2020年7月23日木曜日

トリグラビアンから攻撃されないようにする方法と小銭稼ぎ

2020/8/11追記
本日のアップデートでトリグラビアンとエデンコムの両陣営に対して中立のスタンディングにすることができなくなったようです。
この記事で書いた内容は一部現状に沿っていません。
スタンディングを操作しても、プレイヤーはトリグラビアンかエデンコムのどちらかと敵対することになると思われるので、自分にとって都合が良い方を選択しなければなりません。

・弱すぎたAmarrとCaldariのエデンコム船のレジスト強化、およびTriglavian NPCの再バランス(ちょっと弱くなった?)。
・EDENCOM NPCは、負のスタンディングのプレイヤーに対して敵対的になります。
・決着がついたシステムに設置される砲台、GunStarsとWerpostは、船のサイズに基づいてターゲットをロックする際に遅延が発生します。(0秒でロックオンされなくなった)

以上の変更を踏まえてこの記事を読んでください。


トリグラビアンの侵略が第三章に入ってしばらく経ちました。
トリグラビアンの皆様がよりアグレッシブになり、侵略地がさらに危険になりましたが、危険の回避策を発見したプレイヤーから口コミで広まったことでトリグラビアンを無害化する方法が一般的になりました。
しかしながら、まだトリグラ被害者が後を絶たないことから、結構知らない方も多いのでは?と思ったので、今回の記事に簡単にまとめてみることにしました。
ついでにトリグラを利用した小銭稼ぎの方法についても書きます。


【強化されたトリグラNPCの脅威】

ハイセクだったRaravossがトリグラ部(トリグラビアンを支持するプレイヤーを個人的にこう呼んでいます。トリグLOVEと呼ぶこともあります。どうでもいいですね。すみません。)の活躍によりSS(セキュリティ・ステータス)が急降下しヌル化*したのを皮切りに、ニューエデンでトリグラビアンに支配された星系が増えています。
それに比例してトリグラNPCからの被害も増加傾向にあります。
※ヌル化しましたがバブルは使えないようです。その他、一部元のSSの設定を引き継ぐものもあるので気になる方は調べてみてください。

侵略第三章の大きな変更点の一つとしてあげられるのが、スタンディングの導入とトリグラ艦隊の強化です。
トリグラビアン・コレクティブに対するスタンディングが0以下(初期値は0)の場合、トリグラビアンに見つかると直ちにワープで接近されてロックオン、トリグラ砲の集中砲火で瞬殺されてしまいます。
NPCの強さは「Raznaborg(スカウト級)」が最も弱く(と言っても十分強力です)、「名無し(ノーマル級)」、「Hospidar(エリート級)」、「Zorya(オフィサー級)」の順で強くなります。
第二章では侵略度の弱いシステムでワープ妨害するNPCは徘徊していませんでしたが、今回は侵略地ならどこにでも出現し、かつNPCの数がやたらと多く、厄介なことにポッドkillもしてくるので、第二章における侵略の中心システムより危険になっています。
特に危険なのが固定砲台(Entropic Disintegrator Werpost)で、0秒でロックオンされて即ダメージが入るのでタンクの脆い船の多数のロスがZKillboard(固定砲台で連日更新されています。

砲台が設置される場所は決まっていて、トリグラビアンの支配下になった星系に限定されています。紛争中のシステムにはありません。エデンコムが勝利したシステムにはエデンコムの砲台が設置されます。
トリグラビアンは星系を支配するとトリグラビアンの輸送艦(カッコイイ)が護衛艦隊を率いて建設予定地に横付けし、砲台を作り始めます。
完成までにはしばらくかかり(1時間待っても完成しませんでした。未確認ですが1日くらいかかるのかも?)、建設中、完成後問わず破壊可能です。
設置場所は確認できたもので、スターゲート、NPCステーション、シタデル、アステロイドベルト、惑星(税関)です。

よくある事故として、砲台の存在を知らないプレイヤーがトリグラシステムに侵入して、次のゲートにワープしようとクロークがはがれた瞬間狙撃されたり、NPCステーションから出航してワープしようとした瞬間に同上。で、ついでにポッドもインプラントごと焼かれるというものです。

Covert Opsが撃たれたという話しも聞きました。
この事例では、入口側から出口側ゲートにワープする時、デクロークした瞬間Covert Opsクローキング・デバイスを起動させたので撃たれませんでしたが、出口側に着いてからクロークがはがれてゲートをジャンプするまでに、何もしなければ数秒の遅延が発生することがあります。
その隙にトリグラ砲台にアステロが落とされたというものです。
ゲートのジャンプボタンを連打していれば事故は回避できたかもしれませんが未検証です。
Covert Opsでも油断できません。


【トリグラから攻撃されないようにする方法】

トリグラビアンへのスタンディングをプラスにするだけです。
方法は、エデンコムと紛争中のシステム(ハイセク推奨)に行ってエデンコムの船に攻撃します。

エデンコムが勝利したシステムでもかまいませんが、中立状態のエデンコムNPCでもこちらが攻撃すると反撃される(未確認)と思うので、紛争中のシステムで他のプレイヤー(トリグラ部の皆さん)が攻略中(重要)のエデンコム側のコンバットサイトに乗り込んで、エデンコム船のkillに便乗するのが安全です。
NPCはトリグラビアンでもエデンコムでも脅威度の高い船を優先で狙う傾向が強いので、サイト攻略中のプレイヤー艦隊に混ざっていればこちらが撃たれることは無いと思います。
フリートに加えてもらう必要はありません。
単騎で勝手にサイトへ行って、撃って、ずらかります。

無難な方法は、まずコルベットに乗り込みます。初期装備のままでOKです。
エデンコムサイトをピンポイントでDスキャンして多数のプレイヤーを確認したらサイトへワープします。
エデンコムNPCをロックオンして攻撃します。
自分が攻撃中のNPCが他のプレイヤーの攻撃によって落とされるのを待ちます。
自分が攻撃したNPCがkillされたら(サイトが攻略されたら?)15分以内(たぶん)にスタンディングが0.01、エデンコムからトリグラビアンに移ります。(侵略が第二段階の場合はサイトによって0.24%変動するらしい?)
これで赤で表示されていたトリグラ艦は白になり、先制攻撃されなくなります。砲台にも撃たれません。

ちなみに、エデンコムはスタンディングがー2.0以下にならない限りは中立のまま(CCPに確認済み)だそうです。なので、両者を中立にするならスタンディングの変動はほどほどに抑えましょう。
エデンコムへのスタンディングがー2.0以下になると、エデンコム艦が赤で表示される敵性NPCになり、積極的に先制攻撃されます。

中立状態のトリグラビアンとエデンコムが赤になる現象について
意図されたものか質問した時の回答の一部です。

例外として非常に稀ではありますが、中立状態のトリグラまたはエデンコムから撃たれるということがあります。バグです。
私も被害者で、CCPのサポートにチケットを発行して問い合わせたので自信をもって言えます。
数分前まで白表示されていたトリグラNCPが赤になり、Noctisは秒殺されました。
船が落とされた瞬間、赤が白に戻りました。
落とされた船はCCPのGMが手配してくれて、破壊された装備品(破壊されずにドロップした物以外)と一緒に戻ってきました。(手続きが完了するとゲーム内でコンコードから「お前の船サルベージして○○ステーションに送っといたから」というメールが届きます。)
2020.7.29追記:二隻目のNoctisが同様の原因で撃墜され返却されました。

別件ですが、アマーのローセクをうろついていた時にエデンコムのシステムで同じバグに遭遇したことがあります。
エデンコムの2部隊がたむろしていて、片方が白、他方が赤で表示されていて、ある意味めでたい紅白状態でした。
このバグが何をきっかけに発生しているのか不明ですが、もし同じバグの被害にあったらサポートにチケットを発行することをお勧めします。

バグやゲームサーバーのエラーなど、原因がCCP側にある場合、失ったものが保障されることが多いです。
これまでに保障された船は2隻。バグで高額品が詰まったコンテナがWスペースで消失したのも返却されました。解決できなかった問題もありましたが、オメガタイム(これまでの最高で20日分)という形で賠償?してくれました。オメガタイムはisk換算でいずれも妥当な額でした。
サポートの応対は非常に丁寧です。
チケットを発行したけどCCPに無視されたという話をよく聞きますが、私の場合は今のところ100%保証されています。


【両者のスタンディングを中立にして小銭稼ぎ】

ゴミ拾いと採掘です。
先に書いておきますが、ゴミ拾いは以前ほど儲からなくなりました。
初期はNoctisに乗って三時間もやればビリオンを越えていましたが、最近は競合するプレイヤーが増えたので上手くやらないと満足できる儲けになりません。
採掘はド素人なので、これが良いのか悪いのかさえ分かりません。


【ゴミ拾い】

まずはゴミ拾いから。

エデンコムはトリグラビアンを攻撃します。
トリグラビアンはスタンディングが中立の船以外なら何でも攻撃します。
これらNPC同士の戦闘で落ちた船の残骸からルートとサルベージをします。
スタンディングを中立にしておくと、NPC艦隊がドンパチやっている真っただ中で安全に作業ができます。

エデンコム船の残骸からは各派閥の海軍弾(アマーなら海軍クリスタル)やT1モジュール等がルートできます。サルベージでT2リグの製造に使う材料(ヌルのレリックで手に入る高いヤツ)がそこそこ手に入ります。
トリグラビアン船の残骸からはTriglavian Survey Databaseがルートできます。サルベージではT2トリグラ艦の製造に必要な素材がそこそこ手に入ります。
収穫としてどちらも良い感じの額になりますが、トリグラ艦の方が倍以上儲かる印象があります。
また、最近のアプデでエデンコム艦の材料と交換できるアイテム?がドロップするようになりました。

ゴミ拾いをする場所は大きく分けて二つあります。
トリグラビアンとエデンコムが紛争中のシステムと、決着がついたシステムです。

紛争中のシステムはNPCの数が多い(サイトを攻略する頻度が高いほど星系内を飛び回るNPCが増殖する?)ので、NPC同士の戦闘も頻発し、残骸の量も多くなります。
一か所に20や30の残骸が浮いていることもよくあるので、それだけで20M~50Mくらいの収穫があります。
NPC同士の戦闘が行われる場所は、スターゲート、惑星、アステロイドベルト、ステーション、シタデル、太陽です。
難点としてはゴミ拾いをするプレイヤーの数が多くなったので、索敵で残骸を素早く見つけられないと他のプレイヤーに先を越されて取り尽くされることです。
Dスキャンでの索敵は残骸だけでなく、両陣営の艦隊が鉢合わせしている場所を特定して先回りすると根こそぎさらえたりします。
満足できる収穫を得るには、Dスキャンの設定と操作は十分知っておく必要があります。

