2024年3月13日水曜日

探検のすゝめ〈中級編〉ゴーストサイト攻略(改訂版

「まぁ、○○なんだけどね。」と、大きめの態度でどこから目線か分からないマウントを取ろうとしてくる人を無責任な小心者とタグ付けするJitaの穴と申します!

2020年3月に書いた「探検のすゝめ〈中級編〉ゴーストサイト攻略」が現状に対応しきれておらず、私の知識不足で内容も今ひとつなため改訂版を投稿することにしました。

旧記事に書いた方法ではリスクと収穫が釣り合わず、探検道の入口付近にしては難度が高かったので、格安Fitの船に乗った低スキルキャラクターで安全にゴーストサイトのコンテナを全ハックできる方法を公開します。


ゴーストサイトとは

Ghost Sites(ゴーストサイト)とは「Covert Research Facility(秘密研究施設)」というレベル3のトラップ系データサイトの通称です。
名称は発生するセキュリティー領域で異なり、
ハイセク:Lesser(下位型)
ローセク:Standard(標準型)
ヌルセク:Improved(上位型)
ワームホールスペース:Superior(最上位型)
これらがサイト名の頭に付きます。

例:Lesser Guristas Covert Research Facility(下位型ガリスタス秘密研究施設)
下線部には同じシステムで主に発生するNPC海賊の名前が入ります。
例外として、ワームホールスペースでは主にスリーパーやドリフターNPCが発生しますが、サイト名にはブラッドレーダー、サンシャ、ガリスタス、サーペンティス、エンジェルのいずれかが入ります。

これらの他にもCovert Research Facilityがありますが、ハイスペックの戦闘艦を要する戦闘サイトなので注意してください。※ハイセクにはありません


トラップ

〈爆弾〉

爆弾トラップがあります。
通常のハッキングサイトでは1つのコンテナのハッキングに2回失敗すると爆発します。この時、コンテナが消失するだけでダメージはありませんが、ゴーストサイトでは一回失敗しただけでダメージを伴った爆発をする爆弾が4つのコンテナに仕込まれています。

爆弾1つあたりのダメージ量は上位サイトほど高くなり、ダメージ属性は全てエクスプローシブ、爆発半径は10km程度とされています。
ハイセク:6,000ダメージ
ローセク:8,000ダメージ
ヌルセク:10,000ダメージ
ワームホールスペース:12,000ダメージ
〈タイマー〉

サイトに到着したら(おそらくオーバービューにサイト内のコンテナ等が映った瞬間/サイトのグリッド*に入った瞬間)タイマーがセットされ、カウントダウンが始まります。
※グリッド:天体やステーション等より小さいオブジェクトが表示される半径8,000kmの球体領域。ジタ4‐4カルダリ海軍組立工場を含むグリッドのみ半径70,000km。
例外:コバートオプスクローキングデバイスでクロークしたままサイトに到着するとクロークを解除するまでタイマーは作動しません。  

タイマーの長さはランダムに決定され、最短⇔最長の振れ幅は極端に広いです。
サイトの仕様変更時にタイマーが延長されたようで、現在はおおよそ1~5分程度だと思います。
カウントダウンはサーバー内で処理されるだけでゲーム画面に表示されません。
カウント0でNPCが現れて全ての爆弾を起爆します。

誰かが先にサイトへ侵入していた場合、カウントダウンがかなり進行していることがあります。ワープする前にサイト内にプレイヤーがいない事をDスキャンで確認しましょう。(Dスキャンでの確認法は旧記事を見てください)
危険なのは、既にサイトが攻略済みでプレイヤーが去った状態です。サイト到着時にハック済みのコンテナがあったり、コンテナが少なかったり(ハック失敗で爆発済み)であれば直ちにサイトから離脱してください。
最悪なのは到着と同時に爆発に巻き込まれるパターンです。これはどうしようもありませんが、後述するFitで撃墜されるのを回避できると思います。

NPCによる起爆の図
NPCは爆弾を起爆するだけでなくプレイヤーに攻撃してきます。
NPCには射程24kmのワープディスラプターでワープ妨害してくるタイプ通常攻撃のみの2種あり、上位サイトほど数が増え、編成はランダムです。NPC艦隊の総火力はハイセクサイトでも非常に高く小型艦では耐えられません。攻撃を受け止めるにはダメージ属性を考慮したヘビータンクのT1巡洋艦以上が必要です。
NPCのターゲティング距離は30kmでそれより遠ければ攻撃されない?らしいのですが、正確に30kmなのか確認していません。
ゲーム内データでは武器の射程が30km以上のNPCがいます。
タレットの射程、Optimal Renge(最適射程)+Accuracy Falloff(有効射程)×2でヒットする確率が6.25%です。
例:Serpentis Lookout/ 最適射程15km+有効射程10km×2=35km
艦隊は到着から30秒程度でどこかへ飛んで行きます。


ハッキング難度

ゴーストサイトのハッキング難度は同セキュリティ領域で発生する通常のハッキングサイトと同じです。レベル1~4の通常のデータサイト、もしくはレリックサイトを楽に攻略できるくらい上達していれば問題ありません。

ハッキングに不慣れであっても、ハイセクのゴーストサイトなら安価なFitで2発まで爆発をタンクできます。恐れることはありません。


いくら儲かるか

〈ハイセク〉
アイテムの市場価値によって左右されますが、ハイセクのゴーストサイトでは5~20Mくらいが獲得できる戦利品の妥当な金額だと思います。記事を書くために20サイトくらい攻略したところ、1サイトあたりの推定金額は最高額で30Mくらいでした。

