に慎重に検討しましょう。
ミッションで手に入るLPを使って、それぞれのエージェントが所属するNPCステーションのLPストアから購入することもできます。(品揃えは各組織ごとに異なります)

インプラント使用例

需要があるのか不明ですけど、次回は「Lv4ミッション入門」です。

2021年1月3日日曜日

どうでもいいはなし

「野茂のものは野茂のもの(回文)」
でおなじみのJitaの穴っです!

今回は本当にどうでもいい話しというか、「金策関係ない」及び「くだらない」ことをいくつ提供できるかって勝負の記事なので、そこんとこ夜露死苦っつーことで。

isk
NEW EDENで出回っている通貨「isk」ですが、現実世界でも流通している国があります。
CCPのお膝元アイスランドです。
インターステラクレジットではなくアイスランドクローナだって話。

このくらいの品質をキープしていくのでブラウザバックするならこのタイミングですよ。

Kill Dagan
当ブログをスタートさせて間もない頃、カプセラの登竜門「SOEエピックアーク」を何度も楽しむ方法として企画された「コルベットで完全攻略」でしたが、長時間にわたって無休で録画したにも関わらず、あまりにも地味だったために封印されることになった幻の映像が、今回の記事と見事に調和してお蔵出しとなりました。

「SOEエピックアーク」で最大の壁であるダガンのグノーシスを落とすことができる唯一のコルベット「Kill Daganの名が与えられたべレイター(ベラター?)」に乗り込んで、周囲の目を気にしながら気が遠くなるような道のりを地獄のワープスピードで邁進しました。
長大で睡魔に襲われるほど退屈なほぼ全編をカット。
最高の山場だけを残しました。
これでも喰らえ!

ってやりたかったんですが、録画データがいくら探しても見つからない。
おそらくあまりにもつまらなかったので削除したっぽいです。
数十ギガバイトのサイズだったんで邪魔だったんでしょうね、きっと。
なんか悔しいのでシミュレーターに残っていた当時のFitを掲載します。
たしかサージカルストライキ・アップデートでVoid弾が強化される前だったので画像のDPSより弱かったですが、ダガンのシールド回復量120EHP/sを上回るDPSとタンクを両立できるのはベレイターのみと結論しました。
(短距離T2弾が強化された現在では全てのコルベットでダガン討伐が可能になりました)

このベレイターの場合ダガンよりも小型NPCの方が厄介で、下手に突っ込むと簡単に始末されるデリケートな機体でした。
※中盤まではシールドエクステンダーを小型に、マグネティックフィールドスタビライザーを2つにした高DPSFitにしていましたが、スクラムしてくるローグドローンに殺されてしまったので上のFItに落ち着きました。その他、輸送任務のための「Type-D Restrained Expanded Cargo」をカーゴに積んでいたと思います。

小型NPC相手に遠隔カイト。全てのDPSはドローン頼みという情けない戦法でほとんどの戦闘を乗り越えました。
「大河を登った鯉が龍になる」という中華エリアの故事のごとく壮大なSOEエピックアークで最大の山場になるはずだったダガン討伐よりも、小型NPC集団に難儀したことが録画削除につながった。そんな記憶がぼんやり思い出されてきました。

ということでイビスでの攻略を撮影してきました。


月旅行
そんなことができると考えてもいなかったある日、唐突にチャンスが向こうからやってきました。
トリグラビアンの皆様がぶち殺したエデンコムの残骸をサルベージしに月の近くに浮いた残骸にワープ。
あまりの月の近さに「これはいける」と判断し、月面着陸を決行しました。
それがあんなことになるなんて。予想はついていたけれども。

これは月ならどれでも同じことができます。
速めのFGなら月に0mワープして中心に向かって突っ込んでいけば、割と簡単に内部まで行けます。
Jita4-4カルダリ海軍組み立て工場横の月は表面に基地のようなものがありますね。
あれは内側からも見られるので、内と外でどう見えるか興味がある方は行ってみてください。

惑星も同じことができます。ただ、ガス惑星は境界面が曖昧で今一つでした。
動画を撮影した時よりも天体のテクスチャが高画質になっているので、現在では結構近づいてもそこそこ見られる見た目になっています。

