2020年10月5日月曜日

ソロで到達できる金策の限界と今後の予定

これまで観た映画の中で最高にカワイイ女性は『犬神家の一族』で旅館の女中役の坂口良子です!でおなじみの「Jitaの穴」ですが、 最後の投稿から随分と時間が経ってしまいました。

記事を書くのに飽きたとかネタ切れになったということではありません。
次に書くカテゴリを決めて内容を吟味しているうちに「アップデートで仕様変更されてボツにする」を繰り返しておりました。
状況が激変するアップデートが多いので、金策一つとってもやり方を再度最適化して対応する努力を強要されているようで面倒ですね。

今回は次の記事までのつなぎとして、ソロプレイヤーが到達可能な最高時給は一体いくらが限界なのかについて個人的な考えを書いてみようかと思います。


【ソロでできる簡単な金策の時給と難度】

当ブログではこれまでに、ほぼ初期スキルでできて最も時給が高いと思われるハッキング系探検サイト攻略を主に扱ってきました。
他にもDEDやアビサルについても言及しましたが、初期状態のソロプレイヤーでも簡単に100Mを超える時給に達するものは、今のところ探検しかないと思われます。(時給は移動時間を含む)
これらの大雑把な時給の限界値と難度(10段階:最も簡単なものを1、「私には無理」を10とします)は、

「ハイセク・ハッキング系サイト」30Misk/h、難度1(スリーパー・キャッシュを含めると100Misk/h、難度2)
「ヌルセク・ハッキング系サイト」200Misk/h(ヌルのNPCステーションを起点にした場合は300M)、難度3
「DED3~5」50Misk/h、難度1(海賊派閥により4と5は難度2~3)
「T1アビス・T2フリゲート・ソロ」50Misk/h、難度1
「T2アビス・T3デストロイヤー・ソロ」40Misk/h、難度2
「T5アビス・ギラ」150Misk/h~?、難度10※

※アビサルのアップデートによりNPCと環境効果の最悪の組み合わせが攻略不可能なレベルに達したので現状はお勧めしません。問題なく攻略できるパターンが多いですが、運が悪いとなすすべ無しに船が沈みます。難度上昇により船はギラ一択。要コンバットブースター&インプラセット。T6アビスも同様。船とインプラにかけた数Biskの投資をペイする前に全ロスする可能性が高いです。T5、T6の攻略はSISI(テストサーバー)でのみの試行なので、通常のサーバーでは仕様が異なる場合があります。

2020.12.18追記
アビサルの攻略難度は緩和されたようです。
テストサーバーで試したところ、T5、T6アビスでも攻略不可能なNPCグループはいないようでした。
T6アビス実装当初はマーシャルが7機出るような極悪なスポーンがあって、ワンパンで瀕死になるような状態でしたが、現在はそのようなスポーンは無いようです。
また、一時期ドロップしなくなったトリグラ砲のスペシャライゼーションスキル本も復活したようです。
そうは言っても上位アビス攻略には船とインプラント込みで1Bを軽く超える投資が必要になってくると思われるので、金策としてはリスクが高すぎるような気がします。
下は上位アビスのおおよそのスポーンパターンを確認できる動画です。



EVE Onlineを始めてすぐの状態でも手を出しやすい採掘について。
2週間くらいのスキルトレーニングでとりあえず使えるレベルになったT1採掘艦に乗り、ハイセクベルトで単位体積あたりの利益が最も高いベルドスパー(たぶん)を掘り、鉱石圧縮して価値を底上げしても1キャラで10Misk/hあたりが限界でしょうか?鉱石類高騰中の今ならもっといきますか?
Suicide Ganking (Kamikaze)を回避すればいいだけなので難度1。

同じく金策の定番になっているセキュリティミッションについて。
ハイセクで一番報酬が高いミッションになるレベル4で、1キャラあたりの限界値は100Misk/hくらいになると思います。
これは効率重視でミッションを選択する必要があります。
やり方について少し具体的に書くと、「敵を全滅させろ系」の依頼はキャンセルし、「特定の船を落とせばOK」とか「○○を奪ってきて」などフリゲート(火力が必要な場合はジャックドーなど)で短時間で達成できるものとバーナーミッションに絞り、戦艦は基本使いません。依頼を断ってもL4ミッションを受けられるスタンディングを維持する必要があるので、ミッションの選別は重要です。

ミッション・ランのマスタークラスのプレイヤーは、2キャラないしは3キャラを使って複数のミッションを同時進行させ、移動にかかるタイムロスなどを他キャラの操作に割り当てたりして無駄を削ることで、時給の合計がLPも入れると200Mくらいになるようです。
「ミッションで1キャラあたりの限界値は100Misk/h」の根拠はこんな感じです。
通常のL4ミッションを当たり前にこなすだけなら難度1。バーナーミッションは難度2。

*当ブログ内での時給の計算は出航から帰港までの移動も込みの時間で割った、1時間当たりの利益です。
例:DED4×5サイトの利益200M÷移動、スキャン、サイト攻略、休憩の合計4時間=50Misk/h

【私の時給の限界値】

ずっとソロプレイを続けている私は金策も常に一人で行ってきました。
1キャラ向きの金策を中心に、時には複数キャラを操作して実行することもあります。

ソロプレイでできる金策は思っていた以上にあるもので、今ではHigh,Low,Null,W-Spaceそれぞれに自キャラを分散させており、その日にやりたい事に適したキャラクタにログインしています。

そんな私の最大時給ですが、現状ではすべての宙域で300Misk/h前後くらいです。
これは全力で金策に走った時の限界値になるので、全金策プレイ時間の平均時給ではありません。
中には開始から1~2時間までがピークで、それ以降は劇的に単位時間当たりの利益が減るものも含みます。そもそもMax時給をキープするのに集中力も必要なので、何時間もぶっ通しで全力金策プレイできませんが。
「よーし、今日は金策しちゃうぞ!」という時は100Misk/hを目安にしています。

100Mくらいなら胃をキリキリさせることもなくリラックスして楽しく遊べるし、時給の条件を満たすソロ金策法も数が多くなります。現在採用している時給100M以上の金策法は10以上あるので、その日にやりたい事に合致することも多く、振り返ればほとんど金策ばかりしているような気がしてきました。
久しぶりにEVE Gate観光に行ったり戦争見物にヌルに行ったりと、時給0iskの日もよくあります。

まとめると、普段は100Misk/h、集中力全開のMax時給で1キャラあたり300Misk/hという感じです。

運が良いときは1ビリオンいくときだってあるんだからね!///

2021.4.26追記
この記事を書いてからしばらくして、1キャラでできる金策でも時給が1Bを超えるものがいくつかできました。
ギャンブル性が高いものが多く、常にそうであるわけではありませんが、現状ではかつて限界値になっていた300Mが本気で金策する時の最低ラインになっています。


【ソロプレイヤーの最高時給】

これくらいまではいけるだろうと私の頭の中で考えられる最高時給です。
私にはできません。

一つはマーケットのトレーダー。
ジタ等のトレードハブを中心に売り注文と買い注文の差額で利益を得る、数字と相場のスペシャリストというか、iskの魔物です。

トップトレーダーの時給はいくらなんでしょうか?
「利益率の高い商品に絞って値動きをチェック、売り注文と買い注文をチャチャっと済ませて1時間」だとして、すべての売り買いが消化された時の利益が1Bであれば、実プレイ時間に対して時給1Bになります。理屈では。数字に根拠はありません。