手に入るアイテムは、
Shattered Villard Wheel(壊れたビラードホイール)
Covert Research Tools(秘密調査ツール?)
Mid-grade Ascendancy インプラントのBPC(ブループリントコピー)
アセンダンシーBPCはアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、イプシロンで、オメガは出ません。
BPCはそこそこの値段で売れることもありますが買い手がつきにくく、現金化するのに少々手間がかかるため儲け額には入れていません。

〈ローセク〉
ローセクのゴーストサイトでは150~200Mくらいの収穫が見込めます。

手に入るアイテムは、
Shattered Villard Wheel
Covert Research Tools
High-grade Ascendancy BPC(アルファ、ベータ)
Mid-grade Ascendancy BPC(ガンマ、デルタ、イプシロン、オメガ)
‘Wetu’ Mobile Depot のBPC
Electro-Neural Signaller
ハイセクと比べて額が跳ね上がるのはエレクトロニューラルシグナラーが確定で手に入るからです。
現在すごい勢いで値下がり中で下手すると100Mを切るかもしれませんが、長い目で見ると持ち直すと思います。(思いたい)
シグナラーは戦艦より大きい超大型艦(キャピタル)の建造に使用され、ヌルやローの勢力がヤル気満々で派手な戦争に向かって動き始めると一気に需要が高まります。
このアイテムが実装された当初は多数の新材料が追加されるなどしてコストが爆上がりしたため、超大型艦の建造がピタリと止まりシグナラーの需要がほぼ0でした。結果、1M台まで値下がりしたのですが、今はそうではありません。
よって極端に値下がりしない!(と思いたい)
画像にあるように、一時400M超まで暴騰したこともあります。私はログインしていなかった時期だったのでウハウハできませんでしたが、ビッグウェーブに上手く乗ればとても素敵な気持ちになれるかもしれません。
2024年3月11日現在、キャピタル艦の建造が加速し始めている予兆があり、高騰して製造業界のボトルネックになっていたアイソジェン(Isogen)も供給源が増えたことにより適正価格まで落ちていくと思われるので、良い波がそろそろ来るかもしれません。

以上、今回攻略対象にするのはハイセクとローセクのゴーストサイトです。


2つの攻略法

1)最も高額のコンテナだけハックしてトンズラ
カーゴスキャナーでコンテナの中身を透視して一番良いのをハッキング(余裕があれば2つ)してサイトから離脱します。
この方法だと失敗した時に船が破壊されてしまうのと、コンテナ1つでは危険に見合う収穫が期待できないため今回は解説しません。知りたい方は旧記事を参照してください。

2)カウント0まで粘ってトンズラ
爆発に2回耐えられる船で安全にハックします。
タイマーが終了するまで貪欲に居座ります。

ハイセクでの手順
サイトを特定したらサイト内をDスキャンし、プレイヤーの有無を確認します。
※普段からシステム内にどんなプレイヤーがいて何をしているかDスキャンで確認する癖をつけておくとより安全に行動できるようになります。
覚悟を決めたらサイトへワープします。
到着したら直ちにコンテナに接近し、ハッキングを開始します。
サイト内には5つのコンテナがあり、ピラミッド状に配置されています。
ローセクのゴーストサイトでは赤矢印が指すコンテナにシグナラーが入っていますが、ハイセクでは空なので無視します。
下4つのコンテナを手あたり次第ハックしていくのですが、高額になる確率の高いSecure Labを最初にハックすることをお勧めします。他のコンテナ名はSecure Depotです。

ハックする際の注意点
ここでは初期レベルに近い所持スキルを想定しているので、データアナライザーIを使うとします。T1アナライザーは射程が5000m(T2は6000m)です。
アナライザーを起動した後、射程圏外まで離れるとハック失敗になりコンテナが爆発します。
高速でコンテナに接近しながらアナライザーを起動すると、コンテナにぶつかった勢いで大きくはじかれたり、通り越して圏外に出てしまうことがあります。コンテナにぶつかるか通過した後、コンテナに向かって再接近するのを待ってからアナライザーを起動すれば事故を防げます。
また、ハック中にNPCが飛んで来て緊急脱出する際に、近すぎるとコンテナに引っかかって直ちにワープできない事があります。コンテナにベタ付けするのではなくキープアットレンジで十分なスペースを確保してください。近すぎず遠すぎない1000~2000mくらいが良いと思います。

NPCが飛んで来るまでハックし続けるのですが、二回失敗したらサイトを離脱してください。制限時間内に爆発をタンクできるのは2回が限界だと思われます。
ワープ態勢に入るとハッキングを中断したことになりコンテナが爆発しますが、NPCが飛んで来たらハック中でも即離脱してください。


ゴーストサイト用Fit例

〈ヘロン〉
このFitで2回の爆発をタンクできますが、シールドHPを増やすスキルが低い場合、ノータイムで2発喰らうと沈みます。(掲載しているFitはアルファ上限スキルでのスペック)
アルファクローンの上限スキルでエクスプローシブのEHP(レジストを考慮した実質の耐久値)がシールドのみで11,101EHP、アーマーとハルも込みで11,681EHPあります。ハイセクサイトでの爆発ダメージは6,000です。
同時に2発喰らうと船が破壊されますが、ゴーストサイトで2発同時にヒットするのは考え難いしシールドは自動回復するので、ハック失敗で爆発→次のコンテナも失敗して爆発したとしてもチャージされたシールドで受けきる(アーマーに抜けない)と思います。
このFitのレジストはスキルによって変化せず、作り立てのキャラでもエクスプローシブのレジは84%(具体的には83.84%)です。このレジで6,000EHPに相当するシールドHPは969.6なので、爆発時にシールドが970HP以上あればアーマーはノーダメで済みます。