太陽でも試しましたが、速度が10,000m/s超の船で5時間放置しても表面がはるか彼方だったので諦めました。
ダウンタイムを挟むと太陽へ0mワープした時の位置まで戻されたと記憶しています。
太陽までの距離が0mになっても表面ははるか彼方にあって、その位置から中心へ向かってさらに近づいた所でもブックマークを取れますが、そこへワープできないようになっているので、キリの良いところで中断してブックマークから再開、ということもできません。
太陽に近づけば近づくほど見た目の距離の変化が少なくなり、アキレスと亀のパラドックスのように永久に太陽に到達できないようになっている感じです。

2ジャンプワームホール
ある既知宇宙のシステムから別の既知宇宙のシステムへ直接つながる穴。
私が通過した近距離でつながっている穴の最短記録が、元のシステムから2ジャンプの穴でした。

2021.1.17追記
この記事を書いて間もなく1ジャンプ穴を発見してしまったので、賞金を上乗せして0ジャンプ穴のみにします。
証拠映像(動画)付きで1.5Bisk(先着1名)を差し上げます。
期限は無期限です。

1ジャンプ穴。または奇跡の0ジャンプ穴を経験された方はコメント欄にご一報ください。
証拠映像(動画)付きで、1ジャンプ穴の場合は500Misk(先着2名)、0ジャンプ穴の場合は1Bisk(先着1名)を差し上げます。
期限は無期限です。
認定された場合はコメントに返信しますので、送金先のキャラクター名(特定されたくない場合は捨てキャラ可)をお知らせしていただくことになります。
※現Pochvenのシステムは過去にスターゲートで隣接されていたシステムと繋がっても1ジャンプとしません。同じ穴だった場合は先に連絡をいただいた方のみ有効となります。



笑うオーラ
再日本語対応で日本語のオーラボイスが更新されましたが、英語モードのオーラの声も過去に変更がありました。
Youtube等に投稿されている過去の動画だったり、EVE Onlineの映画『Clear Skies』でも過去バージョンのオーラボイスになっていますね。
耳元で囁くような独特な雰囲気のある声はベテラン勢にとって思い入れが深く、過去バージョンに切り替えるオプションを熱望するファンも多いようです。

オーラが囁く旧音声の中でもポッドkillされると下品に笑って「あなたは不器用なパイロットね」と嘲笑するオーラの印象(トラウマ?)が強いらしいです。
笑うオーラの音声はこちらの最後のトラックを再生すると聞けます。

ナビゲーションAIのオーラさんですが、こんな風に人間味のある反応をする方が本当の意味で「AI」だという感じがします。
今流行りのナンチャッテAI(弱いAI、人工無能の類)とは格が違いますね。

対して現行の日本語ボイスですが、某有名外語大学を首席で卒業した出来過ぎる社長秘書のような佇まいで、私にはちょっとハードすぎるかな、という感じです。
個人的な要望として、日本語モードの脱力系旧オーラボイスを復活して、ついでにその他の言語モードの音声も英語モードで選択できるようにしていただきたい。

と申しますのも、旧日本語オーラボイスは大学時代の後輩で私と同じ年に飛び級で卒業したユルカワ系才女と声が似てまして。
彼女は独特な雰囲気のある美貌と釣り合いの取れた内面性をあわせ持ち、透き通るような色白の肌も相まって殺人級の色気がありました。
そんな風だからキャンパス中の野郎共が引っ切り無しにアプローチしてきましたが、ものの見事に「ごめんなさい」の一太刀で切り捨てられ、彼女が歩いた道にはそんな男どもの屍が10mおきに転がっている、恋のキラーマシーンのような女でした。
私は彼女の悪魔のような魅惑の波動から身を守るために敬語で話すようにしていました。
そんな私に「○○さんは変わり者ですね。ふふ」みたいな感じだったので「そういう目つきが男を勘違いさせるんだよ」と「間合いがビミョーに10cmくらい近いのも罪」だと言ったところ、「そんなつもりはありません!」と不機嫌そうな反応をしましたが、その状態でも殺人級の波動は衰えるどころかむしろ良いという、結局何をしたところで独特で究極のエロ可愛さが損なわれることは無いのだと悟りました。
卒業後しばらくして、桜の花びらが舞い上がる春風の様な爽やかさの超絶エリートの男前と結婚したことで、彼女の殺人級のエロカワ波動が致死量未満に納まって一件落着となりました。

