2021年4月24日土曜日

どうでもいいはなし(太陽の最深部へダイブ

以前の「どうでもいいはなし」で月や惑星の中に入る事について書きました。
そこでは太陽の中に入れないようになっているとも書いたのですが、ある方法を使えば簡単に太陽の中心に到達できることは割と知られていたりします。

そこにあるものが何なのか再度確認するために、久しぶりに太陽に潜ってみました。
ついでにニューエデン最速記録も圧倒的速度で更新しておきました。


【その前に】

本編に行く前に偶然太陽の中心に着いてしまったことについてです。
こちらは非常に稀な体験です。

テストサーバーでは、チャットに「/moveme」と書き込むと一部の星系のリストが表示され、選択した星系に瞬間移動できます。
この移動コマンドで到着する場所は、星系のどこになるのか法則があるようでないような、たまに妙な場所に飛ばされたりもするわけですが、この時は偶然、太陽の内部に到着しました。
ライブサーバーでは到達不可能なTheraの太陽の内部です。


後で思いましたが、モバデポを設置しておけば太陽の外からモバデポにワープすることで太陽の中に戻れたかもですね。


【確実に太陽の中心部に到達する方法】


これは「今さらですか?前からそうですけど?」的な事だったりするようですが、何のためにこんなものがJitaの太陽の最深部にあるのか?いつからあるのか?詳しいことは分かっていません。

これらのPOSは、所有者の組織の略称が[SHELL]になっているので、
「ShellShock'd Alliance」というアライアンスの誰かが設置したのでしょうか?

どうやって設置したのか?
なぜ設置したのか?
他にも設置物等のある太陽があるのか?
などなど、情報求む o7

ちなみに動画内で計測できた最大速度は
520,739,488m/s
5億2073万9488m/s
でした。


ニューエデン最速記録保持者は私、ということで。

2021年4月23日金曜日

【ローセク】ガス・ベンチャー

お前、体の輪郭がぼやけてるぞ?
オレ 今 高速で 振動 してるんだ
えぇ... お前 なんか すげぇな
という夢を見た
でおなじみのJitaの穴っです!

最近、ガス関係のアップデートというか、船の製造にマイコセロシン*が必要になるということで、アップデートの予告があった直後に安かったマイコセロシン・ガス価が爆上がりしました。
*Mykoserocin:日本語表記はミコセロシン?どちらの読みが正しいのか分かりませんが、私は「マイコセロシン」と言い続けます。

現在は落ち着きつつあるものの以前より高値をキープする傾向にあり、マラカイト・マイコセロシンなんかは再び上昇中で、WHガス最高値のC320より高かったりします。

The Forgeリージョン(Jitaを含む)の全ガス価
画像は2021.4.23現在のガス価。
右端の「isk/Venture」はガス業界で用いられる単位。「1Venture」のこと。
ベンチャーの鉱石ホールド5,000㎥に満載したガスの総額。

データサイトでドロップするようになった新素材も含めて今後どれくらいの価格に落ち着くのかは予測できませんが、Synth系ブースターの効果が2倍になることもあり、マイコセロシンは以前より高値を維持していくと思われます。
ローやヌルでマイコセロシンが大量に発生するようになったので、価格は以前と同じぐらいに落ち着くかも?
船の製造にどれくらい消費されるかによると思うので、価格が落ち着くのは数か月後でしょうか?


【石掘ってる場合じゃねえ、かも?】

ある程度の規模の組織に所属しているなら資源の確保に鉱石採掘をする必要があると思いますが、ソロプレイヤーにとってはどうでも良いことです。
利益だけ考えると、ベンチャーでローセクに乗り込んで高めのガスを吸っているだけで、1時間あたり100M以上の収穫があります。

ガスの吸い方に関しては以前の記事「ソロで行くワームホールの儲け方(ガス」を読んでください。
内容はWHでのガスハフになっていますが、やることは同じです。

総額20M未満(物価高騰のため高め)くらいのFitのベンチャーでフルスキルあれば31分15秒*で5,000㎥のガスを収穫できます。
必要なスキルトレーニングや投資額は、鉱石採掘と比べて非常に少ないです。
*1M未満で買えるインプラント「Eifyr and Co. 'Alchemist' Gas Harvesting GH-801」を挿せば30分未満。


【どこで吸うか】

ガスを吸うにはガスサイトをプローブで特定しなければなりませんが、ハイセクではサイト数が少ないので見つけるのに時間がかかります。
一方、ローセクではサイトが豊富で、マイコセロシン系のサイトだとガスの埋蔵量も多いものがよく見つかります。
ローセクガスサイトは最近2度の変更があって、1度目にガスサイトのスポーン数が減少、リスポーンまでの時間が増加し、サイトを発見できる確率がそれまでの3分の1~4分の1くらいになりました。
2度目になる直近のアップデートでそれらが上方修正されたようですが、探してみた感じではナーフが入る以前と同等かそれ以下くらいの状態だと思います。
また、私はアップデートの内容を「全てのローセクにガスサイトが湧くようになった」と受け取ったのですが、実際は以前と同様にガスの種類ごとに一部のエリア限定でスポーンしているようです。 
2021.4.27追記
本日のアップデートでローセクとヌルセクに湧くガスサイトに修正がありました。
前のアップデートでちゃんと実装できていなかったようです。
一部の地域しか確認できていませんが、マイコセロシンはローとヌル全域に発生するようになった?みたいです。
ガスの種類は地域によって制限があり、ガリスタスNPCのエリアではアンバーとゴールデンというように、それぞれの地域に2種類ずつ発生しているっぽい?です。
いつも通りアップデートに伴って大量のバグが発生しているので正確なことは分かりません。
CCPには実装する前にチェックする人がいないのでしょうか?不安でたまりません。もうすぐ来そうなアンチクロークキャンプのアップデートもクソみたいな物を実装されそうで心配です。アップデート内容の説明も何が言いたいのか分からない箇所が多々あるのも不満です。
2021.4.28追記
ミンマター系ガスがアマー領のディレリックでスポーンしているとコメントいただきました。
4国家の領地はそれぞれリージョン数が異なるので、ガスサイトのスポーンエリアが均等になるように配慮された結果だと思われます。
スポーンするガスとNPC派閥は必ずしも一致するわけではないようです。