いろいろ書きましたが、このFitで必要なスキルは少ないので安心してください。スキルについては後述します。

心配な場合は小型シールドエクステンダーをT2にするか、シールドハードナーを上位品に変更します。
幸いなことにエクスプローシブのシールドハードナーは需要が低いため、強力なDED品でも激安で買えることがよくあります。下画像でハイライトしたドレッドガリスタス、ドミネーション、Piht C-Type、Pith B-Type あたりが良いと思います。画像右端の%がレジスト値です。

ヘロンに乗ったアルファクローンでのハイセクゴーストサイト攻略動画です。
爆破耐久テストもしているので確認してください。

〈プローブ〉
所持スキルが同等の時、ヘロンのFitよりこちらのFitのシールドEHPが多くなります。
アルファ上限スキル時、シールドだけで11,955EHP、全体で12,711EHP。
オメガフルスキル時、シールドだけで12,453EHP、全体で13,209EHP。
T2の中型シールドエクステンダーを使っているので若干高くなりますが概ね良好だと思います。
パワーグリッド関係のスキルが低いとFitできないかもしれません。マイクロワープドライブをコンパクトタイプに変更するとパワーグリッドへの負荷が軽減されますが、それでも足りない場合はヘロンにしてください。
ロースロットのパワーコアをT2にすれば解決できそうですが、T2パワーコアを使うための必須スキル(キャパシタマネージメントV)はトレーニング時間が結構重めでオメガ限定です。T1パワーコアを2つにすると十分なパワーグリッドを確保できますが、運動性能が下がることに注意してください。

Fitのコンセプトはヘロンと同じなので、触れていない重要なモジュールについて解説します。

マイクロワープドライブは高速移動に最適なモジュールです。
アフターバーナーより高速ですが、キャパシタ消費が激しいため回しっぱなしにしているとキャパシタが切れるかもしれません。ゴーストサイト内では移動する時に1サイクル回す程度にしてください。
どのマイクロワープドライブを選択するかは個人の好みや使用方によって変わります。小型艦用の5MNマイクロワープドライブの性能を比較して好みの物を採用してください。

ナノファイバーは最高速度と加速力、旋回性能を向上させるモジュールです。
サイト内の移動をより高速にするだけでなく、より速くワープ態勢に入れるようになります。ナノファイバーについては『ソロPVP講座(ナノとオフライン』を参考にしてください。

プローブに乗ったアルファクローンでのハイセクゴーストサイト攻略動画です。
攻略済みの無人サイトに入ってしまう稀な状況の撮影に成功しました。


ローセク・ゴーストサイト攻略

攻略法はハイセクと大体同じですが、爆発に耐えられるのは1回まで(シールドが十分チャージできるまで時間が経過すれば2回)と考えてください。
爆発ダメージは8,000なので、1発で削られるシールドは1,292HP(83.84%レジの場合)です。
Fitをより高タンクにすれば余裕で2発耐えられますが、危険地帯となるローセクを渡り歩く時に重要な船の運動性能が犠牲になるので安価で軽快なハイセク用のFitを推奨します。

画像はローセクのゴーストサイトです。
1~4が爆弾付きのコンテナです。
1のコンテナが高額になる確立が高めのSecure Databank、2~4がSecure Labです。
番号を振っていないコンテナ(爆弾無し)にシグナラーが入っています。名前が1と同じSecure Databankなので間違えないようにしてください。

攻略法でハイセクと異なるのはブックマークを使う点です。
サイトへワープ中にブックマークを取ります。ブックマークする位置はサイトのグリッド内であれば問題ありませんが、ブックマークから最寄りのコンテナまで少なくとも150km+α離れていなければなりません。(160~8,000km以内を推奨)

このブックマークはNPCが飛んできた時にワープ退避するためのものです。
プレイヤーは現在地から150km以上離れたブックマークに対してワープできますが、150km未満ではワープ不可です。
ブックマークを利用したグリッド内でのワープ移動は、ローセクだけでなくヌルやワームホールの探検サイトやPVE、PVPにおいても価値の高いほぼ必須の技術なので習得しておいて損はありません。
※主に戦闘で使用するブックマークを戦術ブックマーク(Tactical bookmark)と言います。
例外として、ワープ規制のあるデッドスペース(Deadspace:コンバットサイトのデッドスペースとは意味が違います)では中から外へ、ものによって外から中へも直接ワープできますが、グリッド内でのワープ移動はできません。

ブックマークの取り方と使い方

簡単なのはショートカットです。
ショートカット設定の【Navigation】→【Save Location】でキーを確認・変更できます。
ショートカットを使うか、ネオコムメニューから【Personal】→【Locations】でロケーションウインドウを開き、【Add Location】で右画像のウインドウが開きます。
ブックマークの名称と保存先のフォルダー、有効期限を決定し、【Submit】で保存します。
もしくは、自分の船にカーソルを合わせてホールドし、ラジアルメニューを展開してブックマーク作成のウインドウを開きます。

ワープ中も現在地をブックマークできるので、ワープ前にウインドウを開いておき、ゴーストサイトに到着する直前でブックマークします。
取得するタイミングは、到着地点までの距離が一万km台になった瞬間くらいが良いと思います。
ワープ中に狙ったところへブックマークを取るのは難しいので、練習してから本番に挑むようにしましょう。

