2022年1月6日木曜日

バックパッカースタイルで行くEVE Online(トルコその2

EVE宇宙をソロで闊歩するガイドとして企画された『バックパッカースタイルで行くEVE Online』は私が書いた旅行記を「原文ママ」で公開するものです。
価値観や文化の違い、詐欺師や海賊プレイヤーとのやり取りなど、私の旅行記を通して自己流のやり方を掴んでいただければ幸いです。Fly Safe o7

※ただの旅行記がEVE Onlineと何の関係があるかは
旅行記で展開されるストーリーをEVEに当てはめてみれば、それ即ち「This is EVE」
毎週木曜日18時更新。全30話以内に納まる予定。
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【イスタンブールにて3】

カッコ良い三輪バイク。自作っぽい。

便所。

バザール。この辺りで量り売りしている手巻き用のタバコの葉っぱを買った。100gで4リラと爆安だがマズイ。

ヒルを売っている。悪い血を吸わせて健康になる系。旅のお供にMyヒルを一匹買ってみようかと悩み、ふじ子ちゃんという名前も決めたが、キモイのでやむなく断念。

イスタンブール大学付近で安い店を発見。チキンケバブサンド2リラ、ヨーグルト飲料1リラ。

僕が飲んだ中で最安値のチャイは75クルシュ(100クルシュ=1リラ)。

水タバコぷかぷか。

オシャレ塔。

1upできるやつ。

イスタンブールで珍しく斜め。

ダラダラ過ごしたイスタンブールを今夜立ち、カッパドキアで有名なギョレメへ向う。


【イスタンブールからギョレメへ】

ギョレメ行きのバスチケットを手配した旅行代理店からバンでピックアップしてもらいバスターミナルへ。そこのバス会社の受付で仮のチケットを正規のチケットと交換した。60リラで買ったがチケットには40リラとある。代理店の手数料は20リラらしい。良い商売だ。(5/26 19:36)

何ということだ。バスが豪華過ぎる!座席には小型液晶テレビ付きだし。東南アジアとかインドとか、特にネパールの皆さんに「デラックス」を名乗るならこの水準にしてから言って下さいよと苦言を呈したい。(20:06)

10分遅れで出発した。発進する前に乗務員が乗客の手にレモンとバラの香りのする水(以前は香水だったという話しを聞いたことがある)を垂らしていく。記憶が定かではないが旅の安全を祈るまじないだとか。少量で良いのに勢い良くかけるものだから手からこぼれてズボンに滴る。手が安物の香水臭くてたまらんブー。(20:43)

飲み物が出た。コーヒー、紅茶、コーラから好きなのを選べる。フリーだ。「チャイチャイチャイ~!」とか「コッフィコッフィコッフィ~!」とか叫びながら5ルピー請求してくる人がいない。
トルコ!(21:23)

今気が付いた。このバスはフリーWiFi装備だ。移動中にも関わらず回線が高速でyoutubeの高画質動画をサクサク再生できる。空調も適温を保ち続けている。更に静かで良い匂いがする。凄過ぎる!トルコ!(22:46)

車内は暖かいがトイレ休憩で外に出たとき震え上がった。ギョレメ辺りの朝はかなり冷え込むらしい。景色も随分変わった。(5/27 7:16)

遠くに見える羊の群れ。背後の山。トルコのアジア側だが住宅やらの街並みはヨーロッパ感が強い。(8:14)

しかしアレだ。手に香り付きの水をかけられるの4回目なんだがやり過ぎではないか。匂いと空腹で気分悪くなってきた。(8:44)

チケットはギョレメ行きだが手前のバスターミナルで「ここで乗り換えだ」と降ろされ旅行代理店に通された。これは噂に聞く半強制的ツアーブッキングの罠。特に脅されたりするわけではないがギョレメに到着する時間が遅くなる。ツアーに参加しない意思を示した僕に何度もソフトに営業をかけてくる。「ツアーは良いぞ。安く楽に多くの観光スポットをまわれる。」「ノーだ」「なぜだ。カッパドキアを自力でまわるのは難しいぞ。」と一時間もやり取りしていたので腹が減ったし眠いしで「早くギョレメに行きたい。車はまだ来ないのか」と言い寄って少々強引に脱出した。
乗り換えと言ってもそもそも嘘なので、バスターミナルからギョレメまでは裏の道に停めてある旅行代理店のボロい普通車で送られる。

ギョレメに着いてびっくりした。写真は宿の屋上から撮った。どこかに行かなくても街自体が既にこの状態なのが凄い。(10:36)


【カッパドキアを巡る】

カッパドキアの山をマウンテンバイクで登ったり降りたりを繰り返したのでベリータイアードだ。よって昨日と今日で撮った写真を貼っていく程度で今日は寝ようと思う。

ギョレメに着いて最初の飯。17リラと高かったが変わった物を食べたかったので奮発した。素焼きの大きなトックリ型の器に具材をいれて蒸し焼きにした物。食べる前に器の上半分を取る。僕の頼んだのはチキン。サラダとご飯がセット。うまし。

この日はイスタンブールから同じバスで来た日本人の青年と一緒に行動した。路線バスを乗り継いでデリンクユの地下都市へ。

地下にアリの巣状に穴を掘って隠れ住んでいたらしい。隣町のカイマクルと地下でつなっがっていた様で、かつては約2万人が住んでいたとのこと。

内部の通路は狭く、居住スペースも広くない。本当に万単位の人間が住めるのか怪しいが『風の谷のナウシカ』の蟲使いの家みたいにぎゅうぎゅう詰めで生活していたのだろうか。この穴倉でどの様に暮らしていたのかと過去に思いを馳せるのは面白いが観光スポットとしてはかなり地味。井戸、通気口、キッチン、学校、協会等の跡があるが、何せただの穴だから。

初日は以上で観光終了。

絨毯屋。

カッコ良いトラクター。

つづく
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その他の写真









イスタンブールメモ
イスタンブールにはモスクが密集している。
新市街と旧市街の狭い範囲に20くらいあったと思う。
時間になると全てのモスクから礼拝の呼びかけが同時に放送され、混沌とした不協和音でこだまする。
地理的、文化的、歴史的なあらゆるものが複雑にミックスされたようなイスタンブールは、幾重のこだまの残響が不思議と調和する独特過ぎる街である。

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