2022年3月27日日曜日

最近のJitaの穴と今後

「そこへ連れて行ってくれ。金ならいくらでも出す」
と言ってみたいJitaの穴っです!

しばらく記事を投稿していなかったので「生きてますか?」とメールをいただきまして、「最近何してる」とか「これからどうする」とかダラダラと取り留めなく書いてみようと思います。

【生きてますか?】
大病を患ったとか身内に不幸があったとか、何かあったわけでなく地味に生きています。
投稿が止まっていたのは毎度の糞アップデートと蓄積されていく大量のバグに「あぁ..」「あぁ...」となって書く気にならなかったからでして。
それ以上にヤル気を削ってくるCCPの傲慢と怠慢もかなり効いています。
画像はテストサーバーでテスト中?の新UIです。
改悪しかない。控えめに言ってゴミですよ。
明るすぎるハイライト、無駄に目立つ大きいボタン、余白が多すぎるウインドウ。
現在と同等の情報量を表示させようとすると、ウインドウサイズが2~3倍になってしまう。
簡潔に表現すると「分かり辛い、使い辛い、目障り」で、画像以外でも、例えば入港した時にポップするメッセージが光ったり等、常に何かにムカムカしながら操作することになってるから辛いんですけど。

【未投稿の記事】
書いている途中でほったらかしになっている記事がいくつかあります。
試行錯誤している最中は面白いのですが、「これでいける」となった瞬間満足してしまって記事を書くモチベが雲散霧消し、未完のまま堆積している未投稿の記事です。

『T1アビスの潜り方』ダーク(ホーク、フックビル)、エレクトリカル(レトリビューション、スライサー)、ファイアストーム(エンヨ)、ガンマ(ベンジェンス)。
『T2アビスの潜り方』ダーク(チープFitホーク)
『ローセクESSキーサイト・ソロ攻略』
『探検のすゝめ〈戦闘編〉ベクサーで行くDED4/10とか』
『探検のすゝめ〈戦闘編〉HACで行くDED5/10とか』
『どうでもいいはなし(穴の向こう側』
『レベル4ミッション・スタンディングブーストフリート』
『バーナー用ガルムが死ぬ理由』
『ウェビファイアでアラインが遅くなる問題』
『ゲートキャンプ突破術』

そのうち投稿するかもですが、これらはお蔵入りになっています。
その他とアップデートで無意味になったのもいくつか。

投稿済みの記事についても、"Surgical Strike Update"で削減されたレジスト強化モジュール類に失われたレジの半分が戻ったのでFitを更新するか否か悩みどころでしたが、レジが強化されて余裕のあるFitになっただけだし、CPUとPGへの負荷は据え置きなので「まぁいいか」と今は思っています。
ちなみにレジがどれくらい減らされていたかと言うと、記憶ではDEDのA-typeハードナーが以前のT2相当まで落ちました。やりすぎですね。高火力タイプの短距離T2弾強化も同時だったので、レジ減らす必要なくね?って思っていました。

【記事にする時の基準】
書くかどうか決める当ブログの基準について。
実行する難しさを10段階に分けた時、1~3の範囲に収まるものに限定しています。
4から先は文章が長くなりすぎるか説明してもできる人が少ないかで、書く意味がないだろうと。
ブログには誰でもできそうな事を効率良くかつ楽しくこなしつつ、次の段階に進むための基礎が身に着くように書いているつもりです。
当ブログの記事内容には先のさらに先があります。
「できるんじゃね?→できそう→できた!」という自力で開拓する過程の面白さを味わってください。

単に難度が高いもの以外で、中には方法さえ理解すれば誰でも簡単に高収入になるものがあったりしますけど、クローンソルジャー狩りの記事に追記した自動モーダス狩りみたいに実行する人が数名増えただけで儲けが大幅に減るので書きたくなかったり。

バーゲストBPCですが、以前は400~800M(トルピード強化特需時最高値1B超)で売れていたものが現在は200Mで売れれば御の字くらいになっています。
この値下がりの主要因は製造に高価な素材が追加されたことですが、新素材追加以前に、正確にはEVEILさんがシャトルを使ったモーダスBPCファーミングについての動画を投稿された直後から急激に値下がりしました。
なので、楽に儲かる系はひっそりとバレないようほどほどにやっていくのが吉であります。

激安になったとはいえ、製造コストを見るとバーゲストBPCに買い手がつくのが謎なくらいの状況です。
Jita価格での材料費は2.12B。完成品が1.25B。作れば大赤字。
おそらくマーケットへ売りに出されているバーゲストは新素材追加以前に製造された在庫だと思うので、在庫が尽きたら売値が2Bを超えてくるのでしょうね。新素材高すぎ。
ファンフェスト直前に必要な材料が削減されるらしいですが、製造費が三分の一くらいにならないと割高感がパネェです。(新素材追加前の材料費は300Mくらいだった記憶)
バーゲストだけでなく海賊艦の製造費はどれも高すぎてBPCを手に入れても使い物にならず、ドロップしてもゴミに見えるんですよね。ガルムとかデアデビルとかの海賊フリゲートは利益が出るので嬉しいですが。