対して決着がついたシステムは残骸が少なめにはなりますが、ゴミ拾いに精を出すプレーヤーが少ないので、今のところは残骸の独り占めが比較的簡単にできます。
エデンコムがコントロールするシステムはスタンディングがデフォルトの状態で安全なので、残骸が取りつくされていることが多く、あまり旨味がありません。(そもそもトリグラビアンがスポーンする数が少ないので残骸が少ない説あり)
おススメなのはトリグラビアンに支配されたシステムです。

SSが低下してしまったシステムは危険なので省きます。
Triglavian Minor VictoryになっているシステムはSSが低下していません。
トリグラ勝利によって状態がFinal Liminalityに達してSSが低下するシステムは太陽の色が青か黄色のシステムのみで、それ以外はサイトを攻略することで
Triglavian Minor Victory ←Stellar Reconnaissance→ EDENCOM Minor Victory
真ん中の紛争状態から勝利した方へ一段回のみの変動になり、SSに変化はありません。
なのでハイセクのTriglavian Minor Victoryシステムであれば安全にゴミ拾いに集中できます。

おススメの理由としては、NPC同士の戦闘が多いのか、エデンコムのシステムより残骸が多い傾向があるからです。
現時点での設定ではほとんどの場合エデンコム艦隊がぼこぼこにされるので、残骸はエデンコムばかりになります。
一か所あたりの収穫は戦闘が地味な時だと5Mあればまずまず。派手になると20Mくらいあったりなかったりします。
いずれにしても小銭稼ぎ程度の収穫に収まりますが、やってみると意外と面白かったりします。

トリグラシステムだと副収入としてプレイヤー船の残骸もあります。
狙ってどうにかなるものではありませんが、稀にビリオンを超える荷物を積んだ輸送艦がスターゲートやステーションで無残に落とされたりするので、結構な額のドロップにありつけることもあります。(これまでの最高額で300M+α。100M程度の残骸ならよくあります。)
当然ですが、ハイセクで他人の船の残骸からルートすれば容疑者フラグが立つので自己責任で奪ってください。

大儲けできることは無いにしても、実は意外な穴場というか、別の収穫が追加されるシステムもあります。
トリグラビアンに支配されていてジョビの観測所があるシステムです。

トリグラビアンは第三章で敵性の船なら何でも攻撃するようになりました。
エデンコムや地元の海賊NPCはもちろん、ベルトで採掘しているNPCマイニングコーポ(名前の頭に◇マークがあるやつ)だろうとぶち殺します。
そしてスリーパーやドリフターに対しても同じです。
ジョビ観測所のあるシステムではスリーパーとドリフターがスポーンします。スターゲートにAutothysian Lancerというスリーパーがいることがありますが、そこがジョビ観測所のあるシステムです。具体的な場所は前に書いたヌル探検の記事のどこかにリンクがあるので見てください。

このシステムでたまにスポーンするスリーパーやドリフター艦はワームホールスペースと同様にブルールートを、追加で一部のT2インプラントやエントーシスリンクの材料(アンティキティラ・エレメント)をドロップします。これらの船からのルートも良い感じの額になります。
また、エデンコム艦隊に圧勝しがちのトリグラ艦隊もドリフター艦には手こずるようで、ドリフター戦艦が降臨した際にはかなりの数のトリグラ艦の残骸も一緒に浮いていることがよくあって、独り占めできればバカにならない額になります。
ただしこれも最近になって気が付いたプレイヤーが増えてきたので、自分のものにできるかどうかは索敵技術と運が絡んできます。

トリグラビアンの侵略地でのゴミ拾いは安定して手に入る収穫が減ってしまいましたが、今ならまだ小遣い稼ぎとして十分な額を得ることが可能なので、やってみる価値があると思います。
ゴミ拾いのために初めてNoctisに乗ったんですが、トラクタービームでスルスル牽引してサルベージするのにハマってしまいました。
とりあえずでT1FGにサルベージャーを乗せただけでもできるし、索敵の練習にもなるのでお勧めです。

下の画像はTriglavian Minor Victoryになっている1つのシステムでゴミ拾いをして集めたものです。
鉱石の大半は自分で掘ったものですが、NPC採掘艦からのドロップも一部含まれます。また、落とされたプレイヤー船の残骸から奪ったものもいくつかあります。


【トリグラ・コンバットサイトで採掘】

トリグラビアンのコンバットサイトではアビサル・デッドスペース由来と思われる鉱石が採掘できます。
Emerging ConduitとMinor ConduitにはTelassonite。Major ConduitにはRakoveneという鉱石がそれぞれあります。
これらのサイトにはトリグラ艦がスポーンしますが、スタンディングが中立であれば無害です。
また、アステロイドベルトと同様に弱い地元海賊NPCが湧きます。これらはレトリバーに積んだT1ドローン5機で簡単に倒せました。

私にはこれらの石の価値がどれほどのものか分かりませんが、それぞれ1時間ずつ掘ってみたところ、ハイセクベルトで採掘するよりも少しだけ良いように思いましたがどうなんでしょうか?ベルドスパーと同等?ハイセクベルトでは手に入らないミネラルを含有しているので採掘と生産を兼業している方にはお得?
難点としては、圧縮できないので輸送に難があります。精錬してミネラルにするのが良いのか、オルカやフレイターで商都に運んで石のまま売るのが儲かるのかよく分かりません。そもそもマーケットでどれほどの需要があるのか不明です。
石の体積は1つあたりどちらもかなり大きい16㎥です。

Major Conduitで腰を据えてRakoveneを掘るオルカをよく見かけるので、こちらの石のほうが価値がありそうです。
ただ、Major Conduitはサイトがデッドスペースになっているのでサイト内をワープで移動できません。中心部の到着地点から遠く離れた石までたどり着くのに時間がかかるので移動に工夫が必要です。裏を返せばカミカゼ・アタッカーが飛んできてもいきなり至近距離にワープされることがないので、挙動の遅い採掘艦でも逃げる余裕が十分あります。
Major Conduitでオルカ採掘の理由としては石の価値よりも安全面が動機になっているのかもしれません。あと、景色が派手なところとか?
これとは逆にEmergingとMinorは石に直接ワープできるので移動が楽でした。

儲かるんですかね?この石。
ハイセクで採掘をたしなむ方なら試してみる価値があるかもしれません。

2020年6月3日水曜日

探検のすゝめ〈戦闘編〉T1FGで行くDED4/10他

今回の記事では安価なT1フリゲートで簡単に攻略できるDED4/10を中心に、ハイセク戦闘サイトについて書きます。

EVE OnlineでExploration*に分類されるものとして、データやレリック等の非戦闘系サイトとDEDやエスカレーション(Expedition)を含む対NPC戦闘サイトがあります。

これまで当ブログでは非戦闘系探検サイトのみを扱ってきました。
スキルトレーニングが初期段階のソロプレイヤーができる金策手段として、簡単に時給100M以上を稼げるものは他にありません。
また、船を飛ばす全てのコンテンツに有効なノウハウが身に着く、という点でも優秀な金策手段と言えます。

対して戦闘系探検サイトはというと、簡単に攻略できるハイセク・サイトでもそれなりのスキルトレーニングが必要だし、大した収入になりません。
ローやヌルのDEDサイトになると一発100Mはハズレ扱いになるくらいの儲けがありますが、サイトの攻略難度が高い上に殺しに来るプレイヤーに対応できる練度と船が必要になるので、当ブログで扱うにはレベル高過ぎになります。

Explorationを日本語訳すると「探査」になりますが、探査風の操作はブロービングぐらいで、主な内容は遺跡荒らしや窃盗であり、「探検」とした方がまだ意味が近いかな?という感じです。戦闘サイトでは殺戮が主になるので「探検?」ってなりますが、便宜上「探検」に分類しています。


【ハイセク戦闘サイトをすすめる理由】

面白いからです。

時給で考えると、ヌル探検と比べて雀の涙程度しかないので「やってられん」わけですが、isk富豪になるという目標がないなら自分にとって必要な額が確保できていれば問題ないと思います。Plexやスキルインジェクターに手を出すとiskがいくらあっても足らなくなりますけど、金策ばかり続けていると飽きてしまいます。

このゲームの面白さは、分野が違えば別ゲーと言えるくらい独特のノウハウや面白さが各アクティビティーにあるところです。
いろいろな分野に手を出して中身を知ることで、気分次第で「今日はこれで楽しもう」ができるし、新たな金策手段の発見につながったりします。

ハイセク戦闘サイトは手が出しやすく、弾を満載して撃ちまくりたいトリガーハッピーな気分に最適で、かつ稀に手に入る高額品が嬉しいというおまけつきです。
お気に入りの船に乗ってオーバービューがNPCで埋めつくされるサイトに殴り込みをかけるのも楽しいですね。


【ハイセク戦闘サイトの種類】

戦闘サイトは4つに分類できます。(今回はローグドローンのサイトを無視します)

Combat anomalies
発生していればスキャンウィンドウに表示されるコンバットサイトです。
ハイセクでは「Hideaway」「Hidden Hideaway」「Forsaken Hideaway」「Forlorn Hideaway」「Burrow」「Refuge」「Den」の7つあり、それぞれ頭に海賊派閥の名前が入ります。
例:Guristas Hideaway
ゲートが無いので船の入場制限はありません。
稀にレアNPCが出現し、ごく稀に海賊派閥のモジュールや派閥インプラントの現物(トゥルー・サンシャからドロップするようになったニルバーナ・インプラントはBPCでした)、海賊艦のBPCをドロップします。
一部のサイトは攻略をトリガーにプライベートDEDサイトにエスカレートすることがあります。どのサイトからどのDEDに発展するかは海賊派閥によってまちまちです。
発生場所は攻略した場所から10ジャンプ(8だったかも?)以内のシステムで、ローセクやヌルになることもあります。

Unrated complexes
プロービングで特定する必要があるコンバットサイトです。
ハイセクでは「Hideout」「Lookout」「Watch」「Vigil」の4つあり、それぞれ頭に海賊派閥の名前が入ります。
入場制限のあるゲートが入口になります。
レアNPCが出現する可能性が高く、特定のNPCの撃墜、ゲートをジャンプする等の何らかの操作や特定の構造を攻撃、または破壊することでエスカレーションをトリガーすることがあります。

DED complexes
プロービングで特定するか、コンバットアノマリーからのエスカレートで入れるようになります。
ハイセクでは難度別に5つに分けられ、名前は海賊派閥によって違います。
入場制限のあるゲートが入口になります。
DED品と言われる強力なモジュールが主な戦利品で、稀に海賊派閥のモジュールや船のBPCをドロップすることがあります。