アップデート後にハイセクとローセクでガスハフをしてみましたが、思う存分ガスを吸うにはローセクに行くしかないようです。
危険地帯での作業になるので、ある程度安定してガスを吸うにはそれなりの準備が必要になると思います。

「日帰りでベンチャーにガスを満載したら帰る」というのもアリですが、いちいち危険地帯を通ることになるので危険も多くなります。

私は、まずおおよその地域を絞り込んでからコバートオプス等で偵察し、拠点を決めます。
場所が決まったらWH経由でベンチャー、その他必要な物、ちょっとPVPできる船等を持ち込み、ガス採掘以外に必要なもの(主に対プレイヤー)が整ってからガスハフを開始するようにしています。

やり方は人それぞれです。
コバートクロークできるプロスペクトなら楽にローセクを行き来できるし、鉱石ホールドがベンチャーの2倍あるので、こちらを選択するプレイヤーも少なくないようです。
*船が高いので余計に狙われやすくなるというデメリットがあります。


【ガスサイトの種類別発生地域】
 ザ・フォージ:Amber(琥珀)
ローントレック:Golden(黄金)
  プラシッド:Viridian(青緑)
 ソリチュード:Celadon(青磁色)
 ディレリック:Lime(ライム)
  アリディア:Malachite(マラカイト)
モルデンヒース:Azure(瑠璃色)
  ヘイマター:Vermillion(バーミリオン)
※この発生地域は旧バージョンのものです。現在の分布がどうなっているか不明なので、はっきりしたことが分かるまでこのままにしておきます。

ガスサイトから収穫できるのは、
ハイセクはマイコセロシンのみ。
ローセクはサイトによってマイコセロシンとサイトセロシンのいずれか。
サイト名はWIKI等で調べてください。


【ガスベンチャーのFitあれこれ】

ガスハフに限定してもベンチャーFitは色々あります。
スロット数の少ないベンチャーでもFitによって使い勝手が大きく変わり、自分に合った性能を十分に引き出すことができます。
まだ自分好みのベンチャーFitが見つかっていない方は、いくつかFit例を載せるので参考にしてください。
自分に最適なベンチャーを作りましょう。

Jitaの穴推奨ベンチャーFit
私がローセクやWHでガスハフする時に使っている基本Fitです。
解説はWHガスの記事に書いてあるので、そちらを見てください。
好みでロースロットをワープコアスタビライザーに変更して、+3までのワープ妨害を無効にできます。
ベンチャーを狙う時はスクラム×2にしていることが多いので、個人的にはあまり意味が無いと思っています。
ワープコアスタビライザーがアップデートでアクティブモジュールとなり、+2のワープコア強度になりました。これを使用するとベンチャーはワープコア強度4になり、派閥品以外の2つのスクラムを無効にできるため、有効な選択肢となります。

シールドバッファ・ヘビータンク
先のFitのタンクを強化したものです。
ヘビータンクと言ってもベンチャーなので大したものではありませんが、落とされる前にバーストジャマーを1,2回多く回せる(たぶん)のは大きな違いだと思います。
速度モジュールが無いので移動に時間がかかりますが、下の動画でやっているように、ガス雲をブックマークし、ワープできる程度に近い別のブックマークを利用して、グリッド内をワープで移動すればガス雲への移動はすぐにできます。



シールドブースト・ベンチャー
さらにタンクを強化したものです。
タレットを積んでいないアステロ程度のクソDPSなら、モジュールが燃え尽きるまでタンクできると思います。
難点はシールドバッファが少ないので、シールドブースターを回すタイミングがシビアになることです。
シールドブースターとバーストジャマーを回しながらワープを連打することになるので、操作が複雑になります。

センサーブースト・ベンチャー
これはどちらかというとWHで採用されることが多い印象のあるFitです。
センサーブースターでセンサー強度を上げる(要ECCMスクリプト)ことで、コンバットプローブでベンチャーを特定するのがより難しくなります。
センサー強度を強化することで、特定するのに必要なスキャン強度が増加します。
どういう理屈でそうなっているのかは知りません。仕様です。
相手側プローブのスキャン強度が低ければ特定されません。
このFitは使ったことがないので、どれくらいの効果があるのか分かりません。
襲う側はコンバットプローブでベンチャーを特定する必要は無く、ガスサイトをコアプローブで特定すれば良いし、その方が簡単です。
捕まれば即死なので、リグはアライン等の敏捷性を強化するものの方が良いと思います。

ベンチャーキラー
これで目障りな競合プレイヤーのベンチャーやプロスペクトを殺します。
危機管理できていないプレイヤーはベンチャーをなめているので、ガスハフ中にベンチャーが飛んできても逃げなかったりします。
相手がバーストジャマー等のロック外しを持っていなければ、タックル成功でkillがほぼ確定します。
ガスベンチャーを落とせばT2ガスハーベスターが手に入る確率が高いし、ドロップしたガスを鉱石ホールドに全て積むことができるので、競合排除と収穫を同時に達成することができます。
私は普段ローセクやWHにおいても赤の他人とサイトを共有することはウェルカムで、初対面のプレイヤーと一緒にガスを吸ったりしますが、気分次第で殺します。