私は普段、英語モードでプレイしていますが、旧日本語オーラボイスの頃に日本語モードへ切り替えて学生時代を思い出しながら

「ワープお願いします!」
「ワープドライブ作動ちぅ~」

「入港要請が受理されましたぁ」
「あざっす!お疲れさまでした!」

とニヤニヤしながらキモイ感じで旧オーラボイスを楽しんでおりました。


SFではない
EVE Onlineを「SF」と表現することがよくあります。
SF、つまりサイエンス・フィクションは文字通り科学的なアプローチで作った嘘話しなので、超未来の謎の技術を演出すると論理が飛躍しすぎて破綻してしまいがちです。

SFは「十分に発達した科学は魔法と見分けがつかない」の魔法の種明かしを論理的に、違和感のない、まるで本当のように感じるディテールで固めて説得力を持たせる必要があります。
そういったSFの視点で語られる「裏話」は公式サイト(こちら)にいくつかありますが、EVE OnlineをSFとして眺めると突っ込みどころが満載です。

「光速を超える移動」正体不明の超技術。公式サイトに解説的な話しがありますが、力まかせに流行りのビジネス用語を詰め込もうとするビジネスマンとの会話のように、表面を難しい言葉で取り繕っただけで中身が希薄で要領を得ません。ワープ中の船がDスキャンに映るのも謎です。

「宇宙が明るすぎる」明るい=高エネルギー=ヤバイです。ガンマ線バーストみたいな超凶悪な天体が肉眼ではっきり観測できるくらいの距離なのに、しょぼいビーム兵器で破壊されるような船でもノーダメ。1つの銀河のごく一部の広さしかないNEW EDENを移動するだけで宇宙の背景が激変するのも違和感。

「埃っぽい」万有引力は全ての質量を持つ物体がお互いに引き合う力です。質量が大きくなるほど引く力も大きくなります。細かい埃やガスは大きな天体にまとまっていくので宇宙のほとんどの領域はほぼ真空になっています。なのにNEW EDENではどこでも埃っぽく、遠くがかすみ、光が乱反射しています。原因不明の怪現象ですが船がすぐに汚れてしまう理由はこれにあるようです。

「推進装置がアンバランス」形が極端に非対称な船が多いです。それは「かっこいいから」で結構なんですが、ことに推進装置の位置と出力のバランスの悪さは違和感しかありません。まっすぐ進むどころか同じところをグルグル回って、あるいは高速スピンして制御不能になりそうです。

「慣性の法則を無視」同じく推進装置について、宇宙空間で推進装置を起動しているうちは加速し続けますがEVE宇宙においてはそうではないようです。加速させてもすぐ定速になり、装置を止めるとなぜか減速してしまいます。

言いたいことは他にもたくさんありますがキリがないのでこれで止めます。
これは「ナンチャッテ宇宙モノ」であり、科学を根拠にした説得力よりも雰囲気優先の「宇宙を舞台にしたSF風MMORPG」というのが正確な呼び方だと思います。
誰かが「ハードSF」と言う時は「初手からハードモードのSFっぽいゲーム」と解釈することにしています。

Pochven?
皆さんは「Pochven」をどう読みますか?
トリグラビアンが支配するリージョンです。
ポクベンですか?ポチベンですか?
「Pochven」はロシアとか東ヨーロッパ辺りの言語圏で使われる言葉らしく、ロシア語?では土地(土?)を意味する「ポチベン」と読み、チェコ語?では膣を意味する「ポクベン」(発音はポフベンに近い?)と読むようです。
後者は卑猥だから名前を変えるべきと言う人もいるみたいですが、古くから万国共通で母体と大地は生命の根源として神聖視されているので、そういうニュアンスの言葉なのかもしれません。
日本語以外の言語はよく分からないですけど、そんな感じで合ってますかね?
トリグラブはスラブ系ロシア人をモデルにしていると思われるので私は「ポチベン」と読んでいます。トリグラビアン・コレクティブ代表のゾリアの方々はロシア訛りの英語を使いますよね?こんな感じで。

    ビルボードジャック1回目                2回目
 

私はロシアに行ったことがありませんが、バックパッカースタイルで海外を徘徊するのを趣味にしていた時期に元ソ連領のアルメニアとジョージア(旧グルジア)を訪れた際にこんな感じで英語を喋っていた覚えがあります。(そもそも英語を話せる人が極端に少ないし、コーカサス地方がロシア訛りなのか自信はありません。住人は母語とロシア語のバイリンガルが多いです。)