Expeditions
一般的にエスカレーションと言われるコンバットサイトです。
「エスカレーション」と言う場合、DEDのエスカレーションは含まないこともあります。
「Unrated complexes」のコンバットサイトでトリガーする以外に発生しません。
エスカレーションサイトは4部構成になっていて、ランダムで続きのエスカレーションサイトに発展します。
続きのエスカレーションは、より低いSSのシステムに発生しやすい性質から、多くの場合4つ目のサイトはローセク(もしくはヌル)になります。
1つ目がローやヌルの場合もあります。
高確率でレアNPCが出現します。

各コンバットサイトの詳細はUNIWIKIのCombat sitesで確認してください。
私はローセク行きのエスカレーションを含むハイセク由来のすべてのコンバットサイトを攻略しましたが、UNIWIKIの情報が間違っていたり、重要な情報が抜けているものもあるので、はじめて攻略に挑戦する場合はサイトごとに複数の攻略情報を検索してみてください。

NPCは各派閥で攻撃と耐性の属性がおおよそ決まっています。
ガリスタスならキネティックに火力のほとんどが集中してサーマルがおまけでついてくる感じです。
ただしこれにも例外があって、NPCの種類によって別の攻撃属性や耐性属性の振り分けになっているものも含まれます。セントリーガンにも注意しましょう。
「やたらとダメージが通り始めたな」と感じた時はNPCの中にこちらの弱点属性を突く高火力のNPCが混ざっていたりします。
Webやスクラム等の妨害をしてくるNPCが一機いるだけでも危機に陥ることがあります。
下調べは重要です。


【ハイセク戦闘サイトで手に入る品々(ガリスタス)】

戦闘サイトをフリゲートで攻略する今回の企画で、T1FGのFitをいじくりながらコツコツと攻略していた2週間分(20日分くらいかも?)の主な戦利品です。一部駆逐艦以上の船でしたが、9割はT1FGでの戦利品です。

ガリスタスDED3/10、4/10、5/10からの戦利品です。
画像の中で最高額になる「Pithum C-Type Adaptive Invulnerability Field(旧名)」は300~400Mで取引されていましたが、レジ上げモジュール弱体化の影響で現在200Mあたりまで値崩れしています。代わりに、よくドロップするシールドブースターが値上がりしているので収穫としては以前と同じくらいかな?という感じです。

こちらはDED以外の戦闘サイトのレアNPCからのドロップです。

その他、ガリスタス系のハイセク戦闘サイトではDEDとレアNPCからごく稀にGilaとWormのBPCが手に入ります。

大儲けできるわけではありませんが、ハイセクでPVEを楽しみながら手に入るものとして中々良い収穫と言えるのではないでしょうか。
高額品でなくても役立つモジュールが結構手に入るので、自分の船を組む時に重宝します。


【今回扱う戦闘サイト】

全ての戦闘サイトになると数が多すぎるので、今回はカルダリ領でできるガリスタス系戦闘サイト、中でも攻略が簡単で高額品が手に入りやすいDED4/10「Guristas Scout Outpost」をT1FGで攻略する方法について解説します。


【T1フリゲートでDED4/10は攻略可能か?】

DED4/10は一般的に巡洋艦や巡洋戦艦での攻略になります。
人気の船としてはDED3/10にも入場できるGilaとOrthrus、次にGnosisといったところでしょうか。
多数のNPCからの集中砲火に負けない十分なタンクと、それらNPCを次々に薙倒していく火力。ハイスロットにブローブランチャーを積める余裕があって、そこそこのお値段で船が組めるのでDED4/10回しに最適な船です。
ただ、船や装備の性能を十分に引き出すためのスキルトレーニングは始めて数か月のプレイヤーにとってハードルが高く、高額装備で要件を満たそうとするとバカ高い船になるのが難点です。
※高すぎる船でハイセクをうろつくとSuicide Ganking(カミカゼ)の標的になりやすいので注意。

そんなこともあって、T1FGで何とかならないものかと何種類かの船で試したところ「思っていたより良い」という結果が出ました。

それなりのスキルトレーニングが前提になりますが、10Mくらいまでの船で、モジュールをオーバーロードさせる必要もなく、コンバットブースターやインプラントも不要です。もちろん高度な操船技術もいりません。
攻略には時間がかかりますが許容範囲だと思います。


【下ごしらえ】

DEDサイトランはハイセクで人気のアクティビティーです。
同業者が多く、サイトの奪い合いは日常茶飯事です。
T1FGでのDED攻略は時間がかかるため、プロービングで特定するDEDだと高確率で同業者に持っていかれます。
なのでフリゲートで攻略に挑戦する場合は下ごしらえをしましょう。

下ごしらえとは、コンバットアノマリーでDEDをトリガーすることです。
ガリスタスだと「Hideaway」と「Refuge」の攻略がDED4/10「Guristas Scout Outpost」へのエスカレートをトリガーします。

エスカレーションとして発生したDEDはプライベートサイトなので、スキャナ・ウインドゥに表示されません。つまりコンバットプローブでこちらの船が特定されない限り誰もサイトへ侵入できません。もし特定されたとしてもT1FGでDED4/10攻略中と疑われることはほぼ無いと思われるので、安心して自分のペースでサイト攻略できます。

アノマリーがDEDをトリガーする確率は低いです。体感としては10%以下(おそらく5%)といったところでしょうか。なので多くのサイトを短時間で攻略しないとお目当てのDEDにたどり着くまでにかなり時間がかかります。
時間重視でいく場合は特に「Refuge」は無視して簡単に攻略できる「Hideaway」に絞りましょう。DEDをトリガーする確率はどちらも同じように思います。

カルダリ領は特に、プレイヤーのログイン数が多い時間帯になるとかなりの頻度でサイトが湧き続けます。同じところをグルグル巡回しているだけでいくらでも「Hideaway」を攻略できる穴場がいくつかあります。
サイトを独り占めできるような過疎地で、エスカレーションがハイセクに発生しやすい(周辺にローやヌルが少ない)エリアが下ごしらえに最適と言えます。

DED攻略用のフリゲートで下ごしらえし、サイトが発生したら現地にそのまま飛んで行くのが手っ取り早いですが、他の方法としてDEDエスカレーション専用艦を使う手もあります。
エスカレーション系サイトは発生してから24時間以内であればアクセスできます。
今日はDEDを発生させておくのに専念して、攻略はまとめて明日にすることもできます。
実生活の予定に合わせて下ごしらえしましょう。
※攻略中であっても24時間が経過するとサイトが消失するので、時間に余裕をもって攻略に挑戦します。

下は下ごしらえ専用艦の参考fitと参考動画です。

※記事を書いている途中でアップデートがあり、防御系のモジュールやリグに微調整が入って名称が変更されました。以降の参考Fitはフリゲートも含めて旧バージョンのものになります。
性能やFit要件に大きな違いは無いと思うので参考にはなると思います。

高機動コーモラント
リグでワープスピードを上げ、ロックオンスピードに特化させるスクリプトをセンサーブースターに突っ込んでいます。
即ロックオンとレールガンで弱いNPCを瞬殺し、同業者がサイトに乗り込んできた時にはすでに次のサイトにワープしている高機動早撃ちFitです。
オートターゲッティングシステムはロックオン可能数を上げるために積んでいるだけで、DEDの下ごしらえ用には必要ありません。
MWDはドレッド・ガリスタス等のレアNPCが出た場合にドロップを素早くルートするために積んであります。
このFitで大事なのは射程距離です。
「Hideaway」は敵までの距離が15kmと30kmの2パターンあります。
射程距離はレールガンと弾薬の種類で決まるので、敵が最適射程距離に入るように選択するのが好ましいです。発射間隔とボレーダメージも考慮して最適解をみつけてください。
非常に脆いFitなので、火力の高いNPCがいるサイトに突撃すると簡単に落とされてしまいます。

半自動コラックス
リグとシールドエクステンダーでシールドリチャージ型のパッシブシールドタンクにしています。
シールドの自動回復量は最大で35hp/sあるので低レベルの戦闘サイトでは全弾浴び続けても余裕でタンクできます。(DED4/10は無理です)
ライトミサイル・ランチャーにオートターゲッティング・ライトミサイルを装填しています。
火力がノーマル弾より落ちますが、ランチャーを一度オンにしてしまえばNPCが全滅するまでロックオンすることなく撃ちっぱなしになるので非常に楽ちんです。
スキルレベルがカルダリデストロイヤー4とオートターゲッティング・ミサイル3のキャラクターで運用していますが、弱いNPC相手であれば問題ない火力です。
プローブランチャーはDED3/10の攻略も視野に入れているので積んでいます。
このFitだと「Hideaway」以外のサイト攻略に時間がかかりますが「今日はだらだらゲームしながらコラックスを愛でたい」気分の時に出航させています。
だらだらモードのための船なので、プローブをSOE製にすると本気感が出てしまうためノーマルプローブを装填してあります。


【各T1FGのFitとDED攻略実践】

DEDをトリガーして下ごしらえができたら船のカーゴを確認します。
フリゲート級T1戦闘艦はカーゴが狭いので、戦利品が入るスペースがあるか、十分な弾薬が残っているかチェックし、必要なら一旦拠点に戻って準備します。
カーゴスペースを増やしたい場合はスモール・スタンダード・コンテナを組み立ててカーゴに入れておきます。コンテナは一部を除いて体積に対して収容量が多い不思議設定になっているので、その分船に積める量が増えます。

今回はT1FGの中からケストレル、ブリーチャー、トリスタンを選択しました。
ガリスタスDED4/10なら他にも攻略可能なフリゲートがいくつもありますが、以上の3つを選択したのは「Guristas Scout Outpost」のNPCの攻撃属性とダメージ耐性に対して「有利なFitを安価に組めて火力高め」というのが理由です。

武器はロケットとドローンに絞りました。
ライトミサイルの方が距離が離れた敵に届くので楽になりますが、十分なDPSを確保しようとするとFitの都合で防御系が脆弱になるので不採用にしました。
タレットに関して、短射程系は小型艦を倒すのにいちいち接近する必要があるし、長射程系はDPSがネックになるので不採用です。程よい射程とDPSが実現できそうなパルスレーザーは、気にする程ではないかもしれませんが、属性の問題で対ガリスタスに向いていません。

先に注意点を一つ。
T1FGでDED4/10を攻略するときに一番大事なことは「止まらない」です。
なるべく最高速に近い状態を維持したまま動き続ける必要があります。
うっかり止まってしまうと大きい船からの攻撃が直撃してピンチになります。
止まると窒息死してしまう回遊魚の気持ちでサイト内を泳ぎ続けましょう。