システム内で保存したブックマークを確認・使用できるローカルロケーションウインドウを開いておくと便利です。
ショートカットは【Window】→【Local Locations】でキーを確認・変更できます。
システム内のブックマークは空間を右クリックでも確認・使用できます。
ローカルロケーションウインドウはローケーションウインドウのボタンを押しても表示できます。









攻略手順
サイトへワープ
ワープ中にブックマーク
シグナラー以外のコンテナをハック
NPCが飛んで来たらブックマークへワープ
NPCが帰るのを待って、シグナラーのコンテナへワープしてハック

ローセクでの活動にプレッシャーを感じるなどして、ハイセクより難しい爆弾付きコンテナをハックするのは気が気でない場合、爆破ダメージの無いシグナラー入りのコンテナだけ狙うのもアリです。少しづつ経験を積みながら徐々にローセクの空気に心を慣らしていきましょう。最初は誰でも怖いものです。

アルファクローンでの攻略動画です。
1つめの攻略は録画の操作に気を取られ、ブックマーク取得を忘れて現場入りしてしまいました。本来ならボツにするところですが、押し通すこともできなくはないという事例として良いと思ったので収録しました。


スキル

掲載のFitでゴーストサイトを攻略するために必要なスキルはわずかです。下に羅列するスキル群を見ると多い印象を受けるかもしれませんが、レベル5が必須のスキルは無いし、初めから取得済みになっているスキルもあるのでスキルトレーニング時間は長くありません。

必須のものを
優先するべきものを
あった方が良いものを
()内はアルファクローンの上限レベルです。動画で分かるように、アルファクローンの上限スキルで問題なく攻略できます。熟練すればのアルファ上限スキルだけで簡単に攻略できますが、最初から誰でもできるわけではないと思うので、通常のハッキングサイトで練習してみて自分にとって必要だと思われるスキルを追加習得してください。
ここに書いていないものにも有用なスキルはたくさんあります。その様なスキルも最終的に全て修得することになるので、取っておいて損はありません。

〈スキャニング〉
Astrometrics/天文位置測量(3)
 スキャナプローブのスキャン強度増加、スキャン結果のぶれを軽減、スキャン時間短縮
Astrometric Rangefinding/天文距離測定(2)
 スキャナプローブのスキャン強度増加
Astrometric Pinpointing/天文位置測定(0)
 プローブスキャン結果のぶれを軽減
Astrometric Acquisition/天文位置捕捉(0)
 スキャナプローブのスキャン時間短縮
Hacking/ハッキング(3)
 データアナライザーのウイルスコヒーレンス(ハックする時のHPの様なもの)増加

〈ナビゲーション〉
Navigation/航行技術4)
 船の最高速度増加
Evasive Maneuvering/回避操作(3)
 船の敏捷性(加速力と旋回速度)強化
Acceleration Control/アクセラレーションコントロール(3)
 アフターバーナーとマイクロワープドライブの速度ボーナスを増加
Warp Drive Operation/ワープドライブオペレーション(3)
 ワープで消費するキャパシタ使用量削減
High Speed Maneuvering/高速操作(3)
 マイクロワープドライブのキャパシタ使用量削減

〈スペースシップコマンド〉
Spaceship Command/宇宙船操作(4)
 船の敏捷性(加速力と旋回速度)強化
○○ Frigate/○○フリゲート(4)
 このスキルに対応するシップボーナスの強化
 「○○」は船を開発した国名。ヘロンはカルダリ。プローブはミンマター。

〈シールド〉
Shield Management/シールドマネージメント(4)
 船のシールドHP増加
Shield Operation/シールドオペレーション(4)
 シールドの自動回復時間を短縮
Shield Upgrades/シールド強化(4)
 シールドエクステンダー、リチャージャー、レジストアンプのパワーグリッドへの負荷軽減
 プローブのFitは4が必須。ヘロンのFitは1で可。
Tactical Shield Manipulation/戦術シールド操作(4)
 ダメージがシールドを貫通する確率の低減
 シールド残量が25%以下になると25%(レベルごとに-5%)の確率でダメージが下層に貫通する。

〈エンジニアリング〉
Power Grid Management/パワーグリッド管理(5)
 船のパワーグリッド強化
 これが低いとプローブのFitは使えない。ヘロンのFitは2で可。
Capacitor System Operation/キャパシタシステムオペレーション(3)
 船のキャパシタの充電速度を強化
Capacitor Management/キャパシタ管理(4)
 船のキャパシタ量を増加


ゴーストサイトを見つけるためのヒント

ゴーストサイトは発見が稀なデータサイトです。
狙って見つけるのは容易ではありませんが、他のサイトと同様に同業者の少ない過疎地に群生していることが多いです。
どこが穴場になるかは曜日や時間帯によって変わり、その状況も日を追って緩やかに変化します。つまるところ、未踏の地にも赴いて自力で土地勘を掴むしかありません。
システム数は、ヌルセク/3294(内230がポラリス)、ワームホールスペース/2600なのに対し、ハイセク/1090-20、ローセク/817-7しかありません。(しか?)
※ポラリスとはジョビアン(CCP)の領域で、アライアンストーナメントの参加者など特別に許可されたプレイヤー以外は入れません。ハイセクとローセクのマイナス値はトリグラブの侵略によりニューエデンから断絶し、ポチベン(Pochven)に統合されたシステム数です。https://kybernaut.space/invasions
ついでに、ハイセクでもローセクでもないので今回の内容とは関係ありませんが、去年 Zarzakh という特殊なシステムが新たに追加されました。