ローセクガスサイトは時には殺し合いも発生する、良い感じの大人の社交場だったりします。

用意周到なプレイヤーは、システム内に発生しているワームホールやスターゲートの向こう側に護衛キャラを待機させていることもあります。
捕まえたベンチャーに逆に捕まえられ、護衛艦がぶっ飛んできて瞬殺されたりするので相手を見てから襲いましょう。

2021年4月19日月曜日

ウルトラロックのメカニズムについての情報更新

以前にウルトラロックについて書きましたが、一番重要なポイントが抜けていたので捕捉します。
書き忘れたのではなく、知りませんでした。

前の記事を要約すると、
静止状態から2秒未満でワープに入れるようにFitした通称タクシー。これを捕まえられる超高速ロックオンをウルトラロックと言い、強化した船のセンサー解像度と極めて短いインターネット通信遅延によって実現できる。
といった内容でした。

記事を書いた後、ウルトラロックによるゲートキャンプ動画を見ているうちに、Pingやセンサー解像度だけで可能になっているとは思えないくらい簡単に捕まりすぎているように感じてきました。
それ以来、たまにネットでウルトラロックについて検索していたのですが、最近redditにウルトラロックについての詳細な投稿記事がありました。
今回はその記事の内容をより分かり易く書いてみようと思います。



【ウルトラロックを容易にするクライアントの更新タイミング】

用語の説明やインスタロック(高速ロックオン)の仕組みについては、以前の記事「Jita新調記念:インスタドック関係とウルトラロックのメカニズム」で確認しておいてください。

以前の記事に書いていない一番重要なポイントは、サーバーから届いた信号を、ゲームクライアントが受け取ってゲーム画面に反映されるまでの遅延です。
この場合の遅延はPingとは関係ありません。
Ping:レイテンシ、通信にかかる遅延時間。PCからサーバーに信号を送り、それに対する結果がサーバーからPCに届くまでの時間。単位は1000分の1秒(ms)
Pingとは関係ないとする根拠は、1台のPCで2つ以上のアカウントを同時起動させた状態でサーバーからの信号が画面に表示されるタイミングにずれがあること、だそうです。

よく複数のキャラクターを同時起動させる人は覚えがあると思います。
同じシステムの同一グリッドで複数のキャラクターを操作している時に、オーバービューの表示がそれぞれ早かったり遅かったりしますね。
この反映のずれは、理論値で0.005~1秒と振れ幅が非常に大きく、実際に計測したずれの最大値は0.9秒だったそうです。
これは、1台のPCで起動しているクライアント間の遅延なので、Pingに関係なく発生する遅延が別にあることを意味しています。

モジュールの起動やワープ等の操作の信号をクライアントから発信し、サーバーが受信すると同一グリッド内のその他全てのキャラクターのクライアントからの信号と合わせて計算して、各ティックごとにそれまでに完了したキューの結果のみ全クライアントに送信します。
EVE Onlineのサーバーティックは正確に1秒おきで、サーバーからの送信のタイミングは同一グリッド内にいる全キャラクターのクライアントに対して同時です。

ならばなぜPingが同じ状態でクライアント間でずれが発生するのか?


前提として理解しておく事柄

その1、クライアントでは受信したサーバーからの信号を元に1秒ごとにゲームを更新させます。
サーバーから信号が来なければ、過去の信号の結果を描画し続けます。
クライアント側で更新するタイミングはサーバーティックと大きくずれることがあります。

その2、更新のタイミングがサーバーティックと大きくずれるとラバーバンディングが発生します。
ラバーバンディング(ラバーバンド現象):サーバーからの信号がクライアント内でゲームを更新するタイミングに間に合っていないと発生する現象。移動していた船が瞬間移動して元の位置に戻されるような現象。短時間で発生するデジャブみたいなやつ。

その3、クライアントの更新タイミングは以下の条件でランダムにずれます。
ステーション等に入港または出航した時。
スターゲートをジャンプした時。
グリッド内で多数のキャラクターの出入りがある時。
理由不明で時々。

これらが原因で、あるクライアントではサーバーからの最新情報がゲーム画面にほぼ遅延無しに描画され、別のクライアントでは古い情報を元にゲーム画面が描画され続ける、という状態になることがあります。


【ウルトラロックを容易にするクライアントの更新タイミングの調整】

クライアントがサーバーからの情報をゲーム内に反映させるまでの遅延は、ゲートキャンプでインスタロックをする時に大きく影響します。
タックラー側の遅延が最小でターゲット側が大きく遅延した状態だと、タックラーは1ティック早くロックオンの信号をサーバーに投げることができます。

クライアントの更新タイミングに十分な差があり、センサー解像度を強化してPingがそこそこ良いウルトラロック状態であれば、タクシーどころかコバートクローク船ですら捕まえられることが、多くのウルトラロック愛好家によって実証されているようです。

ゲームクライアントの更新が早いと、ターゲットがゲートジャンプ後のクローク状態からワープに入るためにデクロークして見えるようになるのも早くなります。
クローキングデバイスを起動できるのはジャンプ後のクローク状態を解除した後です。
タックラー側のゲーム画面では先にターゲットのクロークがはがれるので、早いタイミングでロックオンの信号がサーバーに届きます。
つまり、タックラーがロックオンを開始した時にターゲット側ではまだクロークを維持している状況が発生し、クローキングデバイス起動の信号がサーバーに届くまでにロック完了になっているので、クローキングデバイスを起動できずにタックル成功になります。