値下がりする前に売りそこなったモーダスBPCたち
現状ではガルムBPC以外はゴミ同然。

また、記事を書く際に「儲け額を盛らない」ことにも注意を払っています。
たまたま運良く連続で高額ドロップを引いて「1時間で500M」とか詐欺みたいなことは書いていません。
100Mと書いてあれば投稿当時の相場で平均して100Mの儲けが出ています。

【バックパッカースタイルで行くEVE Online】
過去に書いた旅行記をそのままコピペで投稿するシリーズについて。
単に文章をコピペして写真貼って終了なので記事の作成はすぐできるものの、気が付けば公開予約されたものが尽きていました。
5~10記事くらいをまとめて作って投稿予約し、それっきりにするので忘れがちです。

当ブログの更新情報は『EVE Japan News』に表示されるように管理人さんにお願いしてあるのですが、ブログの更新情報欄がJitaの穴で埋まって他のブログが埋もれてしまっていることもあったりで、自分でも目障りになっていました。なので、しばらく間を開けてから隔週くらいで再開しようかなと。
あと、記事には「全30話以内に納まる予定」と書いているにも拘わらず、数えると既に29話投稿済み。次回の投稿からは「全40話以内に納まる予定」に変更します。
この旅行記は、私の生存報告を兼ねて友人知人に向けてブログ投稿していたもので、バックアップしてあるのが他に21話分あります。1つの記事に2、3話収録しているのでこのシリーズは40話以内で終了するはず。
この旅行は「海外に行ったことがないので行こう」ということで中国の上海へ上陸し、一年かけて行けるところまで、途中で飽きたり辛くなったら即帰国するつもりで始めたもので、旅行記は出国前から書き始め、中国→東南アジアを巡り、『バックパッカースタイルで行くEVE Online』第一話のインドへ繋がります。
現時点で最終投稿になっているトルコからは、ドイツ→モロッコ→ドイツ→ベルギー→ドイツ→南米→帰国となり、PCに保存してあるのはモロッコまで。当時持ち歩いていたiPhone 3GSが壊れていなければ南米の途中までのデータがあると思いますが未チェック。
全部記事にすると長すぎるのでモロッコまでにしようかと。そのうち第二部として中国からインド直前までを記事にするかも?

【最近やっていること】
ゲーム内で最近ハマったのは「T1巡洋艦でクローンソルジャー狩りをしつつPVPの切っ掛けを待つ」です。
ネゴシエーターのクローンタグがボチボチの値段になってきたのもあって、かつバーゲスト以外のモーダスなら余裕で狩れるし、バウンティーが割り増し(Bounty Risk Modifierの影響)になっているシステムだらけなので割と良い収入を確保でき、ついでにローセクの過疎地で1対1かそれに近い状態でPVPできることもあって良い感じです。

勝っても負けても粋な一言をかましてくる海賊貴族みたいなプレイヤーは激減したにしても未だ生存しており、「やるじゃねぇか!」「お前もな!」みたいなスポコン漫画チックな対話が成立したりなんかするとニヤニヤしながらポッドでJita帰りできて良しです。

先日はベルトラッティング中のグノーシスに突撃し、「PVPをご希望ですか?」と問われ「OK Let's go!」で戦闘開始しました。
相手側の援軍が飛んで来るも「1対1の勝負だから手を出すんじゃねぇ」と仲間を制止する男前の海賊で、これからという時におぼつかない操船でポイントが外れた隙に逃げられ勝負は引き分けに終わりましたが、「gf」「お前のスタッバーは速い。良い動きだ。」と技量不足の相手を称える心遣いはまさに海賊貴族のそれ。
翌日、同一Fitのグノーシスに乗った同組織の別プレイヤーと同じシチュエーションで戦闘開始。今度はキャパシタ切れでMWDが回らなくなった隙にスクラム+ポイント+2Webでがっちりキャッチされ敗北。落とされる直前にカーゴ内のガルムBPC×2(同システムのベルトで連続スポーンした)を排出。ポッドでワープしつつ「gf」「take my gift」とチャットへ記入。間を置いて「ガルムBPC2枚も入ってるんだが!」「もらって良いのこれ?」と海賊にあるまじき発言にホッコリ。しばし談笑し、相手のお仲間もチャットに加わり「こいつを勧誘しようぜ」「だめだ。俺にBPCをくれる奴がいなくなるだろ!」「hahaha」と団らんの温かみがかもされたモテナシは久方ぶり。
翌日、知らない人から挨拶されると思ったら彼らのチームメイトで「どこ行くの?」とか「今度は何くれんの?」とか。「次はバーゲストかもね!」「haha」みたいな。

何となく掴んだ1対1に持ち込むコツは、あまり強そうに見えないT1巡洋艦くらいがベストで、美人に仕立てたキャラでアステロイドベルトを飛ぶのが良さそうです。
中身はオッサンでもキャラが美人なだけで甘くなるなんて男は単純よね<3