DEDケストレル
主にノーマル弾を使います。Rage弾は破壊に時間のかかるテレスコープに使います。
シールド系のリグを増やしたり、他のシールドエクステンダーに変更すると船の当たり判定が大きくなりすぎてタンクが厳しくなることがあります。
「Guristas Scout Outpost」でNPCのメイン火力はギラのミサイルなので、当たり判定の大きさが総ダメージ量に直結します。スピードタンクだけで防げません。Fitをいじるときは気を付けましょう。
中型のシールドエクステンダーにしている理由は、最大瞬間火力でダメージが入ってもシールドが飛ばされないようにするためもありますが、シールド容量増加の影響でシールドの自動回復量が増える効果もあります。
最大火力を喰らい続けてもシールドブースター+自動回復でシールド残量が70%あたりでキープできる設計になっています。
CPUの関係で片方のバリコンをT1メタ品にしているので総額が高めになっています。
ライトミサイルを使ってみたい場合は、Fit系スキルがフルスキルあれば、ランチャーをアルバレスト・コンパクト・ライトミサイル・ランチャーに、ABを1MN Y-SB コンパクト・アフターバーナーに換装すると、そこそこのDPSを確保してタンクを維持できます。



先の例はFit系スキルがほぼフルスキルないと厳しくなるので、スキル要件が少なめのFitも貼っておきます。
火力が落ちるしT2弾も使えないので攻略時間が余分に増えますが、これでも簡単に攻略できました。金額も抑えてあります。
余裕があればランチャーをT2品にします。
他のフリゲートでも同じですが、所持スキルレベルが低すぎると危険です。
このケストレルの場合、カルダリフリゲートはLv5、ロケットの飛距離は13kmは欲しいです。シールドも含めて関係するスキルは最低でもオール4推奨。
所持スキルに不安がある場合は、シールドブースターをオーバーロードさせた状態でキャパシタが安定しているか、あるいは脱出するのに十分もつか確認しておきましょう。
ワープ妨害をされないのでシールドが50%を切りそうになったら一旦脱出する心の準備をします。
DPSは高い方がいいですが、「Guristas Scout Outpost」には耐久値の回復量が多いNPCは出ないので、多少火力が低くても時間がかかるだけで攻略はできます。


DEDブリーチャー
Fitの方向性はケストレルと同じです。
シップボーナスでシールドブースターの回復量が上がるのでタンクに余裕があり、かつ火力高めです。
ドローン系スキルが必要なのでスキル要件は多くなります。
ケストレルと違ってシップボーナスでロケットの飛距離がのびません。ミサイルの飛行時間と飛行速度のスキルが低いと敵まで届かないので注意しましょう。(ロケットの飛距離はフルスキルで10km)
CPUが足りない場合はダメコンを外して他の何かに換装しても問題ないと思いますが試していません。
ドローンが狙われたら即回収しないと落とされるので注意です。海軍品にすると耐久値が上がりますが高いのでお勧めはしません。ライトドローンスキルが5ないときはT1品でOKです。
他の船も同じですが、キャパシタが安定していないと死にます。要チェックです。

これはスキル要件が低めのFitです。
バリスティック・コントロールをT1のノーマル品に、ドローンもT1にしても十分な火力をキープしています。
火力とタンクと速度が高水準のT1艦ですね。強すぎじゃないですか?他のフリゲート級T1戦闘艦に少しテコ入れした方がいいような。


DEDトリスタン
アーマータンクもあった方が良いと思ったのでトリスタンを選択しました。
リアクティブ・アーマーハードナーは各属性に15%のレジしかありませんが、1サイクルごとにダメージ量の比率が高い属性に少しずつレジが振り分けられます。例えば単一属性に火力が集中した場合、モジュール単体で最大60%のレジになります。このFitでキネティックに火力が集中するとレジが80%を超えるので非常に硬くなります。敵の攻撃属性が固定で長期戦になる対NPCには特に有効なモジュールです。
パワーグリッドが厳しい場合はレールガンをT1品にしましょう。火力に大差はありません。
キャパシタが安定しない場合は、キャパシタ消費が少ない弾薬を使ったり、キャパシタ系のモジュールをT2品にしたり、リアクティブ・アーマーハードナーをキネティック・アーマーハードナーにしたり、思い切ってレールガンを外したりすれば何とかなるかもしれません。
メイン火力のドローンはT2にしたいですね。
趣味でホブゴブリンを3機積んでありますが、ガリスタスの弱点属性を突くホーネットに統一するのがベターです。カルダリドローンは自動回復するシールド容量が多いのも良いところ。
このトリスタンはプローブランチャーを積んでシグネチャのDED3/10と4/10も攻略できる欲張りFitにしてあります。
奪われやすいシグネチャDEDですが、同業者がガチFitのOrthrusでサイトに乗り込んできても「トリスタンでDED4/10www。マジか。一人で大丈夫?がんばれよ!」と去っていく、戦場の癒し系トリスタンならではの効果があったりなかったりします。

自艦が何であれ、サイトを奪いに来た同業者を退ける方法として案外効果があるのは、ローカルチャットで相手に挨拶することです。「o/」(手をあげてコンニチハ)とか「o7」(敬礼)でOKです。
少なくとも私は、自分にとって好ましくないプレイヤーだと判断した場合は別ですが、奪う気満々でサイトに侵入しても挨拶されたら手を引きます。
挨拶してきた相手にちょっかいを出すのは無粋と思うからです。
このタイプのプレイヤーには効果的です。
仁義無き一匹狼の無頼派には通用しませんが、面倒なのが入ってきた時はダメもとでやってみるといいかもしれません。

逆効果になりがちなのは「これは俺のサイトだ。お前は出ていけ。」です。
「奪い合い」「だまし合い」「殺し合い」が核になるゲームで一方的な権利の主張は愚の骨頂です。バカにされたり、カモ認定されることもあるので気を付けましょう。

また、競り合いに勝ってドロップを回収する権利が自分にあっても気は抜けません。
戦利品を素早く回収しなければ奪われることがあります。
中にはわざと競り負けてから他人の戦利品を奪うFPK屋(B-OSP EVEONLINE WIKI「フラグPvPの事例」)もいるので、戦利品をかすめ取られても、FPK対策ができていないならカッとなって黄色に点滅する船を撃つのは避けた方が無難です。


FPK屋に殺されて勉強になった体験談があります。(キモイ自分語りを含むので注意)

第一回目のガリスタス・ハントのイベント(ミステリアス・カプセルを倒してサイトのゲートキーを手に入れるやつ)のサイトをハシゴしてかなりの額を稼いでいました。
ロー、ヌル、Wスペースも含むニューエデン全域を対象に、探検で習得した穴場探しのノウハウでサイトの湧き場を探り出し、同じく探検で習得した索敵術でイベントサイトを回るついでにカプセルを発見してゲートキーを手に入れました。ゲートキーは消費するより手に入れる数が多く、余剰分は契約で売り払いました。戦利品はゲッコーのBPCや高額モジュール等がゴロゴロ手に入ったので、弁当箱は売却し、手元に残した戦利品だけでも5Bを越えました。

プレイヤーとハイセクのイベントサイトで競合しても負ける気がしませんでした。
これはDEDサイトの奪い合いのノウハウが役に立ちました。
私が乗ったのは安いFitのホークでしたが、先にゲートをジャンプする方法や、その他相手を出し抜く技を身に着けたので、船のスペックで圧倒されない限り競り負けません。(凡ミスを除く)

イベントサイトに慣れてテンポ良くサイト攻略をしていた時、一人のプレイヤーが飛び込んできました。
攻略しながらキルボで情報を確認すると、かなりPVP慣れしているようで、明らかにイベントサイト巡りをしているホークを一隻ハイセクで撃沈していることからFPK屋の疑いアリと判断しました。

そのサイトは手際で圧倒してボス撃破と戦利品の回収を完了させ、早々に次のサイトを探して飛び立ちます。するとそのプレイヤーは半ジャンプほど遅れながらどこまでもついてきました。(たまたまルートが同じだった可能性あり)
プレイヤーの情報欄には、プレイスタイルや人柄がうかがえるコメントが強い意志で書かれていました。
私は敬意を払うべき人物とみなしました。

私がサイトにワープすると、そのプレイヤーも入ってきました。
勝負。
ノーミスで先行してボス部屋にジャンプし、killを取って勝利目前、僅差で戦利品を奪われました。
黄色く点滅する相手の船は、ワープで逃げる動きを見せません。
窃盗狙いなら直ちにワープ態勢に入るので、明らかにFPKを狙っています。

私は間髪を容れず目の前の地雷を踏みに行きました。
PVP仕様の船に対して自艦はPVE仕様。相手を追い込めたとしてもワープ妨害できないので勝ちはありません。それは交戦フラグをたてる前に理解していました。
勝ちは無くても追い払えるだろうという少しの自信と、戦闘を通して何かを学べそうな好奇心でロケットランチャーをぶっ放すことに決めました。

戦闘開始と同時に相手のVengeanceからスクラムとニュートが入ります。
ロケットの火力は予想どおりで、薬をキメた状態でぎりぎりタンクできそうなDPSです。
交戦前はハイスロの空きに積んでいるのはノスだろうと思い込んでいたので、ニュートをかまされたときは怯みましたが、キャパシタを十分強化していたので何とかなると思われました。

完全に捕らえられた私は長期戦と判断し、キャパシタを節約するために太陽にアラインしたままアフターバーナーを切りました。

勝負は実際に長期戦になり、500発のネイビー弾を撃ち尽くしてフルチャージできなくなったところでRage弾に切り替えます。

この辺りで相手がどういう人物か探ろうとローカルチャットに書き込むことにしました。

「nice ship!」

少し間を置いて
「so is yours :)」
と返答。

会話は以上。
私は嬉しくなって「相手が弾切れになるか、こちらが落とされるか」の勝負に集中しました。
単純に誉め言葉として受け取ったということではなく、何とも言いようがないニュアンスなので書きようがありません。

PVP慣れしていない私は、緊迫した状況なら特に手が震えてしまうのですが、この時は不思議と冷静で、テンパって無駄な操作をしたりしませんでした。
モジュールのオーバーヒートやキャパシタの管理は、自分の技術のレベルで最善を尽くしました。が、少しずつ押され始めます。

ニュートを使っていることもあって相手のキャパシタ管理もシビアなようです。
ダメージがハルに通らないぎりぎりのところでアーマーリペアとニュートを切り替えていました。
流石というか当然というか、絶対にスクラムは外しません。