タックラーがクライアントの更新を低遅延にすることは簡単で、ウルトラロックができるまでゲートをジャンプして更新のタイミングを変更させるだけで良いらしいです。
タクシーやコバートオプスをロックしてみて、できなければゲートをジャンプ、またできなければジャンプを繰り返し、ロックしてタックルが成功すればクライアントの更新タイミングの調整完了となります。
後は更新のタイミングが書き換えられるまで、その場で次々にやって来る獲物を捕まえて落としていくだけです。

STARKEY 07さん(キャラ名)
ゲーム内でたまに見かけているプレイヤーです。
動きに隙が無いので要注意プレイヤーだと思って交戦を避けていましたが、実際にかなりの腕前のプレイヤーのようです。
トラベルセプターを淡々とウルトラロックで撃墜していく様は脅威なので、これからも避けていこうと思います。
動画内のコメントで10ms以内の低遅延Pingでやったとあるだけで、今回の内容に関係があることは言及されていません。
このPingだとロンドン在住なんでしょうか?
ポッドkillでインプラントをドロップしているのは、当時開催していたイベントの仕様です。

その他、ウルトラロックの脅威が分かるものとして、redditに投稿された動画へのリンク。
こちらはDaBigRedBoatさん、でいいんでしょうか?
EVEストリーマーなんですかね?
狩られる側視点の動画です。
操作が下手なので相手が完璧なウルトラロックなのか判断が難しいところですが、高水準のウルトラロックに仕上げた腕の良いタックラーによるゲートキャンプだと思います。
馬鹿みたいに絶叫してうるさいので再生する前に音量を下げておくのをオススメします。


【ウルトラロック可能なPingとセンサー解像度】

今回redditに投稿された記事によると、ウルトラロックには低遅延Pingであることが重要ではあるけれど、一般的に理解されている「ウルトラロックをするならロンドンに住め」は誇張された情報のようです。※EVEサーバーはロンドンにある。
少なくともヨーロッパ圏からの接続であれば十分なPingが得られるとのこと。
とはいえ、常時大きな遅延になるオーストラリア、ニュージーランド、アジアの東側、つまり日本のプレイヤーはウルトラロック不可で、かつウルトラロックに確実に捕まるっぽいです。
今回投稿された記事によってウルトラロックが流行ると、ローやヌルの交通事情が一気に悪化しそうで怖いです。
絶対捕まるゲートキャンプはヤバすぎるので、何らかの回避策というか、仕様の変更が欲しいですね。
過去に一度ウルトラロックのゲートキャンプに殺されたことがあるんですが、あれはコネクションロストでアビサル中のギラとインプラントを失った時くらいやりきれない気持ちになります。

センサー解像度は3500mmあれば十分の様です。
これはタックラー本体のセンサー強化を他キャラからのリモートセンサーブースターで支援できるので、要件を満たす船とFitの選択肢は多いです。

3500mmでターゲットが素のsig(シールドエクステンダー等で大きくなっていない)でも
インターセプター相手なら0.6秒、駆逐艦なら0.4秒でロックできるようです。

インプラント込みの最高水準で組んだインスタワープFitのAresでも静止状態からワープに入るまでに1.09秒かかるので、以前の記事に書いたインスタロックのメカニズムと今回のクライアントの遅延を込みにすると、ウルトラロックを100%回避するのは無理みたいです。
ヘカテの高機動モードで最高のインスタワープFitなら0.696秒でワープに入れますがSigが大きすぎます。
シャトルやポッドでもアウトです。

ポッドについて、shipkillされてポッドでスポーンした場合はさらに分が悪くなるようです。
ポッドのスポーンから行動開始までに1秒間の遅延があるので、その分余計にロックされやすくなるらしいです。


【クロークワープとMWDクロークトリック】

ウルトラロックは滞在者の多い出入りが激しい星系では難しいらしいので、ハイセクでは十分安全にゲートキャンプを回避することができる?みたいです。

クロークワープは、コバートオプスクローキングデバイス(日本語表記で隠密遮蔽装置?)を装備してワープ操作した直後に起動させるだけなので簡単ですが、MWD+クロークトリック(疑似クロークワープ)はある程度慣れないと手順を間違えて失敗することがあるくらいには難しいです。

疑似クロークワープはアラインが遅い輸送艦でも安全に移動する方法で、バブルをかまされなければ、あとウルトラロッカーがいなければ(重要)、ゲートキャンプを回避できる確率が飛躍的に高まります。

理屈を簡単に説明しておきます。
ワープに入る条件は「最大速度の75%以上になっている」と「ワープする方向に誤差15度5度?以内(だったはず)に船首が向いている」と「ワープ先が現在地から150km以上離れている」です。
輸送艦のような鈍足な船は、加速や向きを変えるのに時間がかかるので、ゲートキャンパーが寝ぼけていても楽勝でタックルをキメられるくらい隙だらけです。
なので、アラインして十分加速できるまでの時間をクロークしてロック不可にします。
ただし、コバートクローク以外のクローキングデバイスは起動時に最大速度低下のペナルティがあるので、クローク解除した時に最大速度の75%以上をキープするためにMWD(マイクロワープドライブ)をクローク中に使用して十分に加速させておきます。


操作の手順は、
1、ワープ先に向かってアライン(軸合わせ)を指示し、直後にクローキングデバイスを起動させます。
この操作が速いほどロックオンされにくくなり、ウルトラロックでなければ100%回避できます。
注意点としては、クローキングデバイスはデクロークした状態でないと起動できないため、操作が速すぎると「クローク中だから起動できなかったよ」的なメッセージが表示され、デバイスの起動がキャンセルされます。
その時は素早くもう一度デバイスを起動させましょう。
連打すると「デバイス起動→オフ」になるので1クリックで。
スピードと正確さが重要なので、クローキングデバイスをショートカットで操作するのをお勧めします。