相場に左右されるし浮き沈みの激しい業界なので、単純にそうだといえる訳ではないことは理解しているつもりですが、トレーダーはトップレベルにもなると買占め等による価格操作は当たり前、一度の買い注文だけで100Bなんて日常茶飯事の世界らしいので、公式発表の月間取引額のデータやらマーケットに関する考察ブログ等から説得力のある推定時給がはじき出せないものかとアレコレ考えようとしてみたところ、数字が大きすぎて鼻血が出そうになりまして、「無理!」ってなりました。

トップトレーダーの時給っていくらですか?
EVEの魔境はジタとペリメターなのかもしれません。


詐欺もまた莫大な利益を生む金策と言えます。

伝統的な手法として、ジタのローカルチャットに常時ばらまかれる詐欺広告に代表される「数撃ちゃ当たる系詐欺」でも一発1Bの儲けが出るものを目にしますね。
広告には「1Misk!」とあって、安さにつられて勢いで契約したら実は1Bみたいな単純なやつから手の込んだものまで、あの手この手の数々。

高額報酬につられて輸送契約でローセクまで配達したら入港不可にされて完遂できず、おまけに船は撃ち落され、ドロップを丸ごと回収されるは、契約不履行の莫大な賠償金が追加でダメ押ししてくる詐欺とか。(これは今の仕様ではできなくなったんでしたっけ?)

「一発の額がデカイ」でおなじみのコーポシーフになると数十ビリオンとか時にはトリリオンとかいう0が多すぎて現実感が消失しそうな額までもっていく詐欺師がいるとかいないとか。
以前にコーポシーフのイロハについて、ゲーム内での現役詐欺師が匿名で解説してあるブログ(執筆時に現役で記事は何年も前のものだったので現在も詐欺師かどうかは不明)を読んだことがありまして、具体的な方法には一切触れられていないものの、「セキュリティ意識の低いコーポを狙う」みたいな基本中の基本みたいなものから、財産の入ったコンテナへのアクセス権とストラクチャのコントロール権限のどちらが利益が見込めるかや、「仕込み期間は1か月が目安」とか「とりあえずこれくらいは知っておけ」レベルの話しだけでもニューエデンというのは恐ろしいところだと思うのに十分な内容でした。

詐欺はアルファ・アカウントを作って即実行できる最高額の金策だと言えます。
必要なのはゲームシステムへの理解と頭脳。
「This is EVE」を代表するものの1つが詐欺と認識しております。


トレードと詐欺の時給の限界はいくらか?
ゲーム仕様上の限界値が無ければ理屈では青天井といえるような気がします。
極端なことを言えば、ソロプレイヤーでも頭が良ければいくらでも儲かるのかもしれませんね。


【独自の金策法を開拓する】

このゲームは「数の力」が最も強力と言われています。
PVPはもちろん金策についても同じですね。

ヌル領持ちの大手アライアンスの規模になると莫大な利益をもたらす金策手段を持っていますが、敵対勢力との攻防やら味方勢力との駆け引きやら、チームメイトが協力しないと存続すらままならぬ厳しさの中でのみ得られる利益です。
「数の力」を持たないソロプレイヤーが対抗できるわけがありません。

ただ、同じことができないだけで、ソロにはソロのやり方というものがございます。

基本的に金策は利益を独り占めにした方が儲かります。当たり前ですね。
独り占めに向いていないもの。例えばMoon Miningのように一人で月を保有できない(防衛できない)、保有できたとしてもコストに対して利益が釣り合わないような「数の力」無しに成り立たないものというのは、それほど多くはありません。
むしろゲーム内にはソロでもできる、あるいはソロに向いている、多くの金策手段が存在します。

ソロの金策手段の開拓は、一般的に知られている金策手段の中から自分に適したものをピックアップしていくことから始まります。
「自分でもできそう」「自分のプレイスタイルに合っている」「興味がある」「面白そう」なもの。
これらのうち最も利益が大きいものを実行し、経験を元にやり方を自分に最適化していきます。
どこかで見たり聞いたりしたやり方をトレースするだけでは人並み以上の儲けはありません。
これには競合するプレイヤーへの対策も含みます。

金策になりうる全ては、アップデートで新たに追加されたコンテンツを除けば、すでに誰かがやっています。
自力で発見したとしても、それは「何年も前に確立されたやり方」だったりします。
なので何をするにも競合対策が必須になってきます。

戦略の一つ「誰よりも先に取りつくす」
ヌル探検がまさにそうで、「早い者勝ち」です。これついて最適化の例をあげると、

攻略の高速化:効率の良いスキャン、高速ハック、高速移動できるFit。
穴場探し:競合がなるべく少なく、サイトが多い場所を見つけ出す。
競合を殺す:競合プレイヤーを殺してサイトを独占。ついでにドロップゲットで追加収入。

これらを組み合わせたり、特化させたりして自分のスタイルを構築し、より有利な状況を作り出す工夫をします。この最後の工夫が儲かるか儲からないかを左右するポイントです。
ここまででおおよその最適化が完了になります。

また、複数の金策を組み合わせるのも効果的です。
私が以前にやっていたもので言うと、

トリグラビアンの侵略第一章の時期にNPCが一番弱い侵略システムでのトリグラ狩り
T5アビス攻略

これらから手に入るものでT2トリグラ艦を製造して販売していました。
当時、トリグラ艦の場合、戦利品をそのまま売り払うよりも船を作って売った方が利益がはるかに高く、多数の商品が船一隻にまとまるので販売の手間が省けました。
金策の組み合わせを行うと追加で余分な手間やコストが発生しますが、利益がそれらを上回る場合は「やるしかねぇ!」です。

最後に、大金を引き出せる可能性が高い金策について。
それは一人ではできないと思われているものをソロ化することです。
「これは一人でできないが、人数で割ると儲けが少ない。ゆえに競合がない。」こういうのが特にねらい目です。
ソロ化不可の金策の中には、先入観でそう思い込んでいるものもあります。

何をどうやっているのかは絶対に教えません。
儲かるのに競合が増えると利益が減りますから。


【今後の予定】

当ブログの今後の予定ですが、次回から「ソロで行くワームホールの渡り方と儲け方」について書こうと思います。

当初、探検のすゝめシリーズの最後に「自分が体験したヌル単身生活」を予定していました。
同じことをしようと思い立った稀有な方の参考になるか、と思って半分くらい書いておりましたが。「ヌルで独り暮らししようと思う人なら自力で何とでもするだろう」と結論し、お蔵入りに致しました。

せっかくなので概要だけ書いておくと、
最初のアカウントを作って2週間、ハイセクでのミッションと採掘の日々に限界を感じる。
「ヌルは儲かる」というぼんやりとした情報をキャッチし、そこから2週間ほど拠点に適した星系を求めて各地のNPCヌルを渡り歩く。
拠点をシンジケート、V4-LOXのNPCステーションに決定。
ブラスター装備のコーモラントでアステロイドベルト・ラッティングに精を出す。
気まぐれで手を付けたレリックサイトが大当たりで探検に目覚める。
シンジケートとアウターリングを主な探検活動エリアとする。
副業としてPIに手を出す。
拠点付近を縄張りにしているプレイヤーのレトリビューションを罠にはめ、クソFitのインカーサスで幸運にもkillに成功。一部始終を見ていたV4-LOX住人に祝福され、異邦人から「mate」および「bro」に昇格。交流を持つようになる。
ベルトラッティング中にレアNPCドレッドノートが出現。ラッティング仕様のVNIで立ち向かい試行錯誤でタンクし続けられるオービット距離を見つけるも火力が足らず、隣人にヘルプ要請。二人で難儀しているところへ地元海賊フリートが飛来。二人の船が落とされた際に一人の海賊が暴言を吐き、もめる。
事件の直後、ヌルセク・ブラックアウト開始。
事件の終焉を待たずヌル撤退を決意。