「どうでもいいはなし」なので話は二転三転します。

コーカサス地方は美女率が高い印象ですが、ジョージアではどういうわけか年をとると急にズドンと横に大きくなり、態度も太々しく好戦的になるパターンが多いように感じました。
ハイエースみたいなバンに定員以上の乗客を詰め込むのが基本の乗合タクシー(マルシュルートカだったと思う)に乗った時に、隣の席のおばちゃんが私の足を強引に押しのけてトマト満載の大箱を膝の高さまで積み上げた時は移動しながら30分くらいもめました。
おばちゃんはグルジア語で、私は日本語で罵声の数々をぶつけ合い、タクシーの運ちゃんの仲介で結局私が敗北した形に収まりました。
おばちゃん強すぎるというか、ジョージア→アルメニアの国境越えの移動中に揉め事は非常にまずいのでやめていただきたかったです。

世界最高の信頼を担保する日本国パスポートを所持しているとはいえ、陸路での国境越えはEVE宇宙におけるボーダー越えでゲートキャンプを潜り抜けるのと同様の緊張感があります。
この時は出入国審査官という名のタックラーを無事回避することができましたが揉め事はご法度です。気に入らないことが少しでもあれば審査官の気分でスクラムされ、船は破壊、ポッドで元の国に引き返すことになります。

グルジア滞在中に「口論の末に市場で野菜を売っているお婆さんに殴られた」と宿で相部屋になった元自衛隊員の旅行者から聞きました。
政治や物流をギャングが取り仕切り、女は強く働き者で、男は昼間から安いワイン(うまい)を飲んでいる、グルジアはそんな国でした。

成長に伴う女性の変化について、この傾向のある国は他にもありますが、私が訪れた国の中で強烈だったのはグルジアとインドです。(インドは地域による)
これらの国は若い時に美女だった人が年をとってパワフルおばちゃんになる傾向が強く、謎なことに変貌する中間の段階がほとんど見当りません。
私はこの現象を「メタモルフォーゼ」と呼んでいます。
蝶は芋虫がサナギになり羽化して蝶になるわけですが、サナギの状態がないんですね。
摩訶不思議な現象です。
蝶がある時期を境に突然巨大な芋虫になるという本来の蝶とは逆パターンの変貌は、私の世界七大怪奇現象にリストされています。
※女性が妊娠、出産、育児をするのに家にこもりがちになる期間がサナギにあたるのだとしたら街で見かけないのは当然かもしれません。

Cockroach
NEW EDENで最もレアな船は何でしょうか?
公式大会で入賞しないともらえない船?
以前に莫大な金額で競り落とされた黄金のマグニート?
激レア船がいろいろある中、Cockroach(ゴキブリ)は一般プレイヤーが手に入れることができないという意味で最もレアな船かもしれません。

私が見たのはテストサーバーのマステストの時にCCPのスタッフかISDの方が乗っていたのを見たくらいで、ライブサーバーでは一度も見たことがありません。
素の状態で全てのパラメーターが振り切れたような強烈なスペックは、コンコードが束になってもかすり傷一つ負わないような有様です。
私がレシャクのトリグラ砲でいくら殴っても1%もシールドが減らなかったのは当然の結果でした。ヘビーニュートでキャパシタを空にしようと試みましたけど、こちらの方がキャパシタ吸われている気分になりました。

そんなコックローチですが、ライブサーバーで過去に一隻撃ち落とされた記録がゼッキルに残っています。
どうやって落としたんでしょうか?
キャピタル・ドゥームズデイ・ウェポン・マウントが破壊され、ポラリス・エニグマ・フリゲート(ジョビ艦)をドロップ。
killに関する最古?の情報はこちらにあるようです。

私が調べた限りでは以前のコックローチは破壊可能なスペックだったということですが、真偽は定かではありません。
なお、この時にドロップしたジョビ艦はカプセラが所持して良いものではなかったらしく、プレックスと交換する形でCCPが回収したようです。
(このジョビ艦の方がレア?)