ターゲットにされている場合は、クロークした位置を基準にクロークをはがすためにタックラーが突っ込んできます。腕の良いハンターほど正確な位置を予測できるので、接近されてクローク解除されることがあります。
これは絶体絶命なので、念仏を唱えながらチャットに「good move o7」とでも書き込みつつワープボタンを連打しましょう。
その他、気の利いた捨て台詞を用意しておくと良いと思います。

2、クローキングデバイスが起動したのを確認したらMWDを起動させます。
この操作は急がなくても良いです。
クローキングデバイスが起動して2、3秒は他のモジュールを起動できるので、ちゃんとクロークできたか確認してからMWDをオンにするのがベターです。
クロークする前にMWDが回り始めると、Sigが大きくなって余計にロックされやすくなるかもしれません。



3、MWDのサイクルが終了する手前でデクローク、からのワープ連打。
デクロークが早すぎるとSigが大きな状態で相手から見えるようになり、ロックが容易になってしまいます。
遅いとワープに必要な速度を下回ってしまい即ワープできません。
ベストのタイミングはMWDのサイクルが90~95%あたりだとされています。
クローキングデバイスが起動しているとモジュールは1サイクルで自動停止するので、MWDをオフにする必要はありません。
クローキングデバイスを切ったらすぐにワープボタンを連打することで、デクローク直後に即ワープに入れます。


撮影で使用したFit
撮影用になるべく安く組んだ物なのでFit例としての完成度は非常に低いです。
リグは「Medium Low Friction Nozzle Joints I」の方が疑似クロークワープ向きですが、高かったのでこちらを選択しました。
乗ってみた感じだと加速とアライン性能を落としても問題なさそうでした。
スタビライザーやリグをカーゴ拡張にいくつか変更できそうです。
クローキングデバイスをT1にすることもできますが、操作がよりシビアになるのでお勧めはしません。
カーゴが狭いタイプの輸送艦なら敏捷性が高いのでT1クロークでも少し操作が楽になりますが、Fit次第でMWDのオーバーロードが必須になるかもしれません。

バッジャー・シールドバッファタンク
ついでに許容範囲の金額に納まるシールドバッファタンクのFit例です。
ハイセクでこれくらいのシールドバッファを一瞬で吹き飛ばすには結構な火力が必要になります。
トルネードを使うのは割に合わないので、安いFitのカタリスト等の集団で襲うのがありそうなパターンです。
確実に落とすためには人数を集める必要があるので、積み荷が高くなければ狙われる確率がかなり低くなると思います。

サイジル・シールドリチャージ
バッファが少ないので瞬間火力で一気に落としに来るカミカゼアタッカー耐性は低いですが、ボレーダメージとDPSが低い相手なら長時間タンクできるリチャージ量です。
どちらかというとベイト役としての需要が高い感じでしょうか?

高額品を積んだ輸送艦でカミカゼアタッカーを釣ってkillライトで稼ぐ動画。


「良い感じで安めのT1輸送艦Fit」がありましたらコメントください。
「こういう用途で使っている」「長所と短所」等実際の使用感なども書いていただけると参考になります。
よろしくお願いします o7

2021年4月10日土曜日

どうでもいいはなし(ストラクチャ・ハッキング

最高難度のハッキングと言えばレッドハックです。

プローブで特定するのが一番難しいスーペリア・スリーパーキャッシュやサイレントバトルグランド等のデータやレリックコンテナに多数含まれるレッドハック。
実はこれよりも難しい最高難度のハッキングというものが存在します。

大げさな感じですけどハイセクにもあるアイツをハックすればいいだけで、やったところで良いことは特に無く、ただの腕試しです。(暇つぶしとも)


【ハッキング難度】

ハッキングの難度はシステムコアの強さから4段階に分類できます。


左から、耐久値50の緑(最弱)、耐久値70の緑(弱)、イエローハック(並み)、レッドハック(強)。

また、システムコアが強くなるほど邪魔してくる防衛サブシステムの種類が増えていきます。


左から、ファイアウォール(ちょいワル)、アンチウイルス(ワル)、復元ノード(悪)、ウイルスサプレッサー(極悪)。
ハッキングが難しくなるにつれてサブシステムの種類が増えるだけでなく、それぞれがより強力になります。
※システムコアとサブシステムの強さと組み合わせからハッキング難度を細かく刻むと8段階(あるいは9段階)に分類できるらしい?
ヌルやWHでハッキングサイトを攻略していると全種類のサブシステムを引き連れたレッドコアが度々登場するわけですが、さらに上を行くスーパーレッド(一般的に何と呼ばれているか不明)が存在し、誰でも簡単にアクセスできる意外と身近な所にあったりします。


コイツが登場するのがストラクチャ・ハッキングです。


【ストラクチャ・ハッキング】

ストラクチャ・ハッキングは私のようなソロプレイヤーにはなじみがないと言うか何の役にも立たないものなので知らない方も多いと思いますが、戦争をする組織に所属していれば知っていて当然、くらいのものです。(たぶんですけど、こんな感じですよね?)