以上を面白おかしく書いちゃうぞ!と思っていました。
参考にする人が世の中に一人くらいいるんじゃないかと。


それではまた次回。

2020年7月23日木曜日

トリグラビアンから攻撃されないようにする方法と小銭稼ぎ

2020/8/11追記
本日のアップデートでトリグラビアンとエデンコムの両陣営に対して中立のスタンディングにすることができなくなったようです。
この記事で書いた内容は一部現状に沿っていません。
スタンディングを操作しても、プレイヤーはトリグラビアンかエデンコムのどちらかと敵対することになると思われるので、自分にとって都合が良い方を選択しなければなりません。

・弱すぎたAmarrとCaldariのエデンコム船のレジスト強化、およびTriglavian NPCの再バランス(ちょっと弱くなった?)。
・EDENCOM NPCは、負のスタンディングのプレイヤーに対して敵対的になります。
・決着がついたシステムに設置される砲台、GunStarsとWerpostは、船のサイズに基づいてターゲットをロックする際に遅延が発生します。(0秒でロックオンされなくなった)

以上の変更を踏まえてこの記事を読んでください。


トリグラビアンの侵略が第三章に入ってしばらく経ちました。
トリグラビアンの皆様がよりアグレッシブになり、侵略地がさらに危険になりましたが、危険の回避策を発見したプレイヤーから口コミで広まったことでトリグラビアンを無害化する方法が一般的になりました。
しかしながら、まだトリグラ被害者が後を絶たないことから、結構知らない方も多いのでは?と思ったので、今回の記事に簡単にまとめてみることにしました。
ついでにトリグラを利用した小銭稼ぎの方法についても書きます。


【強化されたトリグラNPCの脅威】

ハイセクだったRaravossがトリグラ部(トリグラビアンを支持するプレイヤーを個人的にこう呼んでいます。トリグLOVEと呼ぶこともあります。どうでもいいですね。すみません。)の活躍によりSS(セキュリティ・ステータス)が急降下しヌル化*したのを皮切りに、ニューエデンでトリグラビアンに支配された星系が増えています。
それに比例してトリグラNPCからの被害も増加傾向にあります。
※ヌル化しましたがバブルは使えないようです。その他、一部元のSSの設定を引き継ぐものもあるので気になる方は調べてみてください。

侵略第三章の大きな変更点の一つとしてあげられるのが、スタンディングの導入とトリグラ艦隊の強化です。
トリグラビアン・コレクティブに対するスタンディングが0以下(初期値は0)の場合、トリグラビアンに見つかると直ちにワープで接近されてロックオン、トリグラ砲の集中砲火で瞬殺されてしまいます。
NPCの強さは「Raznaborg(スカウト級)」が最も弱く(と言っても十分強力です)、「名無し(ノーマル級)」、「Hospidar(エリート級)」、「Zorya(オフィサー級)」の順で強くなります。
第二章では侵略度の弱いシステムでワープ妨害するNPCは徘徊していませんでしたが、今回は侵略地ならどこにでも出現し、かつNPCの数がやたらと多く、厄介なことにポッドkillもしてくるので、第二章における侵略の中心システムより危険になっています。
特に危険なのが固定砲台(Entropic Disintegrator Werpost)で、0秒でロックオンされて即ダメージが入るのでタンクの脆い船の多数のロスがZKillboard(固定砲台)で連日更新されています。

砲台が設置される場所は決まっていて、トリグラビアンの支配下になった星系に限定されています。紛争中のシステムにはありません。エデンコムが勝利したシステムにはエデンコムの砲台が設置されます。
トリグラビアンは星系を支配するとトリグラビアンの輸送艦(カッコイイ)が護衛艦隊を率いて建設予定地に横付けし、砲台を作り始めます。
完成までにはしばらくかかり(1時間待っても完成しませんでした。未確認ですが1日くらいかかるのかも?)、建設中、完成後問わず破壊可能です。
設置場所は確認できたもので、スターゲート、NPCステーション、シタデル、アステロイドベルト、惑星(税関)です。

よくある事故として、砲台の存在を知らないプレイヤーがトリグラシステムに侵入して、次のゲートにワープしようとクロークがはがれた瞬間狙撃されたり、NPCステーションから出航してワープしようとした瞬間に同上。で、ついでにポッドもインプラントごと焼かれるというものです。

Covert Opsが撃たれたという話しも聞きました。
この事例では、入口側から出口側ゲートにワープする時、デクロークした瞬間Covert Opsクローキング・デバイスを起動させたので撃たれませんでしたが、出口側に着いてからクロークがはがれてゲートをジャンプするまでに、何もしなければ数秒の遅延が発生することがあります。
その隙にトリグラ砲台にアステロが落とされたというものです。
ゲートのジャンプボタンを連打していれば事故は回避できたかもしれませんが未検証です。
Covert Opsでも油断できません。


【トリグラから攻撃されないようにする方法】

トリグラビアンへのスタンディングをプラスにするだけです。
方法は、エデンコムと紛争中のシステム(ハイセク推奨)に行ってエデンコムの船に攻撃します。

エデンコムが勝利したシステムでもかまいませんが、中立状態のエデンコムNPCでもこちらが攻撃すると反撃される(未確認)と思うので、紛争中のシステムで他のプレイヤー(トリグラ部の皆さん)が攻略中(重要)のエデンコム側のコンバットサイトに乗り込んで、エデンコム船のkillに便乗するのが安全です。
NPCはトリグラビアンでもエデンコムでも脅威度の高い船を優先で狙う傾向が強いので、サイト攻略中のプレイヤー艦隊に混ざっていればこちらが撃たれることは無いと思います。
フリートに加えてもらう必要はありません。
単騎で勝手にサイトへ行って、撃って、ずらかります。

無難な方法は、まずコルベットに乗り込みます。初期装備のままでOKです。
エデンコムサイトをピンポイントでDスキャンして多数のプレイヤーを確認したらサイトへワープします。
エデンコムNPCをロックオンして攻撃します。
自分が攻撃中のNPCが他のプレイヤーの攻撃によって落とされるのを待ちます。
自分が攻撃したNPCがkillされたら(サイトが攻略されたら?)15分以内(たぶん)にスタンディングが0.01、エデンコムからトリグラビアンに移ります。(侵略が第二段階の場合はサイトによって0.24%変動するらしい?)
これで赤で表示されていたトリグラ艦は白になり、先制攻撃されなくなります。砲台にも撃たれません。

ちなみに、エデンコムはスタンディングがー2.0以下にならない限りは中立のまま(CCPに確認済み)だそうです。なので、両者を中立にするならスタンディングの変動はほどほどに抑えましょう。
エデンコムへのスタンディングがー2.0以下になると、エデンコム艦が赤で表示される敵性NPCになり、積極的に先制攻撃されます。