ローセクで探すならFW(国家間戦争)地帯を避けた方が良いと思います。
FW関係のシグネチャが多数発生していてスキャンする手間が増えてしまいますし、PVP目的のプレイヤーが行き来するので危険度もそれなりに高くなります。

オススメはやはりローセクの奥地ですが行くのは難しいですよね?
各地のローセクに簡単に行く方法の1つとしてワームホールを利用する手があります。ローセクではローセク同士を接続するワームホールが発生しやすく、ワームホール接続をハシゴするだけで多数のローセクシステムに到達でき、スターゲートを通過するよりもかなり安全だったりします。
ワームホールの使い方はワームホール関連の記事を参照してください。

これはハイセクにも言えることですが、ゴーストサイトだけを追いかけると中々見つからず退屈になりがちです。通常のデータサイトもつまみつつ他にもできる事、例えばDEDサイトの1と2はヘロンのFitにロケットランチャーとドローンを積んでおくなど、何らかの攻撃手段があれば簡単に攻略でき、良い感じの収穫が期待できます。

アルファクローンを使うこともオススメします。
新規アカウントを作成し、十分なスキルレベルに育ったらハイセクから入りやすいローセクシステムに配置しておきます。こうしておけばログインするだけで1システム分のシグネチャをすぐにスキャンできるし、近場やロー接続のワームホール経由などで比較的安全に探索範囲を広げられます。
他にもローセクではクローンソルジャー狩り、ガスマイニング、DED1,2,3,4などアルファクローンでもできる事が盛り沢山です。

いろんなことに挑戦し、知識と経験、楽しみ、儲けを増やしてください。
これがソロプレイヤーの生存戦略です。


知っておくと有利になることもあるアイテム知識

ビラードホイールは、各セキュリティ領域のゴーストサイトで手に入るBPCを用いてインプラントやモジュールを製造する時に使う材料です。これらインプラントはワープ速度を向上させるものです。モジュールはワープ速度を向上させるものとジャンプフレイターのジャンプ燃料を節約するためのものです。
ビラードホイールは、かつて0.6~0.8M(時には1M)で取引されていました。一時大暴落した後にある程度回復しましたが、今のところ半値くらいに収まっているようです。ゴーストサイトは私が旧記事を書いた時点で、ハイセクサイトの最高額になるコンテナ1ハックで15~30Mが相場だったのですが、ホイールの値下がりによって現在は4つハックして20~30Mあたりが上限といったところです。
なぜこれほど値下がりしたか分かりませんが、フレイターやジャンプフレイターの乗り手が減少したのは間違いないようです。

リサーチツールの相場は安定しています。
これはストラクチャ関係のアイテムの製造に使われるのですが、相場が安定している主な理由はNPC買取があるからです。
https://evetycoon.com/market/33577の ”Buyers” 欄を見てください。有効期限が200日とか300日以上ある買い注文は全てNPCによる定額買取(プレイヤーによる売り買い注文の最長期限は90日)です。買取の数が設定されていますが、売った瞬間注文が更新されるので無限に買い取ってもらえます。
リサーチツールのNPC買取は全てヌルセクです。

2024年3月7日木曜日

プチカスタム海軍FGでアビサルダイブ

今回は海軍フリゲートに乗ったアルファクローンでどれくらい快適にT0アビスが攻略可能かの確認と、超低コストで作れるアビサルモジュールの可能性について考える回です。

初めはDED1,2を海軍FGで攻略する企画だったのですが、私のアプローチでは一部の船に限定されてしまって面白くなかったので、いろんな船を使えるアビサルに変更しました。
この記事ではPVE方面での海軍FGと安価なアビサルモジュールの可能性を示します。T0アビスについて書きますが、DEDやその他のアクティビティーにも私が思いつかないようなオリジナルFitの海軍FGで挑戦して下さい。
DED1,2について、以前は攻略を失敗してゲートがロックされたまま放置されていることが多かったのですが、アップデートでゲートの開錠に専用キーが不要になり、ハイセクでもDED1,2をよく見る様になりました。https://www.eveonline.com/ja/news/view/patch-notes-version-21-06
DED1,2は簡単に攻略できて収穫も良いです。
ハイセクDEDは3,4を巡洋艦で攻略する人が多く、巡洋艦で侵入できない1,2が溜まりやすい地域があります。

アビサルモジュールとは

アビサルモジュールはアビサルデッドスペースで手に入る変異プラスミドを使って性能を変化させたモジュールです。
変異プラスミドはモジュールやドローンを強化するために使用されますが、確率で強化されることもあれば劣化することもあります。また、変異できるのは1度きりで、変異を元に戻す手段はありません。
アビサルモジュールは変異前のモジュールのメタレベルと関係なく、Fitするのに同種のT2品と同じスキルが必要になります。
変異プラスミドには一部を除いて各種3つのグレードがあります。
低グレード(Decayed)は強化の上限が低い。
中グレード(Gravid)は強化の上限が高い。
高グレード(Unstable)は更に強化上限が高い分、劣化も激しい。
変異プラスミドを使用して変異ウインドウを開き、対応するモジュールを突っ込んで変異させます。
失敗作は再処理してミネラルにするか、捨てるか、契約詐欺に使います。
これくらいのができると、とても幸せな気持ちになります。