プレイヤーが製造・設置できるステーション(アップウェル・ストラクチャ)を破壊するには、シールドを破壊してからアーマーに攻撃、またアーマーを破壊してからハルに攻撃できるようになるまで無敵時間があります。

この「無敵時間が終了するのはいつか」を調べることができるのがストラクチャ・ハッキングです。


【やり方】

方法は簡単で、データアナライザーかレリックアナライザー(どちらでも可)を装備した船に乗り、

アップウェルストラクチャに横付け→ロックオン→アナライザー起動→ハック

ハックが成功すれば下のような結果が得られます。


ゲーム内時間で「18時(±3時間の誤差あり)に無敵時間が終了しますよ」の意。
以前は曜日も分かったはずですが、現在は大雑把な時間しか分からないみたいです。

この情報がどれくらい重要かは分かりません。
曜日が不明では情報不足だし、シールドを飛ばしたら起動するタイマーから無敵時間が終了する正確な日時が分かると思うので重要度は低そう?

この操作をキープスターかソティヨにすればゲーム内で最高レベルのハッキングに挑戦できます。
※ハッキングに失敗してもペナルティ無し


【ストラクチャの規模とハッキング難度】

ストラクチャの大きさによってハッキング難度が違います。

Mサイズ / アシュトラハス Astrahus、ライタル Raitaru、アサノア Athanor:イエローハック
Lサイズ / フォータイザー Fortizar、アズベル Azbel、タタラ Tatara:レッドハック
XLサイズ / キープスター Keepstar、ソティヨ Sotiyo:スーパーレッド


【一人でできるもん】

だからどうした、とかなんとか、特に無いですけど、これならエシュロンでも一人でできることに気が付いたのでついでにストラクチャハッキングについて書くことにした、それだけです。

「WHでスリーパーに攻撃されない」という唯一無二の特殊性能を持つ相棒のゼファーに、エシュロンは若干引け目を感じているのではと個人的に思っていました。
ストラクチャハッキングなら誰の手も借りずにエシュロン単騎で実行できる!
そんな感じです。


ストラクチャハッキングはヌルやWHのハッキングサイトに挑戦する前の予習として良いかもしれません。
まだT2アナライザーを使えない段階でイエローハックやレッドハックをT1アナライザーでどれだけこなせるかとか、雰囲気が分かっているだけでも本番で上手くできると思います。

一度ハックしたストラクチャに再度アナライザーを使用してもハッキング結果が再表示されるだけですが、一定の時間を空けると再ハックできます。
ペリメターに行けば無限にストラクチャハックできる!


【ウイルス強度の最大値】

ウイルス強度はハッキングミニゲームにおける攻撃力みたいなやつです。

この値は主にシップボーナスとアナライザーの性能で決まるので、T2アナライザー装備のT1探索艦で35、同じくT2アナライザー装備のコバートオプスやアステロ等のSOE艦で40のウイルス強度になります。
ウイルス強度はスキルや他の装備品で強化できません。
※T3巡洋艦はサブシステムでコバートオプスと同等にすることができます。

どんなに難しいハッキングでも強度35あれば楽にこなせるようになるので知らなくて困ることはないと思いますが、各WIKIをざっと見たところ最大ウイルス強度にすることについて具体的に書いてあるものが無かった(見落としていたらすみません)ので書いておきます。

インプラントのブラックグラス(Neural Lace 'Blackglass' Net Intrusion)と統合アナライザー(1つでデータとレリック兼用)のゼウグマ(Zeugma Integrated Analyzer)を組み合わせることで、ウイルス強度が最大値になります。
※たぶんこれ以上ウイルス強度を上げる物はないはず。

各アナライザーのウイルス強度/ウイルスコヒーレンス(最大スキル時)/ユーティリティスロット(アイテムを保持できる最大数)は、

20 /   90 / 3:T1アナライザー
30 / 110 / 3:T2アナライザー
26 / 126 / 2:フロストライン(Frostline)
20 / 120 / 1:リガチャー(ligature)
30 / 130 / 1:ゼウグマ(Zeugma)

ブラックグラスはスロット9に挿すインプラントで、コヒーレンスを-40してしまう代わりにデータアナライザーの強度を+20します。
この効果は統合型のアナライザーに対して、データだけでなくレリックのウイルス強度も増加させます。

つまり、ゼウグマとブラックグラスを併用することでデータとレリックの両方の強度が50になります。
コバートオプスやSOE艦にFitすれば60になり、これが最大ウイルス強度です。
この強度になるとハッキングの腕とか関係なしに、スーパーレッドだろうと闇雲にクリックしてもハックできてしまいます。

じゃあT2やめてこれで良くね?となるかというと、そうでもなくて。
現在のJita価格でゼウグマが180M、ブラックグラスが90Mくらいするので、T2アナライザーで余裕でハックできるなら、これらの高額品を採用する価値はないですね。

実際に使用しているプレイヤーをフォーラムやら動画サイトなどで見た感じでは、下手なのを金の力で補うか、絶対に失敗できないハッキング?のためとかそんな感じでした。
ほとんどの場合コヒーレンスやスキャン系の高額インプラントなんかも挿しまくりで、インプラントだけでT2フル装備のヘロンを50機買ってもお釣りがある金額になっていたり。
少なくとも2つの意味でヤベェと思いました。

使用するならPVPの腕が十分にないとロスのリスクが高すぎるので注意です。
私が見た限りでは「殺されない」もしくは「襲われても返り討ちにできる」くらい実力のあるプレイヤーが多い印象でした。


【圧倒的性能バフ】

ゼウグマ・ブラックグラスセットとその他ハッキング、スキャン系インプラントを明らかに使用したパイロットをゲーム内で確認できたのは一度だけです。

先の冬イベントのデーターサイト攻略中でした。

ローセクではイベントデータサイトが1つのシステムに3つだか4つあって、攻略後同システム内に短時間で再発生し、サイト内にはハッキングコンテナが1つしかなかったのでスピードスキャンとスピードハックが物を言う状況でした。