1000発以上あったRage弾の底が見え始め「いよいよノーマル弾に切り替えるか」となったあたりで、相手がニュートとDPS全開で追い込みにかかります。

何とかやり繰りして維持し続けたシールドブースターが、ついに燃え尽きかけてオーバーヒート解除、キャパシタも25%を切って詰みを確信した私は、弾薬以外の船の積み荷を排出しました。
キルボでの損失額を抑えるという意図もありますが、排出した総額100M程度の戦利品の入ったコンテナを、相手への敬意を込めて所有権を放棄してブルーにしました。

できる事はやり尽くした。
1秒でも持ちこたえようと手を緩めずに、撃沈されるまでの間、充実した気分を楽しみました。

ついに船は落とされ、ポッドでワープ。
相手より先にチャットへ「gf」と書き込めたので満足感はピークに達し、Jitaまでの道のりを自分が殺されたkillメールを見てニヤニヤしながらポッドを飛ばしました。

完全な敗北。
しかもFPK屋に、スクラム等のPVP装備を別の物に置き換えて船を強化した、ある意味有利な状況でぶち殺されたわけですが、浮かれてしまう私。

私は密かにこのようなプレイヤーをティーチャーと呼び、「自分がもう少しやれるようになったら再戦したいリスト」に加えています。

いつかティーチャーを殺す。

これもまたEVE Onlineをプレイする喜びです。

FPK屋も十人十色。
殺したり殺されたりするうちに「これは」という人物を見つけるかもしれません。

2020年5月7日木曜日

探検のすゝめ〈上級?編〉ヌルで時給200M以上を目指す

【初心者にヌル探検をすすめることについて】

無謀だと思うかもしれません。
しかし、ある程度の情報を前もって知ることで、案外簡単にこなせるようになるかもしれません。それに最低限必要なスキルトレーニングは他のコンテンツと比べてかなり少なく、初期投資に対して成功した時の莫大な利益は、始めて間もないプレイヤーができる他のコンテンツと比較になりません。
たとえ無知な状態で10回に1回成功するかどうかだったとしても、数Mの船を9隻失いながら100Mの品を持ち帰れば、初期状態のプレイヤーにとっては大きな利益だと言えると思います。その成功率を一発目から50%以上に引き上げるのが今回の目的です。

今回の記事はこれまでに解説してきた探検サイトの収入が無視できるレベルの儲け話しになります。
これまでに書いてきた探検関連の記事は全てヌル探検への導入であり、それらを読んだことを前提として話しを進めるので、この記事を読んでヌル探検に挑戦することを決めたら投稿日が古いものから順に一通り読んでからにしてください。


【ヌル探検は儲かる】

ヌル探検の主な収入源はレリックサイトです。
地域によって格差がありますが、人気の地域だと少なくとも1サイト平均で30Mあって、一度のハックで70M以上の品が手に入ることも結構あります。

1サイト200M以上の利益が見込めるスーペリア・スリーパー・キャッシュと比較すると少なく感じるかもしれませんが、通常のレリックサイトなので短時間で攻略でき、かつサイトの数が多く発見が容易なので、時間あたりの利益がはるかに多いです。

タイトルに「時給200M」とあります。これは、例えばJitaからスタートで帰ってくるまでの移動も込みの時給です。つまり、現地までの移動時間を含まない場合は200Mを軽く超えることは稀ではありません。
安定して時給200Mにするのは、ヌルの渡り方やサイトの湧き場などを把握していないと難しいですが、よく分からないまま飛び込んで100M以上の品を一時間以内に持ち帰ることは、ゲームを始めて1週間のルーキーでも今回解説する内容を知っていれば十分可能です。

私は最初のアカウントを作って1か月を過ぎた頃にヌルで探検を始めました。
クローキングデバイスって何ですか?程度の知識(というか無知)で「ヌルは儲かるらしい」という漠然とした理由で単身生活できそうな地域を探しまくり、ヌルのNPCステーションを拠点にして完全T1装備のマグニートで探検サイトを主な収入源にしました。

何度もゲートキャンプやローミングの餌食になりながらノウハウを学びつつ、平均時給が100Mを超えるのは難しいことではなく、ヌル生活が1か月過ぎた頃には週に1、2本のラージスキルインジェクターをPerimeterのキープスターで買って、足りていないスキルに注入するようになりました。
*当時は物価が高騰していて、インジェクターを買い始めた時で一本900Mくらい、数か月後には1Bあたりを前後する価格でした。

ヌルセク・ブラックアウト*を機にヌルから撤退するまでの3か月(4か月?)間で、1年分のスキルポイントをヌル探検で稼いだと思います。
*ヌルセク全域のローカルチャットが遅延モード(ワームホールスペースのように星系内に滞在中のキャラクターがローカルチャットに表示されない)になった。
探検サイトを短期間で攻略しまくったので飽きてしまって、今では週に一度ヌルに行くかどうかくらいの頻度ですが、Jita発からJita着まで2、3時間の日帰り旅行で500Mのお土産を持って帰れるようになりました。
稀にですが運良くレリックサイトが湧きまくりのエリアに突っ込んで、1Bの戦利品をカーゴに積んでスリルを味わいながら帰宅することもあります。


【ヌル探検の基本情報を知る】

当然ですが、誰でもとりあえずヌルに突撃して確実に大金を獲得できるわけではありません。
「場所」と「危険」を知っていなければ大した稼ぎがないだけでなく、簡単にPKされてグソゲー認定して終了になります。

「ヌルはソロプレイヤーが行ったところで殺されるだけだから近づくな」と言う方がいらっしゃいますが、それは単に無謀なやり方をするからそうなるだけで、万人に当てはまるわけではありません。危険を知り、創意工夫で回避術を身に着け、iskの匂いのする場所を自力で探し出す努力ができる方であれば簡単にこなせるようになります。少なくともローセクを行き来するより簡単です。

この記事では具体的な場所や回避術を書きません。
場所は移り変わるヌルの情勢に大きく左右されますし、回避術は想定される状況が多様すぎて書ききれません。また自分のやり方が最善だとも思えません。
以降は必要最低限の基本情報になります。


【地域で異なる利益】

これは探検屋には常識レベルですが、長年このゲームをプレイしていても知らない方が多いのではないでしょうか。
レリックサイトからの利益はヌルセクの中でも地域によって明確な格差があり、それはコンバットサイト等に出現するNPCの種類に依存します。

具体的には、サンシャ > ガリスタス > サーペンティス >>> エンジェル > ブラッド の順です。

1サイトあたりの利益は手に入る品の相場で大きく変動することがありますが、余程のことがない限り順が入れ替わることはないと思います。サンシャ系の地域が最も収入が多く、エンジェルとブラッドはその半分かそれ以下の印象です。
その他にNPCがローグドローンの地域がありますが、そこにはレリックサイトがありません。エスカレーションが発生する特殊なデータサイトがあるので、好奇心で一度やってみると面白いですが、面倒なだけで相応の儲けがないので探検屋には通常無視されます。

地域別探検サイトの利益について参考になる記事
The Ultimate Nullsec Faction Relic/Data Sites Profitability Comparison


【プレイヤーが治めるヌル領は危険?】

基本的にはプレイヤーの領地は危険です。と思われがちですが、そうでもありません。
大手アライアンスの拠点から数ジャンプ先のシステムまでは常に誰かが警戒している可能性が高いですが、メンバーが主にログインする時間帯が自分がインしている時間帯とずれている場合、例えば標準時が日本と大きくずれる欧米系プレイヤーがメインで活動している地域は無人のシステムが多かったりします。
これは日本時間でプレイする強みですね。

このような地域はレリック湧きまくりの宝の山になっている場合があり、1時間で300M以上のお土産をかっさらってトンズラできることがあります。
ヌル領は採掘やラッティング等の金策拠点から得られる利益が莫大なので、メンバーに探検をたしなむプレーヤーがいないかアクティブになっていない場合はレリックサイトが放置されていたりします。
また、ローセクのように好戦的なプレイヤーが多いわけではありません。組織の気質によってまちまちですが、PVPは要請があった時だけで普段は採掘やPVEや生産メインのプレイヤーもたくさんいます。

注意点として、プレイ時間が長くなる土日は避けた方が良いでしょう。日本時間で平日の夜に人が少ない地域でも土日は活発になっていたり、作戦行動中の部隊と鉢合わせすることもあって危険です。

また、戦争中だとさらに危険です。紛争地になっていればなおさらですが、欧米系プレイヤーの領地でも日本とタイムゾーンが被るオーストラリア、中国、ロシア(もちろん日本も)の組織が助っ人で警戒にあたっていることもあるので、そんなところに飛び込めば十中八九殺されます。
Zkillboard(キルボ)やDotlan等の外部ツールで行き先の安全確認を事前にしておきましょう。


【NPC領を狙う】

ヌルセクにもプレイヤーが占領できないNPC領があります。
仕様上占領できないだけでプレイヤーの縄張りになっている地域がほとんどですが、プレイヤーの絶対数が少なく過疎地が目立ちます。
ヌル探検は無人でサイトが湧いているシステムをいかに探り当てるか、が重要になるのでNPC領はその点でかなり都合が良いといえます。

また、NPCステーションがあります。関係者以外立ち入り禁止にしているシタデルばかりのヌルで、ソロプレイヤーでもそれらを利用できるのが大きな利点になります。ヌルで探検をしていると高額の品をカーゴに積んでいる状態によくなります。そんな時にもNPCステーションは仮の保管庫として役立ちます。雲行きがあやしくなってきた時や、ゲートキャンプやローミングが頻繁な地域に入る前に積み荷を預けてリスクを回避できます。
ハイセクから日帰りのつもりが気が付いたら時間がたっていて眠い、となった場合でも近くのNPCステーションにドックインして続きは明日にできるのも便利だし、一層のことそこに住んでしまえばゲートキャンプが盛んなヌルとロー、またはハイセクとの境界を越える必要がなくなります。


【人気のNPC領4選】

※ヌルはしばらく行っていない地域も多く、個人的な感想なので実情と異なるかもしれません。

Stain(サンシャ領)
最も高収入が見込めるサンシャNPCの地域。
プレイヤー領のヌルに囲まれているためワームホール経由で行かない限り到着するまでに時間がかかる上に危険がいっぱい。
一本道が多くスマボキャンプが頻繁に行われる。
高額の品を積んだ探検屋の行き来が多く、それを狙うPK屋も多いためNPC領で最も危険な地域?
危険度と高収入によって探検上級者からの人気が高い。
NPCステーションが多いので拠点化しやすいかも。

Venal(ガリスタス領)
サンシャ系に迫る収入が期待できるガリスタスNPCの地域。
こちらもプレイヤー領に囲まれているがStain周辺と比べるとガードが緩く(戦争中を除く)、Jitaから近いこともあってハイセクからの日帰り探検屋の出入りが多い。
同業者とサイトの取り合いになることがよくあり、こちらの練度が低いと先に取りつくされて期待通りの収穫が手に入らないかも?