使用する低コストのモジュールと変異プラスミド

これらのモジュールと変異プラスミドは今回使用したものですが、非常に安価です。
いずれも供給に対して需要が低いので、タイミングが良ければ買い注文で100個買っても1Mでお釣りがきます。
まとまった数をタダ同然で買えてしまうのは使う価値がないからでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。安価なメタモジュールはFitを構築するのに欠かせないモジュールで、Fit内でT2以上の価値を持つこともしばしばです。それをさらに強化してしまう変異プラスミドは言うまでもありません。


低グレード・アビサルメタModとT2Modの比較

ここではメタレベル1の「Small I-a Enduring Armor RepairerをDecayed Small Armor Repairer Mutaplasmidでmax変異させたもの」と「素のSmall Armor Repairer II」がどれくらい違うか比較してみます。
※画像左からオメガフルスキルでマグニート・ネイビーに、Small I-a Enduring Armor Repairer、同モジュールのMAX変異品、Small Armor Repairer IIをそれぞれ1つだけFitした状態。

素のメタ:CPU 5,      PG 5,     回復量 26.0EHP/s, 4分34秒でキャパシタ枯渇
変異メタ:CPU 4.75, PG 4.75, 回復量 30.1EHP/s, 37.2%でキャパシタ安定
     T2:CPU 6,      PG 6,     回復量 30.3EHP/s, 2分24秒でキャパシタ枯渇

低グレード変異プラスミドでMAX変異させても回復量はT2にやや劣りますが、CPUとPGが低負荷なのはもちろん、キャパシタ無強化で安定してしまう消費電力の少なさは素晴らしく、総合力ではT2より強力なモジュールになることが分かります。

MAX変異させるのは現実味がありませんが、2つ3つのゲージが上限付近まで伸びることが割とあります。
T2と比べてぱっとしない、部分的な強化で止まったアビサルモジュールでも、素のモジュールだけでは不可能な一味違うFitが可能になります。


掲載するFitについて

今回はフルスキル状態のアルファクローンでTier0アビスを攻略しました。
各国家が1つのフィラメントを担当し、それぞれ2隻の海軍フリゲートを選択しています。

 アマー帝国:エレクトリカル(マグニートN、スライサー)
 ガレンテ連邦:ファイアストーム(イミカスN、コメット)
 カルダリ連合:エキゾチック(グリフィンN、フックビル)
 ミンマター共和国:ガンマ(ファイアテイル、ビジリF)

掲載するFitは各船に3つあります。

1)変異していない素のモジュールのみを使用したアルファ用Fit
アルファクローンの上限スキルで安全に攻略できるスペックにしてあります。

2)1のFitで一部のモジュールを変異させたもの
「少し良い」くらいの変異に抑えた、低コストで量産できるアビサルモジュールを主に使いました。スペックがやや強化されているものの、Fitは1と同じです。※実際に使用したアビサルモジュールの変異状態も添付しておきます。
当たりの変異モジュールを使ってFitが別物に変わっていく過程が今回の企画で一番面白いところです。それをここでやってしまうと試行錯誤する楽しみを奪ってしまうと思い、あえてFitの微強化程度にしています。各自で大当たりのアビサルモッドを引き当ててオリジナルのスーパーなFitを構築してください。
Fitの使用感確認用の動画を付けておきます。隣のミュージックビデオは各艦に対する個人的なイメージを元にしたテーマソングです。

3)タンクを削り火力を盛ったやや攻め気味のオメガ用Fit
フルスキルのオメガクローンになると海軍フリゲートの醍醐味である高速&高火力の面白さを余すところなく味わえます。
ここでも変異モジュールを使ってオリジナルFitを模索してください。


Fit画像の各数値はアビサルの環境効果を反映した状態です。
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T0 エレクトリカル

<マグニート・ネイビー>
アーマーリペアラー1つで十分にできるのに、デュアルレプがかっこ良いのでそうしました。
キャパシタは十分あるので2つ回し続けても良いし、1つだけ回したまま被ダメが高くなった時に両方回して間に合わせるのも良いです。
Energized MembraneがT2になっていますがメタ品で十分です。
ノスフェラトゥはあまり意味がありません。キャパシタを吸いたい衝動に駆られた時に使います。
※ローグドローンのフリゲート(T0では出ないローグ巡洋戦艦も)はキャパシタが1GJしかないので吸えません。

PGへの負荷が大幅に下方修正されたリペアラーを使ったので、ノスをコンパクトタイプにしました。
リペアラーの省電力化とキャップバッテリーのキャパシタ強化により、キャパシタ強化リグを1つ削っても安定しますがここではしていません。
 

アルファでは使えないT2アフターバーナーでより高速にしつつ、2ウェブでガッチリ抑え込むことでターゲットを最適射程に捉えるのが容易になりました。
高火力の相手にはタンクが厳しいですが、落とされる前に落とせる火力にしました。

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<スライサー>
二転三転しましたが、無難を目指してこのFitになりました。
ヒートシンクが1つになってマグニートより火力が落ちますが、射程が長いので割と快適です。

シングルレプということでリペアラーはマグニートより少し良い物を使いました。





 

T2アフターバーナーで高速に。追加のヒートシンクで高火力に。


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T0 ファイアストーム

<イミカス・ネイビー>
2ウェブにすることで高速NPCをブラスターの短い射程に捉えるのが容易になります。
トゥルーサンシャのレジモジュールはT2より高レジかつ格安だったので採用しました。Energized Membraneは全属性タイプを使うのが主流で、単属性タイプは派閥品でも非常に安く買えることが多いです。レジはT2相当あれば問題無いので、値段と性能を見てお得なものを選択してください。
エクスプローシブのレジモジュールは全属性タイプに変更した方が良いと思います。「トゥルーサンシャ安っ!」となった勢いで単属性二連にしてしまいました。動画を撮りなおすのが面倒なので、ここはこのままで行きます。
ドローンはホブゴブリンIIをメインで使い、オートマタサプレッサーやスカイブレーカーなど確定でドローンにダメージが入る状況でホーネットIIを使います。アビサルではドローンの出し時を間違うと簡単につぶされるので注意してください。