競合した中に推定で私と同じくらいの練度のプレイヤーがいました。

「同じくらい」と判断した理由は、スキャンについては操作の速度がほぼ同じだったからです。
インプラントを使っていると思ったのは、サイトを特定するのにスキャンの回数が私より1回少なかったのが理由でした。
スキャン開始直後にプローブがスキャン位置にワープする際、Dスキャンからプローブが消えます。
Dスキャンを連発し、相手のプローブが消えた回数をカウントすることで何回スキャンしたか分かります。
この1回分のスキャンの差はFitだけでは到達できないものだったので、最高グレードでないにしてもスキャン強化系のインプラントを使用しているようでした。

ハッキングスピードに関しては、ハッキング開始のタイミングをサイトへのピンポイントDスキャンに相手の船が映ったタイミングから推測しました。
何度かハック完了までの時間を計っているうちに、T2アナライザーで可能なスピードハックの限界を超えていると思いました。
プレイヤーの直近のロスをゼッキルで調べると、ゼウグマFitのアステロだったことも根拠になっています。
アステロのFitは高速スキャン、高速アライン、高速ワープ、高速ハックのスピード攻略に振り切ったものでした。

私は全く歯が立たなかったので取っておいたスキルポイントでスキャン強度とスキャン速度のスキルをその場でそれぞれ1レベルあげましたが、それでも相手と同時にサイトへ到着するには15~20秒遅く、どう頑張っても私がサイトへ着く頃にはハックを完了してワープ態勢に入っている速さです。

スキャンやハッキング系の高額インプラントは下手なプレイヤーが使用しても使っているのか分からない程度ですが、上手ければ鬼に金棒になる強力な物であることは間違いないようです。

10回くらい勝負しましたが完全敗北による全敗でした。
私と同格と書きましたが、捕まえられないほどスピード攻略に特化させたセンスとピーキーなFitのアステロを乗りこなす腕前は、控えめに見ても私より一段上のプレイヤーなので「同格」とは言えませんね。
久しぶりに一線を越えた領域に到達しつつあるパイロットを見ました。

2021年4月2日金曜日

【イベント】ガリスタスハントのやり方と楽しみ方

ガリスタスハントイベントが始まりました。

数あるイベントの中でも腕が試される優良イベントだと思うので積極的に参加してみてください。


【キーを手に入れる】

ほとんど説明が無いので、参加するにはどうすればいいのかをまず解説します。

イベントサイトにはデーターハッキングサイトとコンバットサイトの二種類あります。

ハッキングサイト
プローブスキャンでシグネチャを特定する必要があります。
サイトはレベル3のデータサイトです。
サイトへ侵入するのにキーを1つ消費してゲートを起動させます。

コンバットサイト
特定する必要がないコンバットアノマリーです。
発生していればプローブスキャナーウインドウに表示されます。
入口ゲートはT2までのフリゲートと駆逐艦のみ通過できます。(キー消費無し)
ボス部屋に侵入する時にキーを1つ消費することでゲートを起動できます。

つまり、キーを持っていなければサイトを攻略することができません。

キーはワームホールを含む宇宙全域に発生するミステリアスカプセル(ポッド)を見つけ、破壊し、残骸からキーを奪います。
画像左がキーです。
キーと同時にドロップすることがある死体はジョークアイテムです。
特殊な癖を持っていない人にとっては何の役にも立ちません。


【ミステリアスカプセルの見つけ方】

Dスキャンを使い慣れていれば簡単ですが、コツが分からないといつまでたっても見つかりません。
コンバットプローブで特定することもできるらしいですが、フルスキルとスキャン強度に振ったFitでインプラントを挿していないと完全に特定するのは困難なようです。
ある程度プローブで特定してアタリをつける方法もありますが、Dスキャンで特定した方がはるかに速く、確実に特定できます。
方法は動画で解説しています。




【オーバービューの設定】

Dスキャンでカプセルを探すのに、カプセルがDスキャンに映るように設定しておく必要があります。
ミステリアスカプセルはプレイヤーのカプセルとは別物として扱われるので、プレイヤーのカプセルが映ってもミステリアスカプセルは見えません。

表示させるには、オーバービューの設定を開いて
「Tab Presets」→「Types」→「Entity」の中の「Irregular Capsule」にチェックを入れて設定を保存します。
※日本語表記:「タブプリセット」→「タイプ」→「エンティティ」の中の「非正規カプセル」


保存した設定をDスキャンウインドウで選択することで、Dスキャンに表示されるようになります。

イベント中はポッド名をミステリアスカプセルと同じ名前にしていたずらしているプレイヤーもたくさんいます。
見分け方はDスキャンウインドウで「名前」と「タイプ」が同じミステリアスカプセルになっているのが本物です。
※プレイヤーのカプセルを非表示にしておけば間違えることはありません。
カプセル名にはレッドやピンクなどの色が含まれます。


【イベントの楽しみ方4選】

一つのイベントでも楽しみ方は様々です。
自分が面白そうだと思う方法で参加しましょう。
下に、大きく4つに分類した各タイプについて、簡単な方から順番に書きます。


【カプセルハンター】

ミステリアスカプセルを狩りまくり、多数のキーを契約で売り払う方法です。

キーはカプセルを見つけるのが面倒だったり、見つけられないプレイヤー、あるいは転売屋によってガンガン購入されます。
特にJita4-4にて、お手頃な値段で契約を発行すれば即売できます。
需要の高い地域で狩りまくることでキーを枯渇させ、さらに需要を生み出すと効果的です。