Syindicate(インタキ・シンジケート領)
NPCがサーペンティスの地域。
サンシャ、ガリスタスから若干落ちるものの十分な収入が見込める。
ゲートキャンプが少ないローからの接続があるので、見つけられれば簡単に侵入可能。
出入りが楽なエリアではT1探索フリゲートをよく見かける。
NPCステーションが各地にあって便利なのにも関わらず、犯罪者の巣窟みたいなイメージからか過疎地が多い。

Outer Ring (ORE領)
採掘野郎御用達の採掘艦独占企業ORE領。
こちらもNPCがサーペンティス。
シンジケートへの接続がある。
宇宙の果てのような位置だがJitaからでも思うより遠くない。
ブラックアウト前は平和な雰囲気で、個人的にロシア系の陽気な採掘屋住人達と仲良くなって顔パスで素通りできたこともあり探検天国のような印象だったが、ブラックアウト後に訪問したら住人の顔ぶれが変わって少々物騒になった?
ほぼ一本道になっているのでゲートキャンプがやりやすそうではあるが、あまり行われていなかった。現在は不明。


【ヌルの危険地帯】

先に述べたようにヌルの危険地帯は情勢に沿って常に変化しています。
普段は無人のシステムだからと油断して突っ込んだら艦隊がバブルまみれのゲートを囲んでいた、なんてこともあるので普段から情報収集を少しくらいはしておきましょう。
ソロプレイヤーが具体的な最新の情報を手に入れることは不可能ですが、アライアンスの雰囲気やどこが敵対関係になっているかをなんとなく知っているだけでも、「この地域に某アライアンス所属のプレイヤーが飛んでいるのは不自然だ」と早い段階で危険を予測できることがあります。
妙だと感じたらドットランやキルボで付近の様子を確認しましょう。艦隊が近くまで来ていたり小競り合いが始まっているかもしれません。

常に危険な場所もあるので調べておきましょう。
アライアンスの本拠地や金策拠点は避けなければなりません。これらもドットランとキルボで容易に特定できます。
また、拠点のシステムでなくてもプレイヤー領に踏み込んで住人に見つかった場合、ほぼ確実によそ者が来たことはメンバーに通知されていると思った方が良いです。ただの小物の探検屋と判断されれば放置されたりしますが、無関係のソロプレイヤーを装った敵の偵察の疑いがかかると殺害命令が出て追手がかかる可能性もあるので、特に拠点付近を飛ぶときは注意しましょう。

もしも危険地帯と知らずに迷い込んでゲートを封鎖されて退路を断たれたら?
選択肢は少ないです。一つは天体やら何やらをワープで移動し続けながら複数のセーフスポットのブックマークをとり、セーフスポット間をワープし続けながらも新たなセーフスポットにワープを繰り返します。セーフスポットであればコンバットプローブで特定されない限り誰もワープしてこれないので、追跡の隙に乗じてログオフ(Log Off Safely)してほとぼりが冷めるまで待つ方法です。あるいはセーフスポットでクロークしてもOKです。やり方はWikiの危険回避術に関する記事を読み漁って覚えてください。
その他、ワームホール経由で脱出、フィラメントでぶっ飛ぶ等、何パターンか後述します。

逆に都合が良い危険地帯としてサンシャ・インカージョンがあります。
場所がエリア固定ではなく各地を転々とするわけですが、通常よりも強力なサンシャNPCによる侵略地で、スターゲートにも高火力でワープ妨害もしてくるサンシャ隊がウロウロしていたりと、普段ならゲートキャンプが行われる場所であっても危険なので人気が一切なくなったりします。
ゲートキャンプがNPCに置き換わっただけではありますがバブルの脅威が無いので、NPCにロックオンされる前に(ロックオンが通常のNPCより速い)ワープできる旋回速度の船かクロークワープできる船なら、インカージョンエリア一帯に湧いたサイトは取り放題になります。
記憶があいまいですが、探検サイト内にもサンシャは湧きます。条件は「サイトを攻略したら」だったと思いますが、時間経過で出るのかもしれません。


【ヌルへ行くにはどうするか】

儲かるのは分かったけど、そこまで行くの無理じゃね?
ですよね。

ヌルへの接続は数が少ない上に主にローからが多く、ハイセクから直でつながっていて入口側ゲートが無人でもヌル側で「いらっしゃい」される場所がほとんどです。
しかしながら、年がら年中24時間体制でゲートキャンプをやっているわけではないので、ヌル側で入り待ちしていなければ素通りできます。
EVE Gatecamp Checkでルート設定すれば今ゲートキャンプ中のシステムを確認できるので、ある程度の安全を確保できます。
注意点として、「今ゲートキャンプが始まった」場合、つまり自分が最初の獲物になる場合は意味がありません。行けるかどうかの判断は経験と情報力にかかっています。
ビギナーであれば、数Mの安い船で一か八かのゲートキャンプガチャにかけてみるのも一つの手です。どうやって殺されるかを知る手っ取り早い方法は、実際に自分が殺されることだからです。回避術を習得するには殺され方を知る必要があります。

「何人で」「どんな船を使って」「どういう方法で殺すか」のバリエーションは多岐に渡ります。バブルやスマートボムを使ったり使わなかったり、入り口側ゲートでクロークした監視役に見られているかもしれません。
具体的に想定できるパターンが多ければ多いほど安全に通過する(あるいは入らないと判断する)ことができるようになります。

もしゲートキャンプ中のシステムに無事入ることができたなら(自分が入ってきたのとは別のゲートでキャンプ中の場合など)、現場のゲートから十分離れた安全な位置(500km以上推奨)でクロークしてゲートキャンプ見物すると勉強になるのでやってみましょう。「こうやって殺すのか」と「こうやって逃げるのか」が第三者視点で見るとよく分かります。
ゲートキャンプ見物する際の注意点ですが、日常的にキャンプしているゲートの場合は特に、キャンパーが前もってゲートの周辺にかなりの数のブックマークをとっている可能性が高いです。
どういうことかと言うと、プレイヤーは自分から150km以上離れたブックマークにワープすることができますから、例えばゲート付近にいるキャンパー船ならゲートから200kmのブックマークに対して0~100km手前までは距離を調整して飛んでこられます。その範囲内かそれに近い距離でクロークして腰を据えてしまうと簡単に捕まえられるので危険です。
また、ゲートを中心にして距離をあけて二重三重の球面上にブックマークを取っているかもしれないので、念のためゲートから500km以上離れた位置に腰を据えた方が安全です。
準備ができたらクロークしたまま、ゲートやキャンパーの船にLook atで視点移動させて観察します。

ヌル入りする簡単な方法はと言えば、ニードルジャック・フィラメントを使って一気にヌルのどこかにジャンプするフィラメントガチャがあります。
フィラメントはハイセクのデータサイトから簡単に手に入るし、マーケットでも安く買えるようになったので問題ありませんが、帰り道が用意されていない片道切符であることがデメリットです。
この場合の帰路はワームホール経由でどこかのハイセクかローセクへの接続を自力で見つけ出すのが一番簡単な方法になります。これはフィラメントを使う場合だけでなく、ヌルでゲートが封鎖された場合の最終経路になるので、サイトのスキャンをする際はワームホールを無視せずに、特定してどこに接続されているか確認しておく癖をつけておきましょう。
接続先を確認する方法はいろいろあるので、Wiki等で調べたり外部ツールを使ったりしてください。
2021.1.30追記
当ブログの記事「ワームホールの渡り方と儲け方」にワームホールの使い方について書いてあるので、参考にしてください。
また、運悪くプレイヤー拠点のど真ん中に飛ばされたら、もう一度フィラメント(複数持参は必須、データサイトから現地調達でも可)を使えばいいですが、二本目を使用するにはタイムラグがあるので15分経過するまでしのがなければなりません。そのまま宇宙空間に浮いていると、場所によっては即コンバットプローブで特定されてインターセプターやセイバーがぶっ飛んでくるので、クローキングデバイスは積んでおきましょう。

フィラメントについて、「Noise」と「Signal」がありますが、シグナルはアクティブな地域、つまりヌルの人が多い場所に飛ばされやすくなるようです。ノイズの方が安いし探検屋としてはこちらを選択する方が都合がいいですね。

簡単かつ確実に目的のヌルに行きたい場合はTheraを使います。読み方は「セラ」や「セーラ」「テーラ」とも。「テラ」つまり地球に由来する「何か」という説もあります。
TheraはNPCステーションがある唯一のワームホール・スペース(Wスペース、システム名が「J」から始まることからJスペースとも呼ばれる)です。
他の特徴は、多くのワームホールを持ち、Wスペースだけでなく多くの接続がハイ、ロー、ヌルにつながっていることです。Theraを利用することで、現在地から近場のThera行きワームホールを使って短時間でヌル入りできます。

「どこからTheraに入るか」「どこにつながっているか」のTheraへのほぼすべての接続は有志のプレイヤーが特定し、リアルタイムでEVE Scoutに情報が公開されています。EVE Scoutの活動に参加しているプレイヤーが実際にTheraに住み、システムに発生するワームホールを接続先まで特定した情報がWebにupされます。
誰でも無料で利用できますが、貢献したプレイヤーには利用者からのドネーションが貢献度に応じて分配される仕組みになっているので、iskに余裕が出たら気持ちだけでもiskを送ると良いと思います。
この情報を利用すればEVEにログインしなくてもどこに行けるか手に取るように分かります。
ワームホールが消失するまでの制限付きですが、穴が開いている間は出入り自由です。
参考:EVE-Scoutが提供している共有ブックマークを利用する方法について
ただしこの方法にもデメリットはあります。
多くの接続を持つ性質から、Wスペースの中でもダントツでプレイヤーの行き来が多いシステムになっています。個人の探検屋だけでなく、護衛つきの輸送任務で使ったり、20~30人の小規模フリートが敵地に殴り込みをかける際の経路に使うこともよくあり、またNPCステーションの出入り口で獲物を狙うステーション・キャンプやワームホールで出入りを狙うホールキャンプ?(私は穴キャンと呼んでいます)も盛んで、タイミングによってはヌルのボーダー越えより危険な場合があります。ご利用の際はゼッキル(キルボ)でどの時間にどの程度、どんな方法で殺されているかを確認しましょう。殺しの対象が無差別か特定の組織の抗争かも重要な判断材料です。