ジョビ艦いろいろ


NEW EDEN最速
ゲーム内で最速の船は何なのか?考えたことがある人は結構いらっしゃると思います。
何をもって最速とするか。そのレギュレーションによって最高速に達する船とFitは大きく変わります。
インターセプターにPropオーバーロード時、速度+100%ボーナスが追加されてすぐに、CCPは公式フォーラムで最速船コンテストを行いました。
その時のレギュレーションは、「インプラント・ブースター使用可」「環境効果の速度ボーナス利用可」など何でもありで瞬間最高速度を記録した者が優勝、ということでした。
結果がどうなったのかは知りません。
無かったことになったのでしょうか?

以前に個人的に行ったニューエデン最速への挑戦で設定したレギュレーションはこうでした。
インプラント・ブースター使用可
環境効果の利用不可
最高速度を維持できる(キャパシタ安定、オーバーロード不可、リンク無し)
現実味のある金額(Mutaplasmid不使用)
この条件で最速の船は意外なことにパニッシャーでした。
答え合わせをするためにネット検索してみましたが、パニッシャーの同じFit以上の速度の船は見当たらなかったので、おそらく最速だと思われます。
総額3Biskくらいで15,093m/sを維持したまま直進できます。
Fitにはコンバットブースターの「Quafe zero」と「Agency ’Overclocker’ SB9 Dose Ⅳ」を含みます。

コスパ最速もまたパニッシャーでした。
総額5Misk程度で8,907m/sになります。
インプラ、ブースター無し。

これはオーバードライブをT2にするだけで総額7Misk未満で9,020m/s。
さらにリグをAucillary Current RouterⅠとⅡ各一つとAuxiliary ThrustersⅡ、「Inherent Implants 'Squire' Power Grid Management EG-601」のインプラントをさして総額11Miskで9,470m/sまで速度が上がります。
「もっと速いのがある」という方はコメント欄でお知らせ下さい。
※賞金はありません。

スターゲート無しで星系外へ移動する方法
そんなことができるんでしょうか?

NEW EDENを構成する星系間の距離は有限で、計算上は何AU離れているのか分かるようです。
「ならば」と自力で星系を飛び越えようとする無鉄砲な冒険野郎が現れることになります。

ただ残念なことに、10000m/sの高速船で飛び続けることができた場合でもEVE Onlineがサービスを開始した日から今日までに到達できる距離は50AUにすら届かないようです。(未確認)

「ならば禁断の方法で」と、過去に何度かあったバグを利用して星系を飛び出す試みがありました。
広いマップで展開されるゲームはいろいろありますが、それらはあるところで見えない壁で遮られてしまいますね。
その手の壁はEVE Onlineにはありません。

実は過去に禁断の方法で、しかも禁断の領域であるジョヴィアンの地(ジョビスペース:マップの右上に不自然にある、どこともつながっていないAB21-A、J7HZ-F、UUA-F4)へ到達してしまった方がいるようです。
ジョビの領域に入ったのは、プレイヤーではKatia Saeさんが全星系を踏破した記念にCCPに招待された1件だけだと思っていました。
方法はよく分かりませんが、プローブにワープできるバグ?を利用して到達したようです。
動画投稿は2009年ですが撮影されたのは2006年とのことです。

その他、キャリアーが落とされた時に展開していた戦闘機がランダムな方向へワープしていくバグや、トリグラビアンのコンバットサイトが1249000000000AU先に発生するバグを利用して星系の外へ脱出を試みたようですが、上手くいかなかったようです。
比較的新しいトリグラサイトのバグは、1249000000000AU先のサイトへワープを開始すると全キャパシタを消費して限界距離までワープ、そこへ到達するまでに貯まった全キャパシタを使ってまたワープ、を自動で繰り返して超長距離ワープができたようです。
一人のプレイヤーがこの方法で隣の星系までの距離よりもはるか遠くの場所まで到達したらしいですが、どこまで行っても星系から出たことにならなかったらしいです。
現在ではゲームシステム的にゲートを介さないと別の星系には行けないようになっているみたいですね。


くだらないことを真剣にやる。
そんなプレイヤーがたくさんいるのがEVE Onlineです。
意味がなく、利益のない事でも思いついてしまったら実行してみる。
それは最上級の喜びをもたらし、新境地が開かれるかもしれません。

最後に彼から一言
EC-300「また置いてかれた」