記事を書いている本日、ログインボーナスでキーの配給があったので、この影響でどこまで値下がりするか分かりませんが、イベント2日目にキーを50個売った時は1つ8Mで飛ぶように売れました。
契約を発行した直後に完売していく有様です。

カプセルを見つけるのに慣れれば、カプセルが湧きまくっているエリアをウロウロしているだけで多数のキーが集まるので、イベントサイトを攻略するより高収入になる可能性が高いです。

カプセルがゴロゴロしているのは、ローセクの過疎地や、そこから接続されているワームホールスペースです。
ヌルの過疎地も穴場だったりします。
1つのシステムに3つ4つのカプセルがいることもよくあります。

私は1時間あたり30~40個のキーを手に入れることができました。

カプセルを見つけなくても、格安で契約に出ているキーを買い漁って、高値で売れるJitaまで持って行く運び屋プレイ。
※キーの体積は小さいので、フリゲートでも大量輸送可。ハイセクを接続するワームホール経由で遠方からでも高速輸送できます。

高額ドロップするハントマスターサイトが発生するカルダリのローセクに持ち込んで、ローカルチャットで「キー売ります」と宣伝しながら徘徊する行商人プレイも面白いかもしれません。

誰でも思いつく方法だけ書きましたが、もっと儲けられる方法もあります。
あれこれ考えるのも楽しいですね。


【データハンター】

10サイト程度しか攻略していないので正確なことは言えませんが、ドロップは控えめです。
当りのドロップを引かなければキーを売った方が高くなる印象があります。
※どれくらいの当りが出るのか不明。

ドロップはSSによらず、どのエリアでも同じような感じだったので、攻略するならハイセクのデータサイトがお勧めです。

コンバットサイトと比べて取り合いになることも少なく、安全に攻略できるのがメリットです。

桐野さんからご提供いただいた戦利品の画像です。
大脳アクセラレータがドロップしたとのことです。
これはコンバットサイトからもほとんどドロップしないので、取引額がかなり高めになっています。
使っても効果が大きいアイテムなので嬉しい収穫ですね。

※データハンターの皆様へ
何か気が付いた事があればコメントいただけると助かります。
宜しくお願いします o7


【ガリスタスハンター】

ガリスタスハントのコンバットサイトを攻略します。

当りの戦利品はこんな感じです。
もっと良いドロップもあります。

2021.4.3追記
やっと大当たりが出ました。
ハイセクのガリスタスハントサイトです。
これが一回のドロップで出ました。

確立は低いですが他の高額インプラントもドロップします。
※1つで2B~くらいで売れる
Black Market 'Valdimar' Drone Durability DD-1005
これもハイセクのハントサイトでドロップするようです。


ネックになるのは船ですね。
使用する船はT2のアサルトフリゲート(特にレトリビューション)とワームが多い感じです。
ただ、アサルトフリゲートは高騰中なこともあり(ワームは元々高め)、Fitの総額となるとかなり高額になります。
要求されるスキルトレーニングも高レベルになるので、そこまでスキルがそろっていないプレイヤーには厳しいものがあります。

そういうこともあってT1艦でFitを組んで挑戦したところ、意外と簡単なことが分かりました。

とりあえずで組んだスラッシャーでしたが、期待以上の完成度でした。
10M前後で一式買えると思います。(インプラント、ブースター未使用)
注意:カラカルは高火力EMダメージなので、スポーンしたら最優先で落としてください。3ウエーブ連続でカラカルスポーンした時にシールドを持って行かれそうになりました。

NPCからのニュートが強めなので、T1艦でアクティブタンクとなると電池(キャップ・ブースター)を使わないと厳しい船が多いです。
高火力にさらされるので、回復量やレジの強化も必要になります。
※NPCの攻撃属性は全属性にばらけているので、全レジを満遍なく強化するのがベストです。

ドローンの使用は難しめです。
NPCはドローンにも積極的に攻撃するので、操作が下手だと発進と回収をひたすら繰り返してまともな火力は期待できません。
発進から攻撃まで、また回収にも時間がかかるので、他のプレイヤーと競り合いになった時は特に不利になります。

以上の理由から、キャパシタが空になっても影響がないパッシブシールドタンクを選択しました。
速度系モジュールを積んでいませんが、多数のウェビファイアをかまされるので「スピードなんていらん」と結論し、止まったままタンクし続けられるシールドリチャージ量にしてあります。
レジ強化も捨てました。

タレットは射程の問題もあり、アーティレリを選択しました。
ガリスタスハントサイトのNPCはシールドタンクでEMレジが弱点になっているようなので、EMP弾のみにしました。
※ボスのレジは全属性フラット。攻撃属性はEM寄りとExp寄りの2タイプ。

ノーマル弾しか使っていませんが、アーティレリは弾の消費が少ないので、海軍弾を使っても懐に優しいです。

使ったキャラクターのスキルレベルは高いように見えますが、このFitで活きるスキルはそんなにないので、要件は低いと思います。
ミンマター駆逐艦のスキルが4のキャラクターなのでシップボーナスをフル活用できないのが不安でしたが、余裕をもって攻略できました。


その他、攻略可能なT1艦がいくつかありそうなので、この機会にFitをいじって検討してみてください。


【ハントマスター】

ガリスタスハントの上位サイトです。
通常のハントサイトとは桁違いのドロップが手に入ります。
難度が飛躍するので、並みの腕ではソロ攻略が難しいと思われます。

ハントマスターのサイトはカルダリのローセクとベナル(ガリスタス領ヌル)にのみ発生します。

真のハントマスターはサイトをソロ攻略するだけでなく、襲い掛かってくるプレイヤーもついでに狩り殺し、プレイヤーからのドロップも合わせてウハウハできるようです。