Theraから接続されているヌルをつまみ食いするとどの程度儲かるかの目安として動画を撮影してあるので記事の最後に載せておきます。じっくり見るような内容でもないので飛ばし見して、おおよそ「これくらいの時間でこれくらい儲けることができる」のを確認してください。特別儲かった時のものではありません。やり方を身に着けられれば「これくらはないとつまらない」程度の額です。

試した結果ボツになったものとしてドリフターのワームホールを使う方法があります。
Wスペースを除くニューエデンの各地域にはジョビの観測所があります。位置はこちら(Jove Observatoriesで確認できます。
観測所があるシステムにはドリフターが人工的に生成した?ワームホールが発生することがあります。このワームホールはスキャンする必要がなく、発生すればオーバービューに「Unidentified Wormhole」という名前で映ります。
通常のワームホールと違うところは、付近をドリフター艦やスリーパーが巡回していたりすることと、ワームホール周辺がデッドスペースになっていて、ワームホールのブックマークを直接取ったとしても0mにワープすることができません。ワープするとワームホールから80km程度離れたところに到着します。
ドリフターやスリーパーがこちらを撃ってくるかは分かりませんが、ワームホールに入るときはクロークしたまま敵をかわしつつ近づきます。
※Covert Opsクローキングデバイスでなければワームホールに近づくまでにかなりの時間が必要になります。

私は一度、観測所に湧くドリフター艦を殺して儲けてやろうと試みたことがあります。
作戦は、観測所を中心にした円周上にお互いが200km以上離れたブックマークを複数とっておいて、飛距離をブーストしたクルーズミサイルで遠隔射撃しつつ、ドリフター艦の射程に入る前に別のブックマークにワープを繰り返すというものです。
この方法で何とかなるかドリフター艦の射程距離をコルベットで下調べしましたが、300km離れているにもかかわらずドリフター艦に撃ち落とされてしまったので、この作戦はボツにしました。

ワームホール周辺のドリフターやスリーパーがこちらから仕掛けなくても攻撃してくる設定になっているかは分かりませんが、上記の経験からクロークしておくことにしています。
2021.1.30追記
ワームホール周辺のドリフターとスリーパーは攻撃してきます。
で、ドリフターWスペースに入ると、こちらも特殊です。
崩壊した(粉砕した)ワームホール・スペースの一種ですが、シグネチャの数が極端に多いです。
内容は通常のWスペースに通じる数個の通常のワームホール(0mの位置へワープできる)と、その他ジョビ観測所のあるシステムにつながる50個以上の人工ワームホールです。
ドリフターワームホールを使う方法とは、つまりTheraをはるかに超える接続をもつドリフターWスペースをハブにして各ヌルへ出入りしてやろうというわけです。
これを思いついた時はナイスアイデア!と思いましたが、試したところ観測所があるヌルのシステムは拠点になっているようなプレイヤーが常駐しているシステムが多すぎました。なのでボツです。
ジョビ観測所は拠点化しやすいところにある傾向が強いみたいです。
試したのは一度きりなので、たまたまその時の接続がそうだっただけかもしれませんが。

ドリフターWスペースの豆知識です。
5つのドリフターWスペースが存在し、遺跡化したスリーパー由来の施設だったりSOEの放置された?艦隊が整列して停泊していたりと、観光すると奇妙なものが見られるので一度入ってみると面白いと思います。

そんなワームホールですが逃走経路として使えます。
ヌルの危険地帯でどこにも逃げ場がなくなってワームホールも発生していない場合、近くに観測所があればドリフターワームホール(発生していれば)を使ってハイセクに戻れます。特定するのにかなりの時間を要しますが確実に多数のハイセク接続があるので、自分のホームから近いシステムにつながるワームホールで帰宅できます。

2021.4.25追記
手軽にヌルから脱出するのにポチベン(Pochven)に出入するフィラメントを使う方法もあります。
ポチベン行きとポチベン脱出用のフィラメントをそれぞれ1つか複数持参します。
フィラメントについては「トリグラブに撃たれなくする方法(アルファでも可」の「その2 フィラメント」の項目を読んでください。
ヌルから脱出するのに、まずポチベン行きのフィラメントでポチベンにジャンプします。
15分のタイマーが終了するまで待機し、次にポチベン脱出用のフィラメントでハイセクかローセクにジャンプできます。
行先はフィラメントの種類によってある程度絞ることができます。
また、ポチベンからワームホール経由で出ることもできます。
ポチベンからのワームホール接続はエリアがかなり限定されていて、接続先がハイセクかローセクになっているものは、元々スターゲートで接続されていた頃のマップで3ジャンプ以内のシステムになります。
(その他、WHとヌルセクのドローンリージョンへの接続もあり)
ポチベンと繋がっているワームホールは表と裏でNPCがキャンプしていることが多いです。
ワームホール付近の状況も通常の物とは異なるので、ご利用の際は下のリンクで調べてからにしてください。

【どの船に乗るか】

どの船に乗るかはヌルでの活動に大きく影響します。
始めたばかりのルーキーはT1探索フリゲート以外の選択肢がないので4つの中から選択するしかありませんが、私もヌル探検をしばらくT1艦で実行していたので当時使っていたFitを載せておきます。
注意:船やモジュールの仕様が変更されて別物になっているものがあります。ワープコアスタビライザー、インターセプター、コバートオプス等。またバブル無効モジュールが実装されてヌル探検Fitの選択肢が増えました。詳細は『バブル vs バブル無効化モジュール、およびWCS

マグニート初期ヌル探検Fit

全てT1品です。
ロースロットはナノファイバーかワープコア・スタビライザーのどちらかに統一したパターンも使っていました。それぞれ一長一短あるので実際に使用感を確かめて決めてください。
T1アナライザーでイエローハックやレッドハックをするのが難しいので、成功率を上げるためにリグでレリックアナライザーのウイルスコヒーレンス(HPみたいなもの)を底上げしています。アナライザーをT2品にできれば、リグはスキャン強度上げに変更したほうがいいかもしれません。
これが最高のFitというわけではないので、自分の好みのFitを考案してください。意外な組み合わせが見つかるかもしれません。
ドローンは好みで乗せてください。

なるべく追加でクローキングデバイスを乗せましょう。私は知らなかったので、しばらくの間クローク無しで探検していましたが、今思い返せば無謀すぎました。私が気付いていないだけでビギナーだから見逃してくれたこともあったのだと思いますが、よくあの程度のkill数ですんだな、という感じです。Fitの総額に対して高価なモジュールですが、それ以上の効果があります。
T1探索艦4機の中からマグニートを選択したなら、さらに追加でPax Amarria(パックス・アマリア)を一冊カーゴに忍ばせておきましょう。自分を殺した相手が熱心なアマー信者だった場合、「こいつ分かってるな」となって親切にしてもらえるかもしれません。

このFitでヌルの探検稼業は正直骨が折れますが、以前に紹介したプロービングとハッキングのコツ(Youtube動画)を理解していれば十分実行できます。
さらにプローブをSOE製に、アナライザーをT2品(レリック優先)に換装すれば、ほぼ問題なくヌル探検できる性能になります。
殺されても懐が痛まない必要十分なお手軽Fitです。


次に私が乗ったのはインターセプターです。

スティレット高速ヌル探検Fit

探検関連のシップボーナスが無いのでスキャンやハッキングは難しくなりますが、そこは腕でカバーしたり、特定不可能なサイト(Lv3まで特定できれば問題なし)は無視します。
機敏な船でワープも高速なので同業者の先の先を行く戦術向きです。
ハイセクからの日帰り旅行で移動時間の短縮になるのも良いところ。
居合わせた同業者がPVPFitの可能性を恐れて向こうから逃げていくという「こけおどし効果」もあったりします。
ヌル探検の脅威はバブられることですが、バブル無効のボーナスがあるので、ゲートをバブルまみれにされようがロックオンスピードをブーストしまくったタックラーでもいない限りゲートを素通りできます。
スマートボムに瞬殺されるのはどうしようもないので索敵は必須です。
ロースロットとシールドエクステンダー、データアナライザーは状況に応じて換装します。
クローキングデバイスとデータアナライザーを外してPVP寄りに換装し、戦える探検Fitにする場合もあります。

ヌル生活後半はずっとこの船で探検しました。後になってアレスも使いましたが似たようなFitなので省略します。

ヌル撤退後しばらくしてワームホールを徘徊するようになってからは王道のアステロに乗るようになりました。

アステロ・ワームホール兼用ヌル探検Fit

探検性能もさることながら戦える探索艦として評価の高いアステロです。
クローク状態を維持したままワープできるCovert Opsクローキングデバイスを装備可能。
探検屋としてはいつか乗りたい憧れの船ですね。
かっこいいので乗りたくなりますが船が高いので、ある程度稼げるようになるまでは手を出さない方が良いと思います。

ワームホールの横でぼんやり浮いていたり、のんびりハッキングしている探検屋を見つけるたびに撃ちたくなっていたので、このFitにしています。
ターゲットがベイト(囮)である可能性もあるのでタンクと速度を強化しています。
気分で大きく変更したりしてFitを試している段階です。

この船に乗っている時は、ハイセクからうっかり迷い込んだルーキーを殺してしまった場合、損害額に少しだけ色を付けたiskを即送金するようにしていますが、ルーキーkillしてもどこかの組織に所属している場合は無視するスタイルです。
今のところイージーキルでついてしまったkillマークが張り付いているだけなので、いつかは互角以上の相手のkillで飾りたいところ。

FGとしてそこそこの戦闘性能がありますがPVPFitのヘロンのほうが戦闘力が高いと思うので、ノーマルプローブをばら撒いて隙だらけのヘロンを見つけても、舐めてかかると返り討ちにされるかもしれないので注意です。
当時アルファだったAltキャラでブリーチャーに乗って、ローセクで仕掛けてきたアステロをぶち殺したことがあるので、アルファクローンが乗っている船でもPVPFitの船に勝つには相手を選ぶ必要があると思います。

次の船は用途に応じてアステロと使い分けているヘリオスです。

ヘリオスどこでも探検専門Fit

Covert Opsシリーズはそのスロット構成から戦闘能力はほぼありませんが、スキャンとハッキング性能は最高峰です。純粋な探検活動にはこれ。
必須スキルが重いことと旋回速度と最高速度に難がありますが、Covert Opsクローキングデバイス装備可能で、インターセプター並みのワープスピードと再クロークするまでの遅延が5秒という探検屋のために開発された最高の船です。
Fitに関してはこちらも模索段階で、飛ばすたびに別の構成にしています。
ヘリオスはシリーズで唯一ドローンを搭載できますが、一機のドローンでは何もできません。無理やりドローンベイを確保したのはガレンテの意地ですね。気分で旅のお供にホブゴブリンⅠを積んでいくのもアリだと思います。
ヘリオスとイミカスは、だらしないお尻がカワイイので好きです。