ロキとか強そうに見える船では全然ダメで、相手を1対1の戦いに引き込む程よい強さの船の選択と、勝てそうと思わせる雰囲気づくりって重要ですね。
それよりもまず、セーフティを緑にしたままロックオンしてスクラムキャンセルされて逃げられる回数を減らさないと。

【Jitaファイトクラブ】
かと言ってPVPに傾倒したわけでもなく、その日その場でやりたい事をやりたい様に浅く広く気ままにやりつつ徘徊するのが一貫したスタイルの私ですが、稀に「互角のスペックで勝負は腕だけ」みたいな1対1のPVPしたい、なんて日もあったりで。そんな時にもどかしいのは、そんな都合が良い相手は滅多にいないことでして。
微熱で頭がボヤっとしている時に限って勢いづいちゃって、TamaとかAmamakeへ単身乗り込み、良い感じに勝てそうになったタイミングで飛んできた増援部隊の長射程ワープ妨害にあれよあれよという間にからめ捕られ、センサーダンプやECMでロック不可にされつつニュートでキャパシタが底を突き、マローダーの超火力でオーバーキル、とかも「いろんな船があるんだ~な♪」つー感じで良い経験ですが、限界までモジュールを燃やして僅差で勝敗が分かれるようなのが一番アガルんですよね。
と、こんなのあったら良いのになと考えたのがJitaファイトクラブです。

詳細は置いといて大雑把に説明すると、マッチング用のチャットチャンネルで対戦相手を募って合流しJita内で1対1勝負(デュエル)するもので、手頃な価格のT1FGで対戦するためのFit制限と基本ルールはあるものの、相手と合意の上でルール変更可。勝利ではなく互角の勝負を目的としているので、強プレイヤーには相手に合わせて低スペックのモジュールやアルファクローンを積極的に使用してもらう感じで。イベントではなく常設なので、マッチングチャットに誰かいればいつでも戦えて良いかなと。
PVP出会い系システムみたいなものです。
でもですね、管理とかしたくないので「仕組みだけ作って後はご自由に」が理想でして、そんな無責任なやり方で成立するかと言うと厳しいですよね。
人を集めたり、迷惑プレイヤーに対応したり、たまにイベントも企画しないとすぐに人がいなくなるだろうな。そもそも誰か来てくれるのかな。
大変だろうな。やめとこう。
そんな感じです。

【今後】
金策や攻略について、当ブログで扱える簡単なものは一通り書いた気になっているので、捕捉や関連する事柄、それらとは関係ない事なんかを細々と投稿していくつもりです。

と、ここまでで今回は終わる予定でしたが、フォーラムに投稿されたリードUIデザイナーのCCP Junisonさんからのメッセージを読んで地獄の様な気持ちになりました。
要約すると「ベテランにとって情報密度が重要なことは理解しているが、新規プレイヤーにとっては難解で混乱の元になっているため新UIを作りました。」らしいです。
新UIの出来から察するに、スマホゲーにハマるタイプのゲーマーが馴染みやすいUIにすればユーザーが増えると考えているぽい?
CCP Rattatiの「ソロ月採掘は神から与えられた権利ではない発言」くらいショックでした。

新規が去るのはUIの問題ではなくゲーム性が合わないからだと思うんですよ。
UIを変えても中身は変わらないから結果は同じ。
それともゲームの全てを凡庸なモノにしようとしているのでしょうか?

EVE Onlineが存続できているのはCCPが優れているからではなく似たようなゲームが他に無いからで、極狭い範囲の需要を独占しているだけなのを自覚してない?
ゲームを万人受けするものに作り変えるのは企業として選択肢の一つではありますが、ゲーム会社としての実力がド底辺のCCPが同業と競合して勝負になるわけないじゃない。
CCPの皆様には「自分と比べて圧倒的に強い相手と同じ土俵で戦っても勝てない」ということをEVE Onlineをプレイして体験してもらいたい!そして、地味ではあっても誠実に取り組んでニッチを極めて末永く在り続けてほしい!

でもダメな人って努力することで失敗するんですよ。正しく努力できないから。

書き過ぎました。失礼しました。

【新型船】
3月28日のダウンタイム明けにSerenityサーバー(中華)へ投入されるらしい新型船です。

左から、
莫斯级(Moss:モス)
斯特迪亚级(Stedia:ステディア)
多普勒级(Doppler:ドップラー)
伦琴级(Roentgen:レントゲン)

左から、
摄尔修斯级(Celsius:セルシウス)
黎曼级(Riemann:リーマン)
史瓦西级(Schwarzschild:シュヴァルツシルト)
匹希斯级(Pixis:ピクシス)

中華サーバーはTranquilityのパラレルワールドみたいになっていて、独自のコンテンツがあったり課金でAT船を購入できたりと別ゲー化が進行中なので、これらの新型船が我々の宇宙で開発されることはないかもですが、こんなの出るらしいよ、ということで。

詳細は、