中立状態のトリグラビアンとエデンコムが赤になる現象について
意図されたものか質問した時の回答の一部です。

例外として非常に稀ではありますが、中立状態のトリグラまたはエデンコムから撃たれるということがあります。バグです。
私も被害者で、CCPのサポートにチケットを発行して問い合わせたので自信をもって言えます。
数分前まで白表示されていたトリグラNCPが赤になり、Noctisは秒殺されました。
船が落とされた瞬間、赤が白に戻りました。
落とされた船はCCPのGMが手配してくれて、破壊された装備品(破壊されずにドロップした物以外)と一緒に戻ってきました。(手続きが完了するとゲーム内でコンコードから「お前の船サルベージして○○ステーションに送っといたから」というメールが届きます。)
2020.7.29追記:二隻目のNoctisが同様の原因で撃墜され返却されました。

別件ですが、アマーのローセクをうろついていた時にエデンコムのシステムで同じバグに遭遇したことがあります。
エデンコムの2部隊がたむろしていて、片方が白、他方が赤で表示されていて、ある意味めでたい紅白状態でした。
このバグが何をきっかけに発生しているのか不明ですが、もし同じバグの被害にあったらサポートにチケットを発行することをお勧めします。

バグやゲームサーバーのエラーなど、原因がCCP側にある場合、失ったものが保障されることが多いです。
これまでに保障された船は2隻。バグで高額品が詰まったコンテナがWスペースで消失したのも返却されました。解決できなかった問題もありましたが、オメガタイム(これまでの最高で20日分)という形で賠償?してくれました。オメガタイムはisk換算でいずれも妥当な額でした。
サポートの応対は非常に丁寧です。
チケットを発行したけどCCPに無視されたという話をよく聞きますが、私の場合は今のところ100%保証されています。


【両者のスタンディングを中立にして小銭稼ぎ】

ゴミ拾いと採掘です。
先に書いておきますが、ゴミ拾いは以前ほど儲からなくなりました。
初期はNoctisに乗って三時間もやればビリオンを越えていましたが、最近は競合するプレイヤーが増えたので上手くやらないと満足できる儲けになりません。
採掘はド素人なので、これが良いのか悪いのかさえ分かりません。


【ゴミ拾い】

まずはゴミ拾いから。

エデンコムはトリグラビアンを攻撃します。
トリグラビアンはスタンディングが中立の船以外なら何でも攻撃します。
これらNPC同士の戦闘で落ちた船の残骸からルートとサルベージをします。
スタンディングを中立にしておくと、NPC艦隊がドンパチやっている真っただ中で安全に作業ができます。

エデンコム船の残骸からは各派閥の海軍弾(アマーなら海軍クリスタル)やT1モジュール等がルートできます。サルベージでT2リグの製造に使う材料(ヌルのレリックで手に入る高いヤツ)がそこそこ手に入ります。
トリグラビアン船の残骸からはTriglavian Survey Databaseがルートできます。サルベージではT2トリグラ艦の製造に必要な素材がそこそこ手に入ります。
収穫としてどちらも良い感じの額になりますが、トリグラ艦の方が倍以上儲かる印象があります。
また、最近のアプデでエデンコム艦の材料と交換できるアイテム?がドロップするようになりました。

ゴミ拾いをする場所は大きく分けて二つあります。
トリグラビアンとエデンコムが紛争中のシステムと、決着がついたシステムです。

紛争中のシステムはNPCの数が多い(サイトを攻略する頻度が高いほど星系内を飛び回るNPCが増殖する?)ので、NPC同士の戦闘も頻発し、残骸の量も多くなります。
一か所に20や30の残骸が浮いていることもよくあるので、それだけで20M~50Mくらいの収穫があります。
NPC同士の戦闘が行われる場所は、スターゲート、惑星、アステロイドベルト、ステーション、シタデル、太陽です。
難点としてはゴミ拾いをするプレイヤーの数が多くなったので、索敵で残骸を素早く見つけられないと他のプレイヤーに先を越されて取り尽くされることです。
Dスキャンでの索敵は残骸だけでなく、両陣営の艦隊が鉢合わせしている場所を特定して先回りすると根こそぎさらえたりします。
満足できる収穫を得るには、Dスキャンの設定と操作は十分知っておく必要があります。

対して決着がついたシステムは残骸が少なめにはなりますが、ゴミ拾いに精を出すプレーヤーが少ないので、今のところは残骸の独り占めが比較的簡単にできます。
エデンコムがコントロールするシステムはスタンディングがデフォルトの状態で安全なので、残骸が取りつくされていることが多く、あまり旨味がありません。(そもそもトリグラビアンがスポーンする数が少ないので残骸が少ない説あり)
おススメなのはトリグラビアンに支配されたシステムです。

SSが低下してしまったシステムは危険なので省きます。
Triglavian Minor VictoryになっているシステムはSSが低下していません。
トリグラ勝利によって状態がFinal Liminalityに達してSSが低下するシステムは太陽の色が青か黄色のシステムのみで、それ以外はサイトを攻略することで
Triglavian Minor Victory ←Stellar Reconnaissance→ EDENCOM Minor Victory
真ん中の紛争状態から勝利した方へ一段回のみの変動になり、SSに変化はありません。
なのでハイセクのTriglavian Minor Victoryシステムであれば安全にゴミ拾いに集中できます。

おススメの理由としては、NPC同士の戦闘が多いのか、エデンコムのシステムより残骸が多い傾向があるからです。
現時点での設定ではほとんどの場合エデンコム艦隊がぼこぼこにされるので、残骸はエデンコムばかりになります。
一か所あたりの収穫は戦闘が地味な時だと5Mあればまずまず。派手になると20Mくらいあったりなかったりします。
いずれにしても小銭稼ぎ程度の収穫に収まりますが、やってみると意外と面白かったりします。

トリグラシステムだと副収入としてプレイヤー船の残骸もあります。
狙ってどうにかなるものではありませんが、稀にビリオンを超える荷物を積んだ輸送艦がスターゲートやステーションで無残に落とされたりするので、結構な額のドロップにありつけることもあります。(これまでの最高額で300M+α。100M程度の残骸ならよくあります。)
当然ですが、ハイセクで他人の船の残骸からルートすれば容疑者フラグが立つので自己責任で奪ってください。

大儲けできることは無いにしても、実は意外な穴場というか、別の収穫が追加されるシステムもあります。
トリグラビアンに支配されていてジョビの観測所があるシステムです。

トリグラビアンは第三章で敵性の船なら何でも攻撃するようになりました。
エデンコムや地元の海賊NPCはもちろん、ベルトで採掘しているNPCマイニングコーポ(名前の頭に◇マークがあるやつ)だろうとぶち殺します。
そしてスリーパーやドリフターに対しても同じです。
ジョビ観測所のあるシステムではスリーパーとドリフターがスポーンします。スターゲートにAutothysian Lancerというスリーパーがいることがありますが、そこがジョビ観測所のあるシステムです。具体的な場所は前に書いたヌル探検の記事のどこかにリンクがあるので見てください。

このシステムでたまにスポーンするスリーパーやドリフター艦はワームホールスペースと同様にブルールートを、追加で一部のT2インプラントやエントーシスリンクの材料(アンティキティラ・エレメント)をドロップします。これらの船からのルートも良い感じの額になります。
また、エデンコム艦隊に圧勝しがちのトリグラ艦隊もドリフター艦には手こずるようで、ドリフター戦艦が降臨した際にはかなりの数のトリグラ艦の残骸も一緒に浮いていることがよくあって、独り占めできればバカにならない額になります。
ただしこれも最近になって気が付いたプレイヤーが増えてきたので、自分のものにできるかどうかは索敵技術と運が絡んできます。

トリグラビアンの侵略地でのゴミ拾いは安定して手に入る収穫が減ってしまいましたが、今ならまだ小遣い稼ぎとして十分な額を得ることが可能なので、やってみる価値があると思います。
ゴミ拾いのために初めてNoctisに乗ったんですが、トラクタービームでスルスル牽引してサルベージするのにハマってしまいました。
とりあえずでT1FGにサルベージャーを乗せただけでもできるし、索敵の練習にもなるのでお勧めです。

下の画像はTriglavian Minor Victoryになっている1つのシステムでゴミ拾いをして集めたものです。
鉱石の大半は自分で掘ったものですが、NPC採掘艦からのドロップも一部含まれます。また、落とされたプレイヤー船の残骸から奪ったものもいくつかあります。


【トリグラ・コンバットサイトで採掘】

トリグラビアンのコンバットサイトではアビサル・デッドスペース由来と思われる鉱石が採掘できます。
Emerging ConduitとMinor ConduitにはTelassonite。Major ConduitにはRakoveneという鉱石がそれぞれあります。
これらのサイトにはトリグラ艦がスポーンしますが、スタンディングが中立であれば無害です。
また、アステロイドベルトと同様に弱い地元海賊NPCが湧きます。これらはレトリバーに積んだT1ドローン5機で簡単に倒せました。

私にはこれらの石の価値がどれほどのものか分かりませんが、それぞれ1時間ずつ掘ってみたところ、ハイセクベルトで採掘するよりも少しだけ良いように思いましたがどうなんでしょうか?ベルドスパーと同等?ハイセクベルトでは手に入らないミネラルを含有しているので採掘と生産を兼業している方にはお得?
難点としては、圧縮できないので輸送に難があります。精錬してミネラルにするのが良いのか、オルカやフレイターで商都に運んで石のまま売るのが儲かるのかよく分かりません。そもそもマーケットでどれほどの需要があるのか不明です。
石の体積は1つあたりどちらもかなり大きい16㎥です。

Major Conduitで腰を据えてRakoveneを掘るオルカをよく見かけるので、こちらの石のほうが価値がありそうです。
ただ、Major Conduitはサイトがデッドスペースになっているのでサイト内をワープで移動できません。中心部の到着地点から遠く離れた石までたどり着くのに時間がかかるので移動に工夫が必要です。裏を返せばカミカゼ・アタッカーが飛んできてもいきなり至近距離にワープされることがないので、挙動の遅い採掘艦でも逃げる余裕が十分あります。
Major Conduitでオルカ採掘の理由としては石の価値よりも安全面が動機になっているのかもしれません。あと、景色が派手なところとか?
これとは逆にEmergingとMinorは石に直接ワープできるので移動が楽でした。

儲かるんですかね?この石。
ハイセクで採掘をたしなむ方なら試してみる価値があるかもしれません。

2020年6月3日水曜日

探検のすゝめ〈戦闘編〉T1FGで行くDED4/10他

今回の記事では安価なT1フリゲートで簡単に攻略できるDED4/10を中心に、ハイセク戦闘サイトについて書きます。

EVE OnlineでExploration*に分類されるものとして、データやレリック等の非戦闘系サイトとDEDやエスカレーション(Expedition)を含む対NPC戦闘サイトがあります。

これまで当ブログでは非戦闘系探検サイトのみを扱ってきました。
スキルトレーニングが初期段階のソロプレイヤーができる金策手段として、簡単に時給100M以上を稼げるものは他にありません。
また、船を飛ばす全てのコンテンツに有効なノウハウが身に着く、という点でも優秀な金策手段と言えます。

対して戦闘系探検サイトはというと、簡単に攻略できるハイセク・サイトでもそれなりのスキルトレーニングが必要だし、大した収入になりません。
ローやヌルのDEDサイトになると一発100Mはハズレ扱いになるくらいの儲けがありますが、サイトの攻略難度が高い上に殺しに来るプレイヤーに対応できる練度と船が必要になるので、当ブログで扱うにはレベル高過ぎになります。

※Explorationを日本語訳すると「探査」になりますが、探査風の操作はブロービングぐらいで、主な内容は遺跡荒らしや窃盗であり、「探検」とした方がまだ意味が近いかな?という感じです。戦闘サイトでは殺戮が主になるので「探検?」ってなりますが、便宜上「探検」に分類しています。


【ハイセク戦闘サイトをすすめる理由】

面白いからです。

時給で考えると、ヌル探検と比べて雀の涙程度しかないので「やってられん」わけですが、isk富豪になるという目標がないなら自分にとって必要な額が確保できていれば問題ないと思います。Plexやスキルインジェクターに手を出すとiskがいくらあっても足らなくなりますけど、金策ばかり続けていると飽きてしまいます。

このゲームの面白さは、分野が違えば別ゲーと言えるくらい独特のノウハウや面白さが各アクティビティーにあるところです。
いろいろな分野に手を出して中身を知ることで、気分次第で「今日はこれで楽しもう」ができるし、新たな金策手段の発見につながったりします。

ハイセク戦闘サイトは手が出しやすく、弾を満載して撃ちまくりたいトリガーハッピーな気分に最適で、かつ稀に手に入る高額品が嬉しいというおまけつきです。
お気に入りの船に乗ってオーバービューがNPCで埋めつくされるサイトに殴り込みをかけるのも楽しいですね。


【ハイセク戦闘サイトの種類】

戦闘サイトは4つに分類できます。(今回はローグドローンのサイトを無視します)

Combat anomalies
発生していればスキャンウィンドウに表示されるコンバットサイトです。
ハイセクでは「Hideaway」「Hidden Hideaway」「Forsaken Hideaway」「Forlorn Hideaway」「Burrow」「Refuge」「Den」の7つあり、それぞれ頭に海賊派閥の名前が入ります。
例:Guristas Hideaway
ゲートが無いので船の入場制限はありません。
稀にレアNPCが出現し、ごく稀に海賊派閥のモジュールや派閥インプラントの現物(トゥルー・サンシャからドロップするようになったニルバーナ・インプラントはBPCでした)、海賊艦のBPCをドロップします。
一部のサイトは攻略をトリガーにプライベートDEDサイトにエスカレートすることがあります。どのサイトからどのDEDに発展するかは海賊派閥によってまちまちです。
発生場所は攻略した場所から10ジャンプ(8だったかも?)以内のシステムで、ローセクやヌルになることもあります。

Unrated complexes
プロービングで特定する必要があるコンバットサイトです。
ハイセクでは「Hideout」「Lookout」「Watch」「Vigil」の4つあり、それぞれ頭に海賊派閥の名前が入ります。
入場制限のあるゲートが入口になります。
レアNPCが出現する可能性が高く、特定のNPCの撃墜、ゲートをジャンプする等の何らかの操作や特定の構造を攻撃、または破壊することでエスカレーションをトリガーすることがあります。

DED complexes
プロービングで特定するか、コンバットアノマリーからのエスカレートで入れるようになります。
ハイセクでは難度別に5つに分けられ、名前は海賊派閥によって違います。
入場制限のあるゲートが入口になります。
DED品と言われる強力なモジュールが主な戦利品で、稀に海賊派閥のモジュールや船のBPCをドロップすることがあります。

Expeditions
一般的にエスカレーションと言われるコンバットサイトです。
「エスカレーション」と言う場合、DEDのエスカレーションは含まないこともあります。
「Unrated complexes」のコンバットサイトでトリガーする以外に発生しません。
エスカレーションサイトは4部構成になっていて、ランダムで続きのエスカレーションサイトに発展します。
続きのエスカレーションは、より低いSSのシステムに発生しやすい性質から、多くの場合4つ目のサイトはローセク(もしくはヌル)になります。
1つ目がローやヌルの場合もあります。
高確率でレアNPCが出現します。

各コンバットサイトの詳細はUNIWIKIのCombat sitesで確認してください。
私はローセク行きのエスカレーションを含むハイセク由来のすべてのコンバットサイトを攻略しましたが、UNIWIKIの情報が間違っていたり、重要な情報が抜けているものもあるので、はじめて攻略に挑戦する場合はサイトごとに複数の攻略情報を検索してみてください。

NPCは各派閥で攻撃と耐性の属性がおおよそ決まっています。
ガリスタスならキネティックに火力のほとんどが集中してサーマルがおまけでついてくる感じです。
ただしこれにも例外があって、NPCの種類によって別の攻撃属性や耐性属性の振り分けになっているものも含まれます。セントリーガンにも注意しましょう。
「やたらとダメージが通り始めたな」と感じた時はNPCの中にこちらの弱点属性を突く高火力のNPCが混ざっていたりします。
Webやスクラム等の妨害をしてくるNPCが一機いるだけでも危機に陥ることがあります。
下調べは重要です。


【ハイセク戦闘サイトで手に入る品々(ガリスタス)】

戦闘サイトをフリゲートで攻略する今回の企画で、T1FGのFitをいじくりながらコツコツと攻略していた2週間分(20日分くらいかも?)の主な戦利品です。一部駆逐艦以上の船でしたが、9割はT1FGでの戦利品です。

ガリスタスDED3/10、4/10、5/10からの戦利品です。
画像の中で最高額になる「Pithum C-Type Adaptive Invulnerability Field(旧名)」は300~400Mで取引されていましたが、レジ上げモジュール弱体化の影響で現在200Mあたりまで値崩れしています。代わりに、よくドロップするシールドブースターが値上がりしているので収穫としては以前と同じくらいかな?という感じです。

こちらはDED以外の戦闘サイトのレアNPCからのドロップです。

その他、ガリスタス系のハイセク戦闘サイトではDEDとレアNPCからごく稀にGilaとWormのBPCが手に入ります。

大儲けできるわけではありませんが、ハイセクでPVEを楽しみながら手に入るものとして中々良い収穫と言えるのではないでしょうか。
高額品でなくても役立つモジュールが結構手に入るので、自分の船を組む時に重宝します。


【今回扱う戦闘サイト】

全ての戦闘サイトになると数が多すぎるので、今回はカルダリ領でできるガリスタス系戦闘サイト、中でも攻略が簡単で高額品が手に入りやすいDED4/10「Guristas Scout Outpost」をT1FGで攻略する方法について解説します。


【T1フリゲートでDED4/10は攻略可能か?】

DED4/10は一般的に巡洋艦や巡洋戦艦での攻略になります。
人気の船としてはDED3/10にも入場できるGilaとOrthrus、次にGnosisといったところでしょうか。
多数のNPCからの集中砲火に負けない十分なタンクと、それらNPCを次々に薙倒していく火力。ハイスロットにブローブランチャーを積める余裕があって、そこそこのお値段で船が組めるのでDED4/10回しに最適な船です。
ただ、船や装備の性能を十分に引き出すためのスキルトレーニングは始めて数か月のプレイヤーにとってハードルが高く、高額装備で要件を満たそうとするとバカ高い船になるのが難点です。
※高すぎる船でハイセクをうろつくとSuicide Ganking(カミカゼ)の標的になりやすいので注意。

そんなこともあって、T1FGで何とかならないものかと何種類かの船で試したところ「思っていたより良い」という結果が出ました。

それなりのスキルトレーニングが前提になりますが、10Mくらいまでの船で、モジュールをオーバーロードさせる必要もなく、コンバットブースターやインプラントも不要です。もちろん高度な操船技術もいりません。
攻略には時間がかかりますが許容範囲だと思います。


【下ごしらえ】

DEDサイトランはハイセクで人気のアクティビティーです。
同業者が多く、サイトの奪い合いは日常茶飯事です。
T1FGでのDED攻略は時間がかかるため、プロービングで特定するDEDだと高確率で同業者に持っていかれます。
なのでフリゲートで攻略に挑戦する場合は下ごしらえをしましょう。

下ごしらえとは、コンバットアノマリーでDEDをトリガーすることです。
ガリスタスだと「Hideaway」と「Refuge」の攻略がDED4/10「Guristas Scout Outpost」へのエスカレートをトリガーします。

エスカレーションとして発生したDEDはプライベートサイトなので、スキャナ・ウインドゥに表示されません。つまりコンバットプローブでこちらの船が特定されない限り誰もサイトへ侵入できません。もし特定されたとしてもT1FGでDED4/10攻略中と疑われることはほぼ無いと思われるので、安心して自分のペースでサイト攻略できます。

アノマリーがDEDをトリガーする確率は低いです。体感としては10%以下(おそらく5%)といったところでしょうか。なので多くのサイトを短時間で攻略しないとお目当てのDEDにたどり着くまでにかなり時間がかかります。
時間重視でいく場合は特に「Refuge」は無視して簡単に攻略できる「Hideaway」に絞りましょう。DEDをトリガーする確率はどちらも同じように思います。

カルダリ領は特に、プレイヤーのログイン数が多い時間帯になるとかなりの頻度でサイトが湧き続けます。同じところをグルグル巡回しているだけでいくらでも「Hideaway」を攻略できる穴場がいくつかあります。
サイトを独り占めできるような過疎地で、エスカレーションがハイセクに発生しやすい(周辺にローやヌルが少ない)エリアが下ごしらえに最適と言えます。

DED攻略用のフリゲートで下ごしらえし、サイトが発生したら現地にそのまま飛んで行くのが手っ取り早いですが、他の方法としてDEDエスカレーション専用艦を使う手もあります。
エスカレーション系サイトは発生してから24時間以内であればアクセスできます。
今日はDEDを発生させておくのに専念して、攻略はまとめて明日にすることもできます。
実生活の予定に合わせて下ごしらえしましょう。
※攻略中であっても24時間が経過するとサイトが消失するので、時間に余裕をもって攻略に挑戦します。

下は下ごしらえ専用艦の参考fitと参考動画です。

※記事を書いている途中でアップデートがあり、防御系のモジュールやリグに微調整が入って名称が変更されました。以降の参考Fitはフリゲートも含めて旧バージョンのものになります。
性能やFit要件に大きな違いは無いと思うので参考にはなると思います。

高機動コーモラント
リグでワープスピードを上げ、ロックオンスピードに特化させるスクリプトをセンサーブースターに突っ込んでいます。
即ロックオンとレールガンで弱いNPCを瞬殺し、同業者がサイトに乗り込んできた時にはすでに次のサイトにワープしている高機動早撃ちFitです。
オートターゲッティングシステムはロックオン可能数を上げるために積んでいるだけで、DEDの下ごしらえ用には必要ありません。
MWDはドレッド・ガリスタス等のレアNPCが出た場合にドロップを素早くルートするために積んであります。
このFitで大事なのは射程距離です。
「Hideaway」は敵までの距離が15kmと30kmの2パターンあります。
射程距離はレールガンと弾薬の種類で決まるので、敵が最適射程距離に入るように選択するのが好ましいです。発射間隔とボレーダメージも考慮して最適解をみつけてください。
非常に脆いFitなので、火力の高いNPCがいるサイトに突撃すると簡単に落とされてしまいます。

半自動コラックス
リグとシールドエクステンダーでシールドリチャージ型のパッシブシールドタンクにしています。
シールドの自動回復量は最大で35hp/sあるので低レベルの戦闘サイトでは全弾浴び続けても余裕でタンクできます。(DED4/10は無理です)
ライトミサイル・ランチャーにオートターゲッティング・ライトミサイルを装填しています。
火力がノーマル弾より落ちますが、ランチャーを一度オンにしてしまえばNPCが全滅するまでロックオンすることなく撃ちっぱなしになるので非常に楽ちんです。
スキルレベルがカルダリデストロイヤー4とオートターゲッティング・ミサイル3のキャラクターで運用していますが、弱いNPC相手であれば問題ない火力です。
プローブランチャーはDED3/10の攻略も視野に入れているので積んでいます。
このFitだと「Hideaway」以外のサイト攻略に時間がかかりますが「今日はだらだらゲームしながらコラックスを愛でたい」気分の時に出航させています。
だらだらモードのための船なので、プローブをSOE製にすると本気感が出てしまうためノーマルプローブを装填してあります。


【各T1FGのFitとDED攻略実践】

DEDをトリガーして下ごしらえができたら船のカーゴを確認します。
フリゲート級T1戦闘艦はカーゴが狭いので、戦利品が入るスペースがあるか、十分な弾薬が残っているかチェックし、必要なら一旦拠点に戻って準備します。
カーゴスペースを増やしたい場合はスモール・スタンダード・コンテナを組み立ててカーゴに入れておきます。コンテナは一部を除いて体積に対して収容量が多い不思議設定になっているので、その分船に積める量が増えます。

今回はT1FGの中からケストレル、ブリーチャー、トリスタンを選択しました。
ガリスタスDED4/10なら他にも攻略可能なフリゲートがいくつもありますが、以上の3つを選択したのは「Guristas Scout Outpost」のNPCの攻撃属性とダメージ耐性に対して「有利なFitを安価に組めて火力高め」というのが理由です。

武器はロケットとドローンに絞りました。
ライトミサイルの方が距離が離れた敵に届くので楽になりますが、十分なDPSを確保しようとするとFitの都合で防御系が脆弱になるので不採用にしました。
タレットに関して、短射程系は小型艦を倒すのにいちいち接近する必要があるし、長射程系はDPSがネックになるので不採用です。程よい射程とDPSが実現できそうなパルスレーザーは、気にする程ではないかもしれませんが、属性の問題で対ガリスタスに向いていません。

先に注意点を一つ。
T1FGでDED4/10を攻略するときに一番大事なことは「止まらない」です。
なるべく最高速に近い状態を維持したまま動き続ける必要があります。
うっかり止まってしまうと大きい船からの攻撃が直撃してピンチになります。
止まると窒息死してしまう回遊魚の気持ちでサイト内を泳ぎ続けましょう。

DEDケストレル
主にノーマル弾を使います。Rage弾は破壊に時間のかかるテレスコープに使います。
シールド系のリグを増やしたり、他のシールドエクステンダーに変更すると船の当たり判定が大きくなりすぎてタンクが厳しくなることがあります。
「Guristas Scout Outpost」でNPCのメイン火力はギラのミサイルなので、当たり判定の大きさが総ダメージ量に直結します。スピードタンクだけで防げません。Fitをいじるときは気を付けましょう。
中型のシールドエクステンダーにしている理由は、最大瞬間火力でダメージが入ってもシールドが飛ばされないようにするためもありますが、シールド容量増加の影響でシールドの自動回復量が増える効果もあります。
最大火力を喰らい続けてもシールドブースター+自動回復でシールド残量が70%あたりでキープできる設計になっています。
CPUの関係で片方のバリコンをT1メタ品にしているので総額が高めになっています。
ライトミサイルを使ってみたい場合は、Fit系スキルがフルスキルあれば、ランチャーをアルバレスト・コンパクト・ライトミサイル・ランチャーに、ABを1MN Y-SB コンパクト・アフターバーナーに換装すると、そこそこのDPSを確保してタンクを維持できます。



先の例はFit系スキルがほぼフルスキルないと厳しくなるので、スキル要件が少なめのFitも貼っておきます。
火力が落ちるしT2弾も使えないので攻略時間が余分に増えますが、これでも簡単に攻略できました。金額も抑えてあります。
余裕があればランチャーをT2品にします。
他のフリゲートでも同じですが、所持スキルレベルが低すぎると危険です。
このケストレルの場合、カルダリフリゲートはLv5、ロケットの飛距離は13kmは欲しいです。シールドも含めて関係するスキルは最低でもオール4推奨。
所持スキルに不安がある場合は、シールドブースターをオーバーロードさせた状態でキャパシタが安定しているか、あるいは脱出するのに十分もつか確認しておきましょう。
ワープ妨害をされないのでシールドが50%を切りそうになったら一旦脱出する心の準備をします。
DPSは高い方がいいですが、「Guristas Scout Outpost」には耐久値の回復量が多いNPCは出ないので、多少火力が低くても時間がかかるだけで攻略はできます。


DEDブリーチャー
Fitの方向性はケストレルと同じです。
シップボーナスでシールドブースターの回復量が上がるのでタンクに余裕があり、かつ火力高めです。
ドローン系スキルが必要なのでスキル要件は多くなります。
ケストレルと違ってシップボーナスでロケットの飛距離がのびません。ミサイルの飛行時間と飛行速度のスキルが低いと敵まで届かないので注意しましょう。(ロケットの飛距離はフルスキルで10km)
CPUが足りない場合はダメコンを外して他の何かに換装しても問題ないと思いますが試していません。
ドローンが狙われたら即回収しないと落とされるので注意です。海軍品にすると耐久値が上がりますが高いのでお勧めはしません。ライトドローンスキルが5ないときはT1品でOKです。
他の船も同じですが、キャパシタが安定していないと死にます。要チェックです。

これはスキル要件が低めのFitです。
バリスティック・コントロールをT1のノーマル品に、ドローンもT1にしても十分な火力をキープしています。
火力とタンクと速度が高水準のT1艦ですね。強すぎじゃないですか?他のフリゲート級T1戦闘艦に少しテコ入れした方がいいような。


DEDトリスタン
アーマータンクもあった方が良いと思ったのでトリスタンを選択しました。
リアクティブ・アーマーハードナーは各属性に15%のレジしかありませんが、1サイクルごとにダメージ量の比率が高い属性に少しずつレジが振り分けられます。例えば単一属性に火力が集中した場合、モジュール単体で最大60%のレジになります。このFitでキネティックに火力が集中するとレジが80%を超えるので非常に硬くなります。敵の攻撃属性が固定で長期戦になる対NPCには特に有効なモジュールです。
パワーグリッドが厳しい場合はレールガンをT1品にしましょう。火力に大差はありません。
キャパシタが安定しない場合は、キャパシタ消費が少ない弾薬を使ったり、キャパシタ系のモジュールをT2品にしたり、リアクティブ・アーマーハードナーをキネティック・アーマーハードナーにしたり、思い切ってレールガンを外したりすれば何とかなるかもしれません。
メイン火力のドローンはT2にしたいですね。
趣味でホブゴブリンを3機積んでありますが、ガリスタスの弱点属性を突くホーネットに統一するのがベターです。カルダリドローンは自動回復するシールド容量が多いのも良いところ。
このトリスタンはプローブランチャーを積んでシグネチャのDED3/10と4/10も攻略できる欲張りFitにしてあります。
奪われやすいシグネチャDEDですが、同業者がガチFitのOrthrusでサイトに乗り込んできても「トリスタンでDED4/10www。マジか。一人で大丈夫?がんばれよ!」と去っていく、戦場の癒し系トリスタンならではの効果があったりなかったりします。

自艦が何であれ、サイトを奪いに来た同業者を退ける方法として案外効果があるのは、ローカルチャットで相手に挨拶することです。「o/」(手をあげてコンニチハ)とか「o7」(敬礼)でOKです。
少なくとも私は、自分にとって好ましくないプレイヤーだと判断した場合は別ですが、奪う気満々でサイトに侵入しても挨拶されたら手を引きます。
挨拶してきた相手にちょっかいを出すのは無粋と思うからです。
このタイプのプレイヤーには効果的です。
仁義無き一匹狼の無頼派には通用しませんが、面倒なのが入ってきた時はダメもとでやってみるといいかもしれません。

逆効果になりがちなのは「これは俺のサイトだ。お前は出ていけ。」です。
「奪い合い」「だまし合い」「殺し合い」が核になるゲームで一方的な権利の主張は愚の骨頂です。バカにされたり、カモ認定されることもあるので気を付けましょう。

また、競り合いに勝ってドロップを回収する権利が自分にあっても気は抜けません。
戦利品を素早く回収しなければ奪われることがあります。
中にはわざと競り負けてから他人の戦利品を奪うFPK屋(B-OSP EVEONLINE WIKI「フラグPvPの事例」)もいるので、戦利品をかすめ取られても、FPK対策ができていないならカッとなって黄色に点滅する船を撃つのは避けた方が無難です。


FPK屋に殺されて勉強になった体験談があります。(キモイ自分語りを含むので注意)

第一回目のガリスタス・ハントのイベント(ミステリアス・カプセルを倒してサイトのゲートキーを手に入れるやつ)のサイトをハシゴしてかなりの額を稼いでいました。
ロー、ヌル、Wスペースも含むニューエデン全域を対象に、探検で習得した穴場探しのノウハウでサイトの湧き場を探り出し、同じく探検で習得した索敵術でイベントサイトを回るついでにカプセルを発見してゲートキーを手に入れました。ゲートキーは消費するより手に入れる数が多く、余剰分は契約で売り払いました。戦利品はゲッコーのBPCや高額モジュール等がゴロゴロ手に入ったので、弁当箱は売却し、手元に残した戦利品だけでも5Bを越えました。

プレイヤーとハイセクのイベントサイトで競合しても負ける気がしませんでした。
これはDEDサイトの奪い合いのノウハウが役に立ちました。
私が乗ったのは安いFitのホークでしたが、先にゲートをジャンプする方法や、その他相手を出し抜く技を身に着けたので、船のスペックで圧倒されない限り競り負けません。(凡ミスを除く)

イベントサイトに慣れてテンポ良くサイト攻略をしていた時、一人のプレイヤーが飛び込んできました。
攻略しながらキルボで情報を確認すると、かなりPVP慣れしているようで、明らかにイベントサイト巡りをしているホークを一隻ハイセクで撃沈していることからFPK屋の疑いアリと判断しました。

そのサイトは手際で圧倒してボス撃破と戦利品の回収を完了させ、早々に次のサイトを探して飛び立ちます。するとそのプレイヤーは半ジャンプほど遅れながらどこまでもついてきました。(たまたまルートが同じだった可能性あり)
プレイヤーの情報欄には、プレイスタイルや人柄がうかがえるコメントが強い意志で書かれていました。
私は敬意を払うべき人物とみなしました。

私がサイトにワープすると、そのプレイヤーも入ってきました。
勝負。
ノーミスで先行してボス部屋にジャンプし、killを取って勝利目前、僅差で戦利品を奪われました。
黄色く点滅する相手の船は、ワープで逃げる動きを見せません。
窃盗狙いなら直ちにワープ態勢に入るので、明らかにFPKを狙っています。

私は間髪を容れず目の前の地雷を踏みに行きました。
PVP仕様の船に対して自艦はPVE仕様。相手を追い込めたとしてもワープ妨害できないので勝ちはありません。それは交戦フラグをたてる前に理解していました。
勝ちは無くても追い払えるだろうという少しの自信と、戦闘を通して何かを学べそうな好奇心でロケットランチャーをぶっ放すことに決めました。

戦闘開始と同時に相手のVengeanceからスクラムとニュートが入ります。
ロケットの火力は予想どおりで、薬をキメた状態でぎりぎりタンクできそうなDPSです。
交戦前はハイスロの空きに積んでいるのはノスだろうと思い込んでいたので、ニュートをかまされたときは怯みましたが、キャパシタを十分強化していたので何とかなると思われました。

完全に捕らえられた私は長期戦と判断し、キャパシタを節約するために太陽にアラインしたままアフターバーナーを切りました。

勝負は実際に長期戦になり、500発のネイビー弾を撃ち尽くしてフルチャージできなくなったところでRage弾に切り替えます。

この辺りで相手がどういう人物か探ろうとローカルチャットに書き込むことにしました。

「nice ship!」

少し間を置いて
「so is yours :)」
と返答。

会話は以上。
私は嬉しくなって「相手が弾切れになるか、こちらが落とされるか」の勝負に集中しました。
単純に誉め言葉として受け取ったということではなく、何とも言いようがないニュアンスなので書きようがありません。

PVP慣れしていない私は、緊迫した状況なら特に手が震えてしまうのですが、この時は不思議と冷静で、テンパって無駄な操作をしたりしませんでした。
モジュールのオーバーヒートやキャパシタの管理は、自分の技術のレベルで最善を尽くしました。が、少しずつ押され始めます。

ニュートを使っていることもあって相手のキャパシタ管理もシビアなようです。
ダメージがハルに通らないぎりぎりのところでアーマーリペアとニュートを切り替えていました。
流石というか当然というか、絶対にスクラムは外しません。

1000発以上あったRage弾の底が見え始め「いよいよノーマル弾に切り替えるか」となったあたりで、相手がニュートとDPS全開で追い込みにかかります。

何とかやり繰りして維持し続けたシールドブースターが、ついに燃え尽きかけてオーバーヒート解除、キャパシタも25%を切って詰みを確信した私は、弾薬以外の船の積み荷を排出しました。
キルボでの損失額を抑えるという意図もありますが、排出した総額100M程度の戦利品の入ったコンテナを、相手への敬意を込めて所有権を放棄してブルーにしました。

できる事はやり尽くした。
1秒でも持ちこたえようと手を緩めずに、撃沈されるまでの間、充実した気分を楽しみました。

ついに船は落とされ、ポッドでワープ。
相手より先にチャットへ「gf」と書き込めたので満足感はピークに達し、Jitaまでの道のりを自分が殺されたkillメールを見てニヤニヤしながらポッドを飛ばしました。

完全な敗北。
しかもFPK屋に、スクラム等のPVP装備を別の物に置き換えて船を強化した、ある意味有利な状況でぶち殺されたわけですが、浮かれてしまう私。

私は密かにこのようなプレイヤーをティーチャーと呼び、「自分がもう少しやれるようになったら再戦したいリスト」に加えています。

いつかティーチャーを殺す。

これもまたEVE Onlineをプレイする喜びです。

FPK屋も十人十色。
殺したり殺されたりするうちに「これは」という人物を見つけるかもしれません。