スキャン性能に振ったFitでコンバットブローブでの索敵に使われることもよくあります。危険地帯でヘリオス(他のCovert Opsも)が見えたら何をやっているのか分かるまで警戒しましょう。索敵のプロにかかればセーフスポットにいたとしてもDスキャンでおおよその位置のアタリをつけてスキャン1発で特定されます。あらかじめこちらのDスキャンの範囲外でコンバットプローブを撒いておいて、システムのどこにいてもDスキャンに映らないはるか彼方を一旦プローブスキャンして移動させておく方法もあるので、連続でDスキャンを回していてもコンバットプローブが映った時にはすでにスキャン中になっていて、急いで逃げないと即タックラーが飛んでくるかもしれないので注意です。


その他
ストラティオスはワームホール専用艦として使っていますがヌルで使用していないので省略。
T3クルーザーは乗ったことがないのでこれも省略。
ステルスボマーを探検Fitにする方も存在しますが、特殊な理由がない限りCovert Opsに乗った方が良いでしょう。
もう一つ変わり種としてベンチャーを探検Fitで飛ばすパターンがあります。シップボーナスでワープコア強度+2あるのでワープコアスタビライザーのペナルティ無しにスクラム一本を無効にできる、という考え方ですが素直にT1探索艦に乗った方が良いような。ガスマイニング目的のベンチャーならWスペースでよく見かけますが。探検ベンチャーはヌルでは激レア中の激レアです。ハッキング中のベンチャーを見かけたらローカルチャットで"nice ship!"と言ってあげましょう。
ジョビ艦のスネシスは戦える探索艦やいろんなパターンを試してみましたが、何をやっても何かが足りない性能に収まってしまって、最終的にはボツになりました。用途に適したFitが見つかれば使えるかもしれません。ジョビ艦の中で唯一「これ!」という使い道が思いつかない困ったちゃん扱いしています。
コンコード謹製のCovert Opsパシファイアーは面白い船ですが、金持ちが道楽で乗る船という印象。



【殺されたら】

ヌル探検は常に危険と背中合わせです。
特にT1FGは格上の探索艦と比べて隠密行動に隙が生じやすく、探検用途に振ったFitにするとタンクが脆くなるので殺されやすい船になります。
プレイヤーの練度しだいで殺されにくくすることができますが、PVPフリー地帯を飛び回る以上、いくら熟練していて強力な船に乗っていたとしても殺されるときは殺されます。(一人の例外を除く)

「殺されたら」というのは、そうなったときの姿勢です。
当たり前ですが殺されたら悔しいです。
私は一度だけ経験がありますが、シップkillしたうえでゲームの枠を超えてプレイヤー個人に対する侮辱や差別的な発言をする人も存在します。この手の罵詈雑言はCCPが違反行為としていて、悪質と判断されてアカウントをBANされたケースも過去に存在します。
殺されて腹が立っているうえに自分がハラスメントの被害者になった場合でも暴言で応戦するのはやめましょう。
毅然とした態度で「なぜそのようなことを自分に言うのか(why?の一言でも可)」問いただし、自分に非が無いことが確認できたらそれ以上相手にせずに立ち去りましょう。
相手が態度を改めて非礼を詫びれば一件落着ですが、理解のない相手とやり合っても時間の無駄です。
そんなレアケースは置いておいて、ゲームのルールにのっとってキッチリ始末された場合、こちらが暴言を吐くのはお門違いです。
応戦して殺されたら「gf(グッドファイト)」、捕まえられて一方的に殺されたら皮肉を若干込めて「nice catch!」とでもローカルチャットに書き込みましょう。

killに対する心のダメージは気の持ちようで大きく変わります。
自分を殺した相手の手腕に敬意を払えるようになれば、殺された状況を客観的な視点から正確に分析しやすくなり、結果として知識や技術の向上につながります。

ポッドkillされずにうまく逃げられたら、自分を殺した相手と会話してみるのも一興です。
例えば、「自分は初心者で知らないことが多いんだけど、もしあなたが今みたいにゲートキャンプされたらどうやって逃げる?」みたいなことです。
ゲートキャンプをやっているからといって、性格のねじれたクソ野郎ではありません。
むしろ誠実で尊敬に値する人物かもしれません。
船を失ったことが素敵な出会いにつながることもあります。
くだらない話しでもなぜか気に入られて「次は見かけても手を出さないから自由に探検していいよ」となることもあります。
人対人のやり取りもMMOの醍醐味の一つです。あなたの態度次第でゲームがもっと面白くなるかもしれません。
私はコミュニケーションとりたい系とは真逆の人間ですが、あちこちウロウロしていれば切っ掛けがむこうからやって来ることもあります。気が向いたら相手からのメッセージに応答してみましょう。

あれこれあっても結局殺されたことが気に入らない執念深く几帳面なあなたであれば、ゲーム内のメモ帳を開いてkillメールから対象者の名前をドラッグアンドドロップし「いつかぶっ殺すリスト」に追加していきましょう。キルボで相手の活動内容や船の性能を推察し、機が熟したら殺しに行きます。

そんなことよりポッドが生き残ったらどうするかですが、現場がヌルの奥地だった場合ハイセクまで無事に帰れる確率は低いです。
ポッドで帰るミッションを楽しむ手もありますが、面倒な場合は自爆しましょう。
自爆するとインプラントごと破壊されるので、高いインプラントを挿しているなら危険地帯に行く前にインプラなしのジャンプクローンに切り替えておきます。行けるだろうと高をくくっていると、後でkillメールを見ながら悲しみが込み上げてくる思い出になるでしょう。
私はヌルに住んでいた時によくこの方法でJitaに戻っていました。
シップkillされた時だけでなく、ものが足りなくなったりJitaに用があるときでも、近所のコンビニに行くような感覚でポッドでドックアウトしてセーフスポットにワープし、人知れず自爆へのカウントダウンを開始したものです。


【真の探検家のレベル】

私が知っている探検家の中でガチの凄腕プレイヤーはごく僅かです。
私のようなカジュアルな探検屋とは違って、獲物を嗅ぎつける嗅覚や素早い状況判断はチート使ってる?って思うくらい別物なので、彼らと競合した時に出し抜こうとあの手この手で挑戦しても、「小僧、探検てのはな、こうやってやるんだよ。」という勢いで負かされます。先輩パネェっス!

ヌル探検の練度について、ハッキングのスピードも確かに重要ですが、むしろその他の「どこに行くか」「どう行くか」を決める情報収集力とそれを判断する正確さ、また状況の変化に敏感に反応する対応力が圧倒的に物を言います。
レリックの湧き場になっていそうなヌルに行ったとしても、知っている凄腕探検家を見かけたら、自分の目のつけどころは良かったと満足して即場所替えすることが多いです。すでにあらかた食い尽くされているか、競合して大した収穫を得られず徒労に終わるか、場合によっては殺されるからです。

ベテラン探検家は探検屋殺しを心得ている方も多いので注意です。中にはビギナー探検屋を見つけたらサイトを譲ってくれた上に簡単なアドバイスと「Fly safe o7」のメッセージを残して立ち去る温厚な探検家もいますが十人十色です。
私の体験談ですが、「これを持ってお前のホームステーションまで無事帰って見せろ」と自分の戦利品(200M相当)をタダで譲ってくれたことがありました。その時は何とかヌルからJitaまで持ち帰ることができたので作戦成功の報告とお礼のメールを送りました。

また、探検を営むプレイヤーは、私もそうですが「咳をしても一人」みたいな孤独を心地よく感じる方が多く、目立つことを嫌います。
Youtubeの探検関連動画で「speed run」とか「Easy isk」とタイトルにあっても、あくびが出るような動画ばかりなのはそのためです。中には一見大したことをしていないように見えて、実はこの人ヤバ!というのがありますが、「分かる奴にだけ分かるように作ってある」ものなので、内容に対して評価が低かったりします。

話しは少しそれますが、ゲーム外での一般的な意味で「探検」という場合、多くのカプセラが思いつくのはKatia Sae(Blog)でしょう。
彼女は何年もの歳月をかけて撮影や調査をしながらワームホールを含むすべてのシステムを航海してしまいました。ほぼランダムに接続するワームホールを制覇したことももちろんですが、驚異的なことに一隻の船も失いませんでした。
CCPがその功績をたたえて、彼女の旅の出発点で終着点でもあるカルダリ領のフォージ(リージョン)、Saisio(システム)、Abagawaゲートのそばに記念碑を設置しています。
彼女もまた目立つことを嫌い、功績がニュースになるまでは無名の探検家の一人でした。

真の探検家のレベルやべぇという話でした。



話しを戻して下の動画は、TheraのNPCステーションを起点にして、Theraと接続されたヌルの探検サイト(Wスペースを含む)をつまみ食いした時のダイジェストです。
Theraからヌルに行き、近場のシステムでサイトを食いつぶしたらTheraに戻って戦利品を預け別のヌルへ向かう、という方法です。
個人的な理由で行く必要があるWスペースを探す活動の一環で、Theraに開いたWスペース行きの穴から2ジャンプ先のWスペースまで探索しているので余分に時間がかかっていますが、おおむねこれくらいの時間でこれくらいの収穫があるよ、という参考動画になっています。


私の動画はチャチャっと飛ばし見で確認しておいて、実際にヌル探検に繰り出そうという方は次の動画をしっかり見れば勉強になります。

チャンネルはWorstplayerever、Youtube名?はiBEAST。Tranquilityサーバーでは多数のキャラクターを使ってプレイしています。特にLussy Louが有名。
彼はEVEのトッププレイヤーの一人で、主に見ごたえのあるPVPのライブ配信をしていますが、この回は中国サーバーで新規に作ったキャラクターを使って、ほぼ初期スキルの状態でヌル探検をしています。(開始から一時間くらいでチュートリアルが終わってヘロンのFitを始めます)
彼が何をやっているのか分かれば分かるほど参考になる内容です。ローカルチャットやDスキャンのウインドウを伏せているので分かりにくいかもしれませんが、どの情報を元に判断して行動しているのか推測してみてください。
ハッキングの腕前は大したことはありません。それが逆にヌル探検で重要なことは何なのかを分かりやすくしていると思います。
後日の放送で「探検できるバトル・ヘロン」でヌル探検しているので、合わせて見るとより見識が深まります。後日放送のヌル探検の準備開始からはこちらから。
※中国サーバーは物価がかなり高騰しています。船の金額やサイトからの収穫額は参考にならないので注意してください。