素の状態ではタンクがやや不安なので、なるべく良いアビサルアーマーリペアラーを使ってください。


 

アフターバーナーをT2に。
オメガスキルでキャパシタに余裕ができたので、キャパシタ強化リグを火力強化に変更しました。

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<コメット>
ノスフェラトゥを使う意味があるように、このFitではあえてキャパシタが安定しないようにしています。キャパシタが吸えないローグドローン隊が鬼門になりますが、無駄にリペアラーを回さないようにしていれば十分持ちます。
これもイミカスと同様にエクスプローシブのレジモジュールを全属性タイプに変更した方が良いと思います。

リペアラーの省電力化+回復強化とバッテリーのキャパシタ強化で電力問題がかなり改善されるので、変異プラスミドの力をより実感できると思います。
しかしながら、ここではキャパシタ消費が激しいウェビファイアを使っているため、全体ではマイナスになっています。手持ちのアビサルウェブでちょうど良いのがコンパクトタイプのウェブだったから、この様になりました。ウェブ用の低グレード変異プラスミドはMAX変異しても電力消費が素のモジュールより悪化するので、キャパシタを節約するなら素のX5 Enduring Stasis Webifierを使うようにしてください。
 

ウェブとアフターバーナーのT2化。
コメットは海軍FGの中でも高速高火力なのが売りですが、私見ではそれ以上に旋回性能と加速力が魅力です。動き回るNPCにグイグイ食らいつく操作感をオメガフルスキルで体験してください。


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T0 エキゾチック

<グリフィン・ネイビー>
グリフィンNをグリフィンNたらしめているECMジャミングドローンはアルファクローンで使えません。そもそもEC-300がアビサルで役立つか不明ではありますが、アイデンティティ-を封じられたグリフィンもまたカワイイです。
仕様変更によりグリフィンNのドローンには「ドローンダメージ -85%」と「ヒットポイントとコントロールレンジ -50%」という重めのペナルティが課せられ、ドローンベイは実質EC-300専用となりました。ゆえに、積んであるホーネット I は飾り(カワイイ)です。
火力は十分あるものの最短射程のブラスターかつグリフィンNが低速なので、よちよち歩きでも2ウェブでしっかりキャッチして射程圏内に捉えられるようにしました。
シールドバッファタンクですが自動回復量増加リグにしています。Core Defense Field Purgerがカワイイだろうと思ったのでこうなりましたが、エクステンダーでも良いです。

これらアビサルウェブには少しでも早く敵に近づきたいという思いが込められています。
ミディアムシールドエクステンダーも変異させようかと思いましたが、T2の変異はコスト高に、メタ品はもっと高額になってしまいます。T1は弱すぎるし、素のT2が最もコスパが良いので変異は諦めました。
 

オメガスキルでCPUとPGに余裕ができたので、より射程の長いブラスターに。
火力と射程をのばしつつシンプルに可愛さを洗練させました。
念願のEC-300を積んでありますが飾り(カワイイ)です。

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<フックビル>
デュアルシールドレプにしようとしたんですけど、ウェビファイアがないと距離を取ろうとするNPCを追いかけるのが大変だったのでシールドブースト&バッファのミックスタンクにしました。
フックビルはケストレルよりCPUとPGが少ないので、Fitのバランスを取るのが難しい印象があります。

変異によってキャパシタ強化リグを外してもキャパシタが安定するようになっていますが、シールドブースターのキャパシタ消費を増やすエリアに入っても長持ちするようにリグの変更をしていません。
スモールシールドエクステンダーを変異させるともっと良くなります。
※キングレコード株式会社が著作権を保有する音源は外部サイトで再生できない仕様になっているので、『水の星へ愛をこめて』はリンクからYoutubeへ行って聴いてください。

無難にシールドバッファタンクにして2ウェブ化。
小型高速NPCにダメージが入りにくいレイジロケットも、2ウェブで動きを抑えると実効ダメージが100%近くになります。


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T0 ガンマ

<ファイアテイル>
ガンマで無難なシールドバッファタンクにして、なるべく高火力にしました。
※ファイアテイルは2024年2月20日のアップデートでMinmatar Frigate スキルのレベルごとに Small Projectile Falloff +5%のシップボーナスが追加されましたが、ここではそれ以前のスペックになっています。

省エネタイプのアビサルウェブで良い感じのがあったのでコンパクトタイプから変更し、アフターバーナーをコンパクトタイプにしてFit可能にしました。
 

ファイアテイルは速いですが、捕まえて殴るタイプのFitでは2ウェブが楽、ということでこうなりました。
火力を高めつつ十分なシールドバッファも確保。

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<ビジリ・フリート>
ビジリFはロケットの飛距離が短いですが、ウェビファイアの射程を50%延長するシップボーナスにより、安いメタ品を150Mくらいするダークブラッドとかトゥルーサンシャのウェブと同等の性能で使用できるのが面白いです。
ただし、ガンマの環境効果でシールドバッファを超強化されるスカイブレーカーにはロケットだけのDPSで足りないので、ロケットランチャーのオーバーロードとドローンの加勢が必須になります。

ウェブしか変異するところがないしシップボーナスも強力なので一番良いのを使いました。
 

2ウェブ化しつつ、十分なシールドバッファと火力を確保しました。
この火力であればオーバーロード無しのロケットのみでスカイブレーカーを落とせます。

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PVEとPVPにオススメの変異プラスミド

フリゲートから戦艦まで範囲を広げた時、安価で使いやすい低グレード変異プラスミドは下画像です。
2024年3月7日現在、低グレード変異プラスミド市場は概ねデフレ状態にあります。人気のないプラスミドは中・高グレードでも手を出しやすい価格になっているので、変異初めに良い時期ではないでしょうか。
赤枠がPVP向き、黄枠が両用、緑枠がPVE向き。
これは私の使用感のみを元にした分類なので的外れかもしれません。
PVE向きの物がPVP(またはその逆)で使えないわけでもありません。
バリスティックコントロール、ダメージコントロール、50MNマイクロワープドライブ、ヴォートンチューニングシステム用のプラスミドは1M以下で買えないので入っていません。

これらの中で特にオススメかつ今回未使用のものをいくつかピックアップします。
下線部は変異上限、モジュールのスペックはオメガフルスキルの場合です。

PVP_______________________________________

アーマープレートL(1600mm)、M(800mm,400mm
アーマーHPボーナス+10%、CPU負荷-5%、追加質量-15%、PG負荷-5%
プレートはPG負荷が高く-5%程度でもFit全体への影響が大きい。+10%の追加HPも強力。
 CPU 27, PG 480, 4000HP, 質量2625000kg(1600mm Compact メタ1
 CPU 25.6, PG 456, 4400HP, 質量2231250kg(MAX変異メタ1
 CPU 35, PG 550, 4800HP, 質量2812500kg(T2

ニュートライザー(L、M、S)
消費電力-15%、CPU負荷-5%、キャパシタ攻撃力+10%、最適射程+20%、PG負荷-5%
メタ品をT2以上の性能にできる。コスパも良い。
 CPU 20, PG 175, 消費 112GJ, 電攻 165GJ, Optimal 9000m, Falloff 4500m(中型メタ1
 CPU 19, PG 166, 消費 95.6GJ, 電攻 182GJ, Optimal 10800m, Falloff 4500m(MAX変異
 CPU 20, PG 200, 消費 112GJ, 電攻 180GJ, Optimal 10000m, Falloff 5000m(T2


両用_______________________________________

火力強化(ハイブリッド、レーザー、プロジェクタイル、トリグラ砲)
CPU負荷-5%、ダメージ増加+0.8%、発射レート-1.5%
大きな変化はないものの、火力が上がるのは純粋に強い。

アーマーリペアラー(L、M)
消費電力-15%、サイクル時間短縮-5%、回復量増加+10%、CPU負荷-5%、PG負荷-5%
T2リペアラーが良い感じに変異すると非常に強力。
 CPU 28, PG 138, 160GJ, 368HP/9s(中型T2
 CPU 26.6, PG 131, 136GJ, 405HP/8.55s(MAX変異T2
 CPU 23, PG 132, 160GJ, 405HP/9s,(Corelum C-Type



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お詫びと感謝

私がしばらくゲームから離れている間に3件のコメントを頂いていたことに今日気が付きました。返信が遅くなり過ぎた事をお詫びします。失礼しました。

頂いたコメントはどれも嬉しい内容でした。
記事を読んで役に立ったり好感を持ったとしてもコメントを書くに至らないことがほとんどだと思います。
時間を割いて感想や意見を示すコメントを書いてくれた人すべてに感謝します。ブログをやって良かったのだと嬉しく思います。ありがとうございました。

私はどの組織やコミュニティにも一切関わらず、完全なソロプレイを継続しています。
全プレイヤーが敵(敵視しているのとは違います)というハードモードと自分の都合だけで完結する気楽さが心地良いわけですが、Jitaの穴として誰かと対話することがほぼ無いため、書いているものが正しいのか、そこに意義があるのか不安になります。
記事を書きながら電信柱に話しかけているような気持になることがしばしばですが、皆様からのコメントで不足しがちなモチベーションが充填されます。

蛇足ですが、何で『Jitaの穴』なのか書きます。
’の穴’ の部分について、漫画『タイガーマスク』で悪役レスラー養成機関として登場する虎の穴に由来します。タイガーマスクは子供の頃にアニメの再放送をまばらに見た程度で思い入れはありません。卒業までにほぼ死ぬか再起不能になる虎の穴と初期段階でほぼ脱落するEVE Online似てる!ということでこうなりました。
違うのは悪人を養成するつもりがないことと、難儀な最初の一歩の簡略化を目的としていることです。ゆえに内容を初級レベルに絞り、細部の解説や根拠を一々書いているので文字数が多くなっています。
なんでこんなものを書いているかと言うと、プレイヤーのレベルが底上げされて強者が増えるほどゲームが面白くなるからです。つまり自分にとって都合の良い環境にするためです。無償の奉仕でも人気者になりたいからでもありません。

また、”Jitaの穴” はジタに発生するワームホールを指します。
当ブログは何らかのかたちで私の気が済むか、内容が重複する優れたブログの登場をもって記事を全削除し終了することになっています。
ジタに発生するワームホールの様に、実際には存在しないものとして消滅するその日までご利用いただき、気が向いたらご意見ご感想をコメントください。
内容の誤りをご指摘いただけると更に助かります。宜しくお